羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

デモンズ・クレスト1 現実∽侵食

デモンズ・クレスト1 現実∽侵食 (電撃文庫)

 

川原礫先生の最新作。SAOを書いた作者だから描けるデスゲーム作品になっているなと。登場人物が小学生だからこそ、パニックになるし仲違いも起きる。そして必死さ、緊迫感を生み出していて、楽しみなシリーズになりそうです。

序盤は少し退屈かなと思いましたが、ログアウト出来ない状況になってからはアインクラッドのようにピリつく空気感が出てきてからは、のめり込めました。

小学生が背負うには重たい状況になっていて、救いはあるのだろうか。

 

主人公・ユウマと妹のことなど、気になる点があり、どのような掘り下げがあるのか楽しみです。

 

川原礫先生は作品を抱えすぎていて、刊行ペースが難点ですが、どう物語を締めるのか気になります。

 

――これはゲームであって、そして現実だ。 川原礫完全新作!

「お兄ちゃん、ここは現実だよ!」
雪花小学校6年1組の芦原佑馬は、VRMMORPG《アクチュアル・マジック》のプレイ中、ゲームと現実が融合した《新世界》に足を踏み入れる。
事態が飲み込めず混乱する佑馬の前に現れたのは、クラス一の美少女・綿巻すみかだった。だが彼女の容姿は悲劇的なほどに変貌していた。それはゲームの『モンスター』としか思えないもので……。
「――これはゲームであって、そして現実だ」
VR(仮想現実)、AR(拡張現実)に続く、川原礫最新作の舞台は、MR(複合現実)&デスゲーム!