新海誠さんの新作映画となれば観るしかないと思ってることに驚きつつも観に行きました。
母と娘、祖父と息子、血の繋がりのない関係と家業などの悩みを抱えていた、主人公・鈴芽と物語のキーパーソンである草太が世を乱す存在を封じ込めていくというもの。
開始早々、草太がイスに変えられてしまってどうなるのか気になりましたが、うまく物語が転がっていって上手かったですね。
世界、日本の平和を守れても大切な人が守れなければ意味がない。
必死に動き回る鈴芽が魅力的でした。
災害を起こさせないようにあちこちを旅していく様子も魅力的でした。出会いが鈴芽を支えていて、印象深いです。
様々な目的がありながらも大円団まで向かっていく過程は厳しい困難の連続でしたが、最後まで惹きつけられました。
無事に災害や親子関係などを清算出来て、優しさに包まれていた作品だったなと思います。