羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

ひぐらしのなく頃に 巡 (2)

ひぐらしのなく頃に 巡 (2) (角川コミックス・エース)

 

沙都子がエウアとルールの確認をしていくあたりはアニメで見られなかったので、順序立てて進行しているのが非常に分かりやすい。

沙都子と梨花、互いの考えを吹き出しで明かしていくことで、沙都子がこうやって出し抜いていたのかと知ることが出来て良かったです。

 

レナとリサの問題でも時系列が整理されているので、悲劇に至ってしまったのが非常に悔やまれる。

沙都子がH173を手に入れる方法が中々ダイナミックで、そして、レナに躊躇なく打ち込めるのは悲しかったなぁ…

鷹野と富竹が失踪した理由に関してはなるほどなと。

 

1巻の時から思っていたが、アニメとは違う細かな補足があるのが嬉しい。

これは結末まで読むしかない。

 

 

「郷壊し編」完結。そして竜宮レナの絶望と頑張りの物語が幕を開ける――。

再び、昭和58年の夏が繰り返されることとなった――。決定づけられた惨劇は、演出された凶刃は、“この”ようにして作られた。漫画家・赤瀬とまとが再構築し、完全新規の最終編へと続く別解、第2巻。