7月はたくさん、良い作品が読めて嬉しかったです。
・おすすめ作品
完璧な小説ができるまで
ぎょらん
まるで名探偵のような: 雑居ビルの事件ノート
ノウイットオール あなただけが知っている
レプリカだって、恋をする。2
青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない
本嫌いの俺が、図書室の魔女に恋をした 1
ヨンケイ!!
不死探偵・冷堂紅葉 01.君とのキスは密室で
アンデッドガール・マーダーファルス 4
卒業生には向かない真実
馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow
アミュレット・ホテル
可燃物
昨日星を探した言い訳
わたしの幸せな結婚
サクラサク、サクラチル
7月の読書メーター
読んだ本の数:31
読んだページ数:11041
ナイス数:573
サクラサク、サクラチルの感想
東大受験ってサスペンスみたいだ。スパルタ家族で育ったことで東大合格以外見えてなかった染野とネグレクトにあい、家庭の中しか考えられなくなっていた星が出会い、痛みを共有することで芽生える同盟。そして、育っていく復讐計画は先が気になって仕方なかったです。これ以上ない終わりで良かったです。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/07/30/204819
読了日:07月30日 著者:辻堂 ゆめ
わたしの幸せな結婚 (富士見L文庫)の感想
アニメを見ていて、我慢できずに原作に手を出しました。美世が不遇な扱いすぎて、感情移入してしまいます。わりと流れが見える物語ですが、王道な設定ゆえに真っ直ぐに物語と向き合えます。幸せになってくれ。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/07/29/202930
読了日:07月29日 著者:顎木 あくみ
夜獣使い: 黒き鏡 (ハヤカワ文庫JA)の感想
話に乗り切れず。
読了日:07月28日 著者:綾里 けいし
いちご同盟 (集英社文庫)の感想
タイトルの意味は良かったなぁ。生きるって何。死に対する考えを見直すようになる作品。
読了日:07月28日 著者:三田 誠広
夕暮れ密室 (角川文庫)の感想
展開に惹かれましたが、最後がなぁ。
読了日:07月28日 著者:村崎 友
映画化決定 (集英社文庫)の感想
青春を削って、何かを成すのは大変だ。確かに彼女は嘘つきだった。
読了日:07月27日 著者:友井 羊
昨日星を探した言い訳 (角川文庫)の感想
何度読んでも彼と彼女の意地の張り合いに頬が緩む。倫理観や文化、人が生きていく上で必要なことを深く考えさせられる。文庫の表紙が素晴らしく、加筆もあるのでお得でした。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/07/26/210348
読了日:07月26日 著者:河野 裕
この気持ちもいつか忘れる (新潮文庫 す 29-2)の感想
そうだよな、人っていつまでも記憶していられない出来事の方が多いよな。気持ちなんて特に色褪せていく。それでも前を向く姿勢が大事。
読了日:07月25日 著者:住野 よる
ラノベも俺も好きなギャル (ファンタジア文庫)の感想
面白い会話劇でした。オタクとギャルの組み合わせは鉄板だな。
読了日:07月24日 著者:川田 戯曲
いつか憧れたキャラクターは現在使われておりません。 (ガガガ文庫 ガよ 3-1)の感想
自分には合わなかったので、途中まで。
読了日:07月23日 著者:詠井 晴佳
可燃物の感想
孤独の刑事が事件の真相に至るまで、思考を深めていく。周りの部下を使い、真相に迫っていく。手際が良くて回り道をしない人物だからか簡潔に犯人に辿り着くので読み進めやすかった。また、真相も印象に残るものばかりでした。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/07/23/210549
読了日:07月23日 著者:米澤 穂信
アミュレット・ホテルの感想
犯罪者向けに営業するホテルで起きる事件。ホテル内のルールを守っている間は何も関与しないが、ルールを守るものには容赦ない。面白い設定で、楽しめました。関係者達が悪い人ばかりなので、胸が痛まないのも良い。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/07/22/210230
読了日:07月22日 著者:方丈 貴恵
道をたずねる (小学館文庫 ひ 19-1)の感想
昭和の時代から平成へ。子供の頃から大人、また死ぬ時まで描いているのでたくさん時間の流れを感じました。仕事、友情、家族、恋、人生を生きるってこういうことなのかと没入していきました。仕事が地図の作成というのが、タイトルに繋がっていて非常に良いです。
読了日:07月22日 著者:平岡 陽明
馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow (講談社文庫)の感想
社会に属する人、属さない人の間には果てしない壁が存在するのだと痛感させられる。今回登場した柚原の考え、思考は彼が起こした行動とは別々にとして、切り捨ててはいけないものだった。悲しい余韻がありました。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/07/20/210709
読了日:07月20日 著者:森 博嗣
卒業生には向かない真実 (創元推理文庫)の感想
こんな結末を迎えるとは自由研究には〜を読んだ時からは想像出来るものではなかった。ただ、張り巡らされた伏線が表面化してきて、正義が揺らいでいたピップを思うと分からなくはないかな。最後の最後までハラハラドキドキしました。凄いものを見た。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/07/19/204310
読了日:07月19日 著者:ホリー・ジャクソン
アンデッドガール・マーダーファルス 4 (講談社タイガ)の感想
各キャラの前日譚が詰まっている1冊。津軽、静句、鴉夜のそれぞれの出生が描かれていて、これを読むとよりアンファルが好きになります。軽い雰囲気で旅をしていく一行の過去はハードなものがあったのだなと。それでも前を向いている三者の強さを感じました。最後のエピソードは落ちで痺れました。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/07/18/210917
読了日:07月18日 著者:青崎 有吾
【Amazon.co.jp 限定】不死探偵・冷堂紅葉 01.君とのキスは密室で (特典:書下ろしショートストーリー ) (GA文庫)の感想
非常に面白かった。ラノベとしても、ミステリとしても、バランスが良く読めました。主人公とヒロインの能力の種類や背景が上手く物語に組み込まれているし、ミステリとして惹かれるシチュエーションばかり。続巻が楽しみです。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/07/17/205206
読了日:07月16日 著者:零雫
幽霊列車とこんぺい糖 新装版 (星海社FICTIONS)の感想
あらすじから気になったが、展開が急すぎて軽く感じてしまった。
読了日:07月15日 著者:木ノ歌 詠
教室のゴルディロックスゾーンの感想
女子中学生の複雑な関係、心理を突いていて、モヤモヤする。だけど、すっきり霧が晴れるような出口を迎えていて良かった。自分の生きやすいゾーンとそうでないゾーンは自分次第で変えていける。学生に勇気を与えるような作品でした。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/07/25/195356
読了日:07月14日 著者:こざわ たまこ
ヨンケイ!! (ポプラ文庫 471)の感想
バトンリレーを題材に少年の葛藤を描いていました。腐ったり、気持ちが入らなかったり、様々な悩みがあるが、バトンを繋ぐ相手や渡してくる相手を思うと視野が広がるのは良いものでした。スポーツの魅力も詰まっていました。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/07/14/211048
読了日:07月12日 著者:天沢 夏月
夢をかなえるゾウ3 文庫版の感想
恋愛や仕事にうまくいかない人に読んで欲しいメッセージが詰まっている。自分を変えたいなら行動しないとな。
読了日:07月11日 著者:水野敬也
本嫌いの俺が、図書室の魔女に恋をした 1 (PASH!文庫 Mあ 1-1)の感想
まさに現代っ子な主人公が小説、本を好きな少女と出会うことで変わっていく。周りに合わせて、自分を殺していた主人公と心閉ざしていた少女が交流していくうちに芽生えていく気持ちは尊いものがありました。是非、2巻を!と願いたくなりました。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/07/11/115712
読了日:07月11日 著者:青季 ふゆ
青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない (電撃文庫)の感想
麻衣さんに訪れるピンチ、霧島透子の正体、じわじわと迫っていく危機にハラハラしました。やっぱり咲太は麻衣さんのために動いてこそだよね。霧島透子の正体に関してはあと一歩まで来た。最終章に入るということで、どう締めくくるのか楽しみ。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/07/10/210229
読了日:07月10日 著者:鴨志田 一
レプリカだって、恋をする。2 (電撃文庫)の感想
単巻完結でも良かったかなと思いながらも、どう続くのか興味がありました。レプリカという存在ゆえの悲劇を悲劇で終わらせずに、ハッピーに導いていて安心しました。今後も楽しみです。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/07/12/211742
読了日:07月10日 著者:榛名丼
デモンズ・クレスト2 異界∽顕現 (電撃文庫)の感想
小学生が登場人物だからこそ、悪意が分かりやすく露骨。しかし、最後の彼には驚いた。真相が気になる…
読了日:07月10日 著者:川原 礫
ノウイットオール あなただけが知っているの感想
一つの小説に五つのジャンルを詰め込む。発想が良いが、よく一冊にまとめあけだなと唸るしかない。それぞれの話が繋がり合っていて、その繋がりが感じられる時に感情揺さぶられるものがあるのも素晴らしい。是非多くの人に読んで欲しい。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/07/09/205643
読了日:07月09日 著者:森 バジル
まるで名探偵のような: 雑居ビルの事件ノート (ミステリ・フロンティア)の感想
日常の謎。語り手や名探偵が高校生なので、青さがあります。ただ、事件の真相に辿り着くと大人、成年が抱えている悩みや想いに触れるので、幅が広く感じました。事件の真相はもちろんですが、語り手と名探偵のコンビの距離感や登場人物の背景が良かったです。シリーズ化して欲しい。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/07/06/213929
読了日:07月06日 著者:久青 玩具堂
ぎょらん (新潮文庫 ま 60-22)の感想
死は避けられない。それが分かっていても後悔は残る。そんな気持ちをどうにか抑えるためにぎょらんは生まれたのか。ファンタジックな要素がありつつも、現実的に後悔となる出来事と向き合っていく。ぎょらんとは何か。最後まで読むと心がほぐれていくようでした。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/07/21/211658
読了日:07月05日 著者:町田 そのこ
サエズリ図書館のワルツさん2 (創元推理文庫)の感想
本の重さは持っていたい人なので、刺さります。2巻でサエズリ図書館の面々の掘り下げを行なった感じですが、本当に良い登場人物達だなと。それぞれが苦悩を持ちながらもサエズリ図書館に集まっているのは素晴らしい。紙が電子か。本への想いが強くワルツさんの頑固さが好きです。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/07/05/210432
読了日:07月04日 著者:紅玉 いづき
この夏の星を見るの感想
コロナ禍の学生達の奪われた青春と巻き起こる出来事を描いていて、貴重な10代の時間が止まったり息苦しくなっていたのかが伝わってきました。ただ、悪いことだけではなく、そんな状況だから繋がれた絆のありがたさが感じられました。星を見るのに夢中になれた彼らの青春は特別なものでした。
読了日:07月02日 著者:辻村 深月
完璧な小説ができるまで (メディアワークス文庫)の感想
完璧な小説とは何を意味するのか。最後まで読んで確かめてみたら、ゾクっとする展開で心が飲み込まれそうでした。創作の獣とはなんとも恐ろしいものです。展開の捻り方が上手かったです。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/07/02/205707
読了日:07月01日 著者:川崎 七音
読書メーター