羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

2023年4月読んだ作品とおすすめ作品

勿忘草をさがして、横浜ネイバーズ、魔女の原罪、育休刑事 (諸事情により育休延長中)が新刊の中で特に印象的でした。

 

・おすすめ作品

居残りすずめの縁結び あやかしたちの想い遺し、すずめの少女とお片付け

勿忘草をさがして

犬と魔法のファンタジー

ゴリラ裁判の日

横浜ネイバーズ

猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット1

魔女の原罪

それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~

育休刑事 (諸事情により育休延長中)

君は医者になれない 膠原病内科医・漆原光莉と血嫌い医学生

世界でいちばん透きとおった物語

 

 

 

 

 

4月の読書メーター
読んだ本の数:34
読んだページ数:10773
ナイス数:648

世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫nex)世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫nex)感想
なんだかモヤモヤする展開だなと思ったが、最後の真相判明でガラッと変わりました。タイトルの意味がよく分かる。紙でしか販売してない理由にも納得しました。良い仕掛けですね。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/04/30/194842
読了日:04月29日 著者:杉井 光
サクリファイス (新潮文庫)サクリファイス (新潮文庫)感想
ロードレースの世界は過酷だなと。スポーツとミステリを上手く融合された作品でした。タイトルのサクリファイスという言葉が突きつけられる真実に胸が痛みます。
読了日:04月28日 著者:近藤 史恵
君は医者になれない 膠原病内科医・漆原光莉と血嫌い医学生 (メディアワークス文庫)君は医者になれない 膠原病内科医・漆原光莉と血嫌い医学生 (メディアワークス文庫)感想
血が苦手だが医師になりたい主人公。設定からして困難が予想されているが、やはり壁にぶつかる。それでもしっかり患者と向き合って、医者になるという目標から逃げ出さないのは偉いなと。希望のある締めで良かったです。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/04/28/202308
読了日:04月27日 著者:午鳥志季
育休刑事 (諸事情により育休延長中) (角川文庫)育休刑事 (諸事情により育休延長中) (角川文庫)感想
シリーズ化嬉しいです。蓮くんの成長を追ってるのも楽しいです。育児を交えながら、密室やベビーカーで追跡、アリバイなどなどミステリを展開するのが素晴らしい。また、育児しながら刑事をする秋月の苦悩も描かれていて、最後の秋月の進退には安心しました。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/04/26/203749
読了日:04月26日 著者:似鳥 鶏
それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~ (集英社オレンジ文庫)それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~ (集英社オレンジ文庫)感想
ドラマをきっかけに手に取りました。自分の知らない、知的財産というのを題材にしたドタバタ作品でした。勉強にもなるし、盛り上がりもあって、良かったです。登場人物の仕事に対する意識も高くて刺激を受けました。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/04/29/204326
読了日:04月26日 著者:奥乃 桜子
依頼人は死んだ (文春文庫)依頼人は死んだ (文春文庫)感想
読了。
読了日:04月25日 著者:若竹 七海
魔女の原罪魔女の原罪感想
やはり五十嵐律人先生の作品は素晴らしい。今回は犯罪加害者、被害者、そして傍観者、それぞれの核となる部分を炙り出していて、読み進める手が止まらない。前半は学園モノだったが、中盤以降はスリリングな展開で法廷に持っていくのは流石でした。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/04/25/205509
読了日:04月24日 著者:五十嵐 律人
チルドレン (講談社文庫)チルドレン (講談社文庫)感想
再読。久しぶりに陣内さんと出会いたくて。型破りなやり方で様々な場面を乗り越えていく姿を見ると不思議な力が湧いてきました。ミステリ、短編集としても上手い作品だなと。
読了日:04月22日 著者:伊坂 幸太郎
白い衝動 (講談社文庫)白い衝動 (講談社文庫)感想
普通、異常、何を持って判断するのか。人の理性を試すような作品で非常に刺激を受けました。
読了日:04月21日 著者:呉 勝浩
冬にそむく (ガガガ文庫)冬にそむく (ガガガ文庫)感想
現実逃避をしても、いつかは現実と向き合わないといけないということ。ダラダラ過ごす日々が魅力でした。
読了日:04月20日 著者:石川 博品
彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone? (講談社タイガ)彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone? (講談社タイガ)感想
序盤から中盤まではついていけたが、それ以降は…
読了日:04月19日 著者:森 博嗣
機械仕掛けの選択 サクラダリセット3 (角川文庫)機械仕掛けの選択 サクラダリセット3 (角川文庫)感想
再読。ケイ、ハルキ、ソウマの3人の過去編。全てはここからといったところから、現在に繋げるのうますぎる。ケイの過ちはリセットで無くしたつもりだったが、違う過ちにも重なるの辛い。ケイは間違えないが効いてくる〜 ハルキの最初の頃は新鮮だった。ソウマは報われないポジションで儚い。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/04/18/204730
読了日:04月18日 著者:河野 裕
魔女と思い出と赤い目をした女の子 サクラダリセット2 (角川文庫)魔女と思い出と赤い目をした女の子 サクラダリセット2 (角川文庫)感想
再読。ケイとハルキの関係について触れていたが、能力があるなしに関わらずに付き合っていけたら理想だよなと。どちらかといえばハルキが怯えているのをケイが拾っていくのが良い。リセットだけでなく、セーブも大事。魔女と一人の男のエピソードはロマンありました。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/04/17/204923
読了日:04月17日 著者:河野 裕
ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論 (星海社新書)ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論 (星海社新書)感想
悩みを書かれているが、ある程度知識がないとついていけないものだなぁ。
読了日:04月16日 著者:千葉 雅也,山内 朋樹,読書猿,瀬下 翔太
猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット1 (角川文庫)猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット1 (角川文庫)感想
久しぶりに再読。優しい話ではあるんだが、ケイの自己犠牲が残酷。その決断をするのも悲しいし、春埼に見せるのもなぁ。それはそれとして、バラバラに散らばったピースが集まっていく展開はやはり良い。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/04/16/205345
読了日:04月16日 著者:河野 裕
夢をかなえるゾウ2 文庫版夢をかなえるゾウ2 文庫版感想
お金がなくとも、夢を見て生きられたらどれだけ良いことか。貧乏でも幸せだと思えたら、それはそれでありだよな。
読了日:04月15日 著者:水野敬也
横浜ネイバーズ (ハルキ文庫 い 27-1)横浜ネイバーズ (ハルキ文庫 い 27-1)感想
地域に根ざした物語になっていました。横浜中華街で起こるそれぞれの問題に首を突っ込んでいく主人公・ロンが魅力的でした。問題が東横キッズ、推し、外国人、欠落した加害者意識など、現実にあるものを取り上げていていました。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/04/14/200137
読了日:04月14日 著者:岩井 圭也
Jミステリー2023 SPRING (光文社文庫 こ 1-27)Jミステリー2023 SPRING (光文社文庫 こ 1-27)感想
阿津川先生の短編があの探偵社の物語でテンションあがりました。
読了日:04月14日 著者:東野圭吾,結城真一郎,阿津川辰海,真梨幸子,白井智之,近藤史恵
斬新 THE どんでん返し (双葉文庫 あ 39-07)斬新 THE どんでん返し (双葉文庫 あ 39-07)感想
芦沢先生のゾクゾク感、阿津川先生の探り合い、伊吹先生の不意を突く話が気に入りました。
読了日:04月13日 著者:芦沢 央,阿津川辰海,伊吹亜門,斜線堂有紀,白井智之
先生とそのお布団 (ガガガ文庫)先生とそのお布団 (ガガガ文庫)感想
再読。自伝みたいな作品で作者の体験をユーモア交えて紹介しているが、実際はもっと苦しいだろうなと想像してしまいました。話せる猫という設定は良いな〜と羨ましいました。
読了日:04月12日 著者:石川 博品
ヘタレな僕はノーと言えない (幻冬舎文庫)ヘタレな僕はノーと言えない (幻冬舎文庫)感想
再読。ヘタレ男と強気な女、2人が仕事を超えて仲良くなっていくが、すれ違う。歯痒い関係でしたが最後にヘタレ返上した主人公は良かったです。
読了日:04月11日 著者:筏田 かつら
クスノキの番人 (実業之日本社文庫)クスノキの番人 (実業之日本社文庫)感想
ファンタジー要素があり、それによって起こる奇跡にグッときました。ベタだけど、想いが果たされた終盤の演奏には胸が熱くなりました。
読了日:04月10日 著者:東野 圭吾
つぼみ茸ムース The cream of the notes 5 (講談社文庫)つぼみ茸ムース The cream of the notes 5 (講談社文庫)感想
物事の捉え方はそれぞれだなと。
読了日:04月09日 著者:森 博嗣
僕が死ぬまでにしたいこと (講談社文庫)僕が死ぬまでにしたいこと (講談社文庫)感想
死ぬまでに後悔は色々するだろうが、前向きに生きたいな。
読了日:04月08日 著者:平岡 陽明
靴に棲む老婆〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)靴に棲む老婆〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
謎が前巻と似ている感じがしたが、やはり最後の真相が明かされる時に感じる構成力が素晴らしいです。
読了日:04月07日 著者:エラリイ・クイーン
少年と犬 (文春文庫)少年と犬 (文春文庫)感想
犬と様々な人、巡ってたどり着く結末はなんだが犬の力は偉大だなと感じるものがありました。
読了日:04月06日 著者:馳 星周
ゴリラ裁判の日ゴリラ裁判の日感想
タイトルが衝撃的ですか、中身はゴリラが言語を理解しているから起きる悩みや辛さの数々のことを描いていて、本質的には人と同じということ。ユニークな設定ですが、読み始めたら止まらなくなりました。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/04/08/193910
読了日:04月06日 著者:須藤 古都離
犬と魔法のファンタジー (ガガガ文庫)犬と魔法のファンタジー (ガガガ文庫)感想
再読。ファンタジーな世界で就活を通して生き方を説いてくる今作は凄い。コミカルに描かれているが就活の違和感をこれでもかと詰め込まれていて、濃い1冊でした。主人公チタンの迷える生き方は大変だろうと思いましたが、答えを出せた結末は非常に良かったです。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/04/12/200231
読了日:04月05日 著者:田中 ロミオ
狐と戦車と黄金と1 傭兵少女は赤字から逃げ出したい!狐と戦車と黄金と1 傭兵少女は赤字から逃げ出したい!感想
読了。
読了日:04月04日 著者:柳内 たくみ
継母の連れ子が元カノだった10 手を伸ばせれば君がいる (角川スニーカー文庫)継母の連れ子が元カノだった10 手を伸ばせれば君がいる (角川スニーカー文庫)感想
行き着くところまで行った感がある。
読了日:04月04日 著者:紙城 境介
勿忘草をさがして勿忘草をさがして感想
花と人、おろそかになってしまいそうな事を見つめ直していき、人の関係を前に進めていく優しい物語でした。主人公・航大がやりたいこと、夢中になれることを探していくが中々見つからない。そんな彼が様々な謎と出会って変わっていく様子が見事でした。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/04/05/201049
読了日:04月04日 著者:真紀 涼介
居残りすずめの縁結び あやかしたちの想い遺し、すずめの少女とお片付け (ファンタジア文庫)居残りすずめの縁結び あやかしたちの想い遺し、すずめの少女とお片付け (ファンタジア文庫)感想
心に沁みるエピソードが詰まった作品でした。別れからの後悔はあると思うけど、人と動物なんて感情揺さぶられますね。生者と死者を繋ぐファンタジーな設定を取り入れることで、後悔や心残りを清算していくのはグッときます。主人公の成長も追えて良かったです。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/04/02/210132
読了日:04月02日 著者:福山 陽士
ボールパークの神様 (創元推理文庫)ボールパークの神様 (創元推理文庫)感想
メジャーを舞台にしたお仕事小説。題材が珍しく、興味深く読めました。各話の題名と締めくくりが繋がっていて、読後感が良い。
読了日:04月02日 著者:本城 雅人
塀の中の美容室 (双葉文庫)塀の中の美容室 (双葉文庫)感想
塀の中と聞くと尻込みしてしまうことがあるが、実際はどうなんでしょうという疑問を与えてくれる。行きづらい場所かもしれないが、生きづらさを抱えていた人にとっては新たな発見を与える場所になっていて、気持ちを切り替えていく登場人物達が見れて、ホッとしました。コミカライズから入りましたが、良い作品です。
読了日:04月01日 著者:桜井 美奈

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