羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

宝島社文庫

響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のヒミツの話

短編集。アニメに合わせるために書き下ろしたのかなーと邪推してみたり。本編とは違い、軽く読めるが、その分物足りなさが残りました。ただ、普段の日常の生活を書いていてくれて、よりキャラクターが頭に入ってきたように思います。時期はバラバラですが、…

響け!ユーフォニアム3 北宇治高校吹奏楽部、最大の危機

タイトルの通り、北宇治高校吹奏楽部の精神的支柱でもある、あすか先輩が部活を辞めるという緊急事態に。そして、久美子の姉が大学を辞めるという。アニメ第2期の範囲で内容を知っていても、グイグイ引っ張られます。あすか先輩と久美子の姉が辞めるというこ…

響け!ユーフォニアム2 北宇治高校吹奏楽部のいちばん熱い夏

2巻は1巻では明かされなかった、2年生大量退部の事件について。久美子がみぞれや希美と話し、あすかに相談し悩む。部活って、楽しみたい派と本気でやりたい派に分かれるから、ちゃんと意見を擦り合わせないと駄目だよな… ただ、中学、高校で理解しろって難し…

静かの海 その切ない恋心を、月だけが見ていた 下

下巻。真咲と行成の恋と進路はひと段落する。真咲は母親の進めで進学校に進み、行成は大阪の会社へ。心だけでなく、物理的にも離れてしまう。そんな不安に押しつぶされそうになる真咲が辛い。そして、自分が女性だってことも自分の口からでは言えず、他人か…

静かの海 その切ない恋心を、月だけが見ていた 上

この作品の単行本を献本で読んで、筏田かつら先生を知りました。文庫化ということで改めて読みましたけど、何度読んでも楽しめますね。行成と真咲のすれ違いながらも友情(愛情?)を育んでいってて、いつかはバレるというのを意識しながらも言い出せない真咲…

響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ

京アニでアニメ化していて、とても面白く。去年はリズと青い鳥を見て今月は最終章の映画を控えてるので、原作を読み始めました。探り探り読み進めましたが、とても面白かったです。内容は知っていても、部活特有の人間関係の歪みや厳しい空気が重くのしかか…

四月一日さんは代筆屋

四月一日(わたぬき)さんは代筆屋 (宝島社文庫)作者: 桜川ヒロ出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2018/10/04メディア: 文庫この商品を含むブログを見る (内容)広島県熊野町、「筆の都」と呼ばれる町にある一軒の代筆屋。そこには四月一日さんという、ふくよかで…