羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2022年 3月 購入予定&注目作品

3月の購入予定と注目作品をまとめました。 新作では武田彩乃先生のファンタジー要素が見える世界が青くなったらはかなり楽しみです。様々なミステリー作家が参加するアンソロジーである彼女はどんな一冊になるのか気になります。 新刊では久しぶりの続巻であ…

放課後レシピで謎解きを うつむきがちな探偵と駆け抜ける少女の秘密

青春ミステリーというので読みましたが、面白かった。 まず、主人公・結と友人・夏希の関係性が堪らん。内気な結は推理力はあるが前に出たがらない。夏希は感情のままに直進する。2人が互いの苦手を補い合って、自分ではなく相手の為に動いていく様子に胸を…

ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編6

前巻の満場一致試験の結末が堀北クラスにヒビを入れる形になり、起こるクラスの不穏な兆候。それに対して堀北、平田、須藤が動くが、清隆に意見わ仰ぐのが早いのが気かがりで、徐々に清隆に崇拝しているような感じがするのは心配だが、最後に明かされた清隆…

ワンダンス(7)

伊折対壁屋のダンス対決は互いに競い合ううちに高めあっていく、理想的なものだった。 全て出し切った2人の表情に惹きつけられました。 そして、湾田の皆の視線を集めるほどのキレキレのダンスを披露する。 さらに上を見続ける姿に胸中穏やかでいられないカ…

ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 III クローズド・サークル

今回も面白かった。 文豪要素は薄めでヒットを飛ばした作家とそうでない作家の扱いの違いや作家によって変わる担当編集者の態度だったりを描いていて、読んでいて胸が痛むがこれが現実なのかと。 そこで李奈は凹んだりしながらも小説を書けば良いという方向…

BEASTARS 14

ヤフヤとレゴシの出会いが成長している途中で良かった。 少し前のレゴシだったら、別の結果になっていたかもしれない。 ヤフヤの肉食としての揺さぶりは正直好きになれず残念。 自らの身体を張って意思を示したレゴシの方が大人に感じた。 久しぶりにハルが…

ままならないから私とあなた 文庫

読み終えて、ずしんと身体が重たくなります。 ページ数は多くはないが、収録されている2篇のそれぞれの心理描写や自分と他者との違う考えをじっくりと描いていて、最後に突きつけられる考えの矛盾さや思考の穴、傲慢さが重たくのしかかってくる構成が効いて…

夏のレプリカ

前巻の裏側の物語。萌絵の友人、杜萌にスポットが当たっていて、彼女の悩みには揺さぶられるものがありました。 萌絵も犀川先生に見せる顔ではなく、友人に見せる顔があり、それは珍しく見えました。 読み終えて、タイトルの意味と表紙の意味に連動して気づ…

幻惑の死と使途

マジシャンのマジック中に起きた不可思議な死のトリックを暴くために動く萌絵と達観している犀川先生。 萌絵の現実の事件への食いつき方は危ういを通り越している感じ。何度も犀川先生に助けられていて、鈍ってきているのか。 警察に関しても、萌絵に振り回…

変人のサラダボウル (2)

変サラ2巻、今回は手に取ってページ数少ないなと思いつつも、読み終えると満足感がありました。 ギャグと少しのリアルを織り交ぜる配分が上手いから、すらすら読めるうえに入り込んでしまいます。 サラの岐阜での過ごし方についてギャグの合間に惣助が考え…

ソードアート・オンライン プログレッシブ6

下巻。前巻から続いた話だったがクエストの流れが不規則になっていて、かつ黒ポンチョの介入もあってややこしい事に。 緩い日常もありながらもスリルがある戦闘があり、読み応えがありました。 階層ボスや暗躍している黒ポンチョなどに苦しめながらもキリト…

デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士 文庫

手話が必要な人達を取り巻く環境がシビアに描かれていたので、読むと知らない知識がどんどん出てくるが、それはろう者を知る上では欠かせないことだと感じて、読んでいきました。 ろう者、聴者、障害のあるなしや障害の種類によって生き方が異なるのが切な…

2022年 1本目映画嘘喰い

今年初映画は嘘喰い。 ミステリー作家の青崎有吾先生がおすすめしていて作品の存在自体は知っていました。 主演・横浜流星さんの演じる獏のPVでの立ち振る舞いを見て、ユニークなキャラクター性や相手の嘘を見抜く駆け引きが楽しめそうだったので期待しなが…

BEASTARS VOL.13

レゴシが一人暮らしを始めて、仕事もやっていき様々な種族と交流していくことで知識と見聞を広げていく様子は読んでいるこちらもハッとさせられます。 海洋生物のサグワンさんの考えや行動は視野を広げてくれるもので、知らない考えに触れたようでした。 セ…

希望が死んだ夜に 文庫

前から気にはなっていたが、重そうなタイトルだなと思ってたので読めませんでした。 だが、社会派ミステリも読まねばと思い、読みました。 正直、タイトル通りの結末にはかなり胸が締め付けられました。 貧困に苦しめられる少女・ネガとのぞみの2人が手を取…

金の角持つ子どもたち 文庫

本屋でプッシュされていて気になったので、読みましたが期待以上に心が熱くなりました。 主人公・俊介が自分の生き方を変えるために受験に挑む。 その姿勢に母・菜月や父、塾教師達に熱が伝染していく。 様々なことを諦めていた菜月さんが殻を破って前に進…

高校事変 IV

今回は優莉の弟の出番から始まり、ミステリ風味が強めの出だしでしたが、優莉があっさり真相にたどり着くのは笑うしかない。 やり方も相変わらず強引だが、弟への情が溢れるあたり、優莉の優しさが見えました。 事件の更に裏側に迫るために半グレ集団のなか…

その着せ替え人形は恋をする(2)

五条と喜多川さん、まだ知り合ったばかりでコミュニケーションが足りないが故に起きたすれ違いがより、関係を深める方向にいって良かった。 祖父のしんどくても好きなことだから踏ん張れる考えが五条を奮い立たせるのも、職人としての姿勢というのは良いで…

サイレント・ウィッチ III 沈黙の魔女の隠しごと

モニカの旧友・バーニーと再会することになるが、こいつがまた捻れた性格をしている。 純粋なモニカの強さに怯えて、言葉で縛ろうとするとは情けない。 モニカが過去のトラウマと向き合うことになり、心に刻まれた台詞や印象はなかなか拭えないが、それでも…

まどろみ消去

S&Mシリーズ外では初の森博嗣先生の作品。 刊行順で読み進めていこうと思っていたので、今作を読みました。 短編集って、ある程度まとまりを意識してしまうものですが、今作はまったく意識してないんじゃないかと思ってしまうくらい、不思議な雰囲気の短編…

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 18

遂に完結。 俺修羅が始まってから11年も経ったなんて、信じられない。 別シリーズがあったりメディアミックスやスランプなど色々あっただろうが、とりあえず裕時悠示先生とるろおさんにお疲れ様でしたという気持ちで一杯です。 自分が俺修羅のアニメを観た…

陰キャだった俺の青春リベンジ 天使すぎるあの娘と歩むReライフ

社畜が過労死して、起きたら高校時代にタイムリープ。高校時代やあの頃頑張っていたらという願望が叶う作品。 まさに大人の願う状況でした。 主人公・新浜は社畜の経験を上手く利用して、憧れのヒロイン・柴条院を救うべく奔走するのはスカッとしました。 …

その着せ替え人形は恋をする (1)

前から気になってはいたが手にとっていなかったが、アニメを見て、これは原作を読むしかないとなりました。 なんといってもキャラクター性ですよ。 雛人形大好きの五条が自分の好きを否定されたことを引きずっていて、我慢する生き方をしていた中、クラスメ…

半落ち 文庫

凄い物語を読んだ。 そんな気持ちになりました。 1人の警察官がアルツハイマーを患った妻を殺した。自主的に事情を明かしていく中、決して語らない空白の二日間の行動が、警察官、検察官、記者、弁護人、裁判官、保安官などの様々な立場の人に影響を与えて…

夜叉沼事件 創元推理文庫

今回は身に危険が迫ったりしなさそうで、安心して読めました。 ミステリーと俊介、ジャンヌ、アキの変化を感じられるのが噛み合っていて、良い読み応えでした。バランスが取れていました。 野上さんが俊介に諭すところや、店長がアキを思って手配したりと大…

鴨乃橋ロンの禁断推理 5

前巻からの続きの水死体事件は犯人が杜撰だなと思いましたが、ロンの禁断症状を抑える薬のテスト相手だと考えると良い小物だったのかなと。 ロンの禁断症状や過去に近づいている感触があり、読み応えがありました。 才能を持つ人が誘拐される事件としては、…

密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック

作者の趣味全開の作風で、勢いと練られた密室トリックに惹かれました。 これほど、好き勝手に書きながらも読んでいて、嫌な気がせずに作品の世界観に入れました。 密室を解き明かさないことには犯人を突き止められない。結構無茶な設定で、密室殺人が増えて…

ハコヅメ~交番女子の逆襲~(1)

警察官の現実的な事情をコミカルに描き、たまにシリアスを入れている作風で、読みやすい上に面白い。 登場人物達もはっちゃけてるので、会話がリズム良くて、良いです。 関係性も匂わせている部分があるので、そこはおいおい明かされていくのかな。 辞表を…

2022年 1月 読んだ本とおすすめ作品 読書メーターから

1月もたくさん、読めました。 新作では特に五つの季節に探偵は、が印象的でした。 新刊は印象的な作品が多めでした。中でも、コンビニ兄弟2、ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 II、名探偵に甘美なる死を、弱キャラ友崎くん (Lv.10)、永遠についての証明、…

ソードアート・オンライン プログレッシブ5

6層はパズルに凝った階層になっていて、ゲーム感があって良いですね。 ゲーム制作陣の意地悪な考えが頭によぎりそうなシステムでした笑 クエストの最中に襲撃があり、かなり危険なところでしたが、なんとか切り抜けて良かったです。裏で暗躍している奴らが…