あっという間に夏休み。
休暇中の帰省を見ると良い家の生まれが多いのだな。
さておき、今回はウェンディが帰省しているときに命を狙われてるということで、たまたまアルマークとモーゲンがそれを知り、防ぐというもの。
アルマークの傭兵らしさが出る戦略や戦いっぷりは見事でした。
まだ、魔法が使えないけど、これから魔法を覚えたらチートみたいになるのだろうか。そこら辺はバランス良くして欲しい。
精神的に未熟な部分がありつつも友人のモーゲンの優しさが沁みるところがあり、成長している。
入学当初からアルマークを支えてくれているウェンディが背負っているものが明らかになり、彼女を少しでも救えて良かった。ウェンディに会いに行く、アルマークとモーゲンの優しい理由は純粋な気遣いが感じられて、非常に良かった。
ウェンディが傭兵を憎んでいるが、いつかアルマークが自分の出身を明かすことがあるのだろうか。
夏の休暇、少女に迫る魔の手。アルマークは彼女を救えるのか!?ノルク魔法学院に入学し、初めての夏を迎えるアルマーク。夏の休暇は多くの生徒たちが実家に帰るが、遠い北の出身であるアルマーク、そして両親が忙しいモーゲンは、休暇中も寮に留まる。そんな二人を、王都の自分の家に遊びに来ないかとウェンディが誘う。
休暇前の試験をなんとか突破し、ウェンディを訪ねるのを楽しみにする二人だったが、そんな中、彼女から手紙が届く。家に脅迫文が送りつけられる事件が起き、ウェンディは王都よりさらに北の領地へ逃れることになったため、二人を招待できなくなったという。手紙の中で落ち込むウェンディ、そして残念がるモーゲンを見て、アルマークはたとえ遠くであっても、モーゲンと共にウェンディを訪ねることを決める。しかし道中、王都で二人が耳にしたのは、ウェンディの命を狙う北の傭兵たちの話だった。
アルマークとモーゲンは、ウェンディを救うことができるのか……!?
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