羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

ワンダンス(9)

ワンダンス(9) (アフタヌーンコミックス)

 

カボがダンサーとしての成長はもちろんですが、人としても変わっている。

吃音を抱えているからこそ内気になっているが、ダンスを続けるうえで会話、意思の疎通が欠かせないことが浮き彫りになってくる。

壁にぶつかりながらも、カボが会話を避けずに自分の主張を行えるようになって、殻をまたひとつ破った感じがしました。

技術はまだ拙いかもしれないが、ダンスへの熱意が上手くダンスに繋がっていて良かったですね。

 

ワンちゃんの中に眠っていた、カボへの気持ちが明かされて、ニヤニヤが堪らん!

離れてから、明かされるのは良いなぁ。

 

カボもワンちゃんも再会した時にどうなっているのか楽しみだ。

 

カボと壁谷はB-BOYのバトルの大会「OVER THE PAST」当日を迎えた。B-BOYの独特な熱気で満ちた会場からカボがプレッシャーを感じていると、壁谷は言う。「今日は結構ワクワクしてんだ」高校対抗バトルで熱戦を演じたカボと壁谷。2人の2on2が始まる! 一方、アッセイの作品に参加する湾田は、先輩ダンサー・莉音からアドバイスを受ける。練習を通じてお互いを知っていく中、話題は湾田さんの「好きな人」の話に……。