ほんっっっとに最後の野球漫画だなぁ。
野球だけでなく、様々な環境、苦しみを感じている人を描いていて、そんな人達が前を向いていく姿はグッとくる。
周りの人達の理解しようとする、誠実な姿勢にも大切なことを教えられる。
精神医学など、細かなところで悩む人達に寄り添っていくスタンスは大好きです。
あずきが野球チームに入り、ポジション争いを避けようとしてしまう気持ちは分かるが、そこから逃げたら駄目な場面では、踏み止まることが出来て良かった。ただ、まだ続いていく悩みではある。
あずきが両親に自分の気持ちを伝えて、両親も応えようとするあたりは目頭が熱くなりました。
年を取ったら沁みてしまう。
あずきがゆっくりだけど、たしかに歩みを進めていく様子から目が離せない。
登場人物も増えてきて、どう展開していくのか気になります。
次巻以降も楽しみ。
多くの人に読まれて欲しい作品です!
「この野球マンガがすごい2022」第3位!!
不登校ながらも学童野球チームに参加し、
外の世界へと一歩ずつ踏み出していく
吃音の少年・小倉あずき。
しかし「セカンド」のポジションには
すでに他の生徒がいて、「競争して奪う」
ことに抵抗を感じたあずきは、
自分の気持ちに嘘をついてーー…??小さな勇気とみんなの理解ーー、
その積み重ねの物語、第2巻!