精神病にかかった人と接するのがどれだけ難しいか。他の人に分かって貰えない辛さがあるし、向き合う人にも負担はかかる。心構えが説かれている感じがしました。
佐山先生が留守で代わりにきた先生は佐山先生とは違うスタンスで患者と向き合っていて、新鮮でした。佐山先生のように寄り添う姿勢も良いが、一歩線を引いて接するのも良いのかもしれない。
先が見えない闘いになりそうですが、どうなるか気になる。
大切な人に愛されたい。見捨てられたくない。強すぎる思いが周囲を傷つけ、かえって自らを孤独に陥れるパーソナリティ障害。
耐え難い不安に苦しむ患者を前に、医療従事者は私情を挟まない適切な距離を見出していく。
第13巻は「ペットと告知」「パーソナリティ障害」の2編を収録。