角川スニーカー文庫
タイトル、表紙に惹かれて読んだが、読んで良かった! ファンタジーの王道である、勇者が魔王を倒す。これは美談ではなく、勇者に担われるというのはただの押し付けであると見たら、見方変わる。 タイトル見たらミステリだけど、誰が殺したかではなく、なぜ…
待ちすぎて内容覚えてないが、後藤さんのめんどくささは覚えていた。ただ、吉田も情けない。互いにお似合いのような2人だな。初めから想い合ってるのに勇気が出せない人間臭さを上手く描いていました。 とはいえ、2人が付き合うまでに沙優や三島が背中を押さ…
今回は社畜の経験が生かせない、運動が鍵になってきた。 全体的に和やかな様子でした。ピンチと言えば、新浜が運動が苦手で球技大会で足を引っ張らないように、春華にみっともない姿を見せないように特訓したことかな。 前回の人生で失敗した苦い思い出を払…
作者の作品は読んできていて、今作も作者の軽いタッチで描きながら、しっかり悩みにも追求していくので、読みやすいし読み応えがあります。 両想いの男女が親友でいる時間が長いため、中々踏み込めない2人の葛藤が良かったです。軽快な会話劇やフランクな関…
すかすかの作者の新作。 物語の流れが分かりやすく、かつ綺麗な気持ちにさせられる作品でした。 スパイ・宗史と未知の細胞・ノンが同居して、築いていく関係。そして崩れていく感情。起床転結が非常に良く出来ていて、素直に流れるがまま読み進められました…
最近の今シリーズはサブキャラクターが登場して、その人物にスポットが当たっていて、少し物足りなさがありました。 それが今回はやっと、やっとの水斗と結女の話に。 今まで、なんだかんだで中途半端に終わっていたが、年貢の納め時。 結女が覚悟を決めて…
2巻は新浜と春華との関係がより近づいていく。 今回はそんなに修羅場になることなく…と思ったら、春華の家でとんでもない修羅場が待っていた。 タイムリープしているからこそ、社畜での経験から切り抜けられたが、新浜が1周目とは違う人生を歩いていく様子…
完結。寂しいけど、仕方ないか。 1巻ごとにドラマがあり、好きなシリーズでした。 詰め込んでいて、スピーディーな展開をしているのでスッキリするのが良かったです。 今回結城の家族、幼なじみが登場して、結城と小鳥の繋がりの深さを他者の視点から感じ取…
めんどくさい後藤愛依梨の素顔が明らかに。本編ではひたすら意味深な態度をとっていた、後藤さんの過去や考えが見えてくることで彼女の本質が分かってくる。 ただ、臆病で主体性のない彼女の姿を知ると、吉田と上手くいかないのも納得。 神田が煮え切らない…
社畜が過労死して、起きたら高校時代にタイムリープ。高校時代やあの頃頑張っていたらという願望が叶う作品。 まさに大人の願う状況でした。 主人公・新浜は社畜の経験を上手く利用して、憧れのヒロイン・柴条院を救うべく奔走するのはスカッとしました。 …
好きな人と距離を詰めるために必要なのは勇気。 そのために本気を出して、踏み込んでいく姿勢が垣間見える眩しい青春でした。 高校生男女の拗れた恋愛模様だが、要所で真っ直ぐな気持ちをぶつけているから目が離せない。男子も女子も考えて、ぶつかり合って…
男女の友情モノ。 クラスで目立つ天海に隠れている朝凪とぼっちの前原が密かに交流していくのが良い緩さでホッコリします。 異性の友情として、リラックスしてくつろぐというのは良いものだなと思う次第。 ただ、中盤まではただの友情で進んでいくが、その…
凄く良かった。 今回は1巻の結城と初白付き合って、問題にぶつかった時の外から見ていた大谷視点のお話。 てっきり結城主人公の物語だと思っていたから不意を突かれました。 結城視点では見えなかった、ぶっきらぼうで、さばさばしたような感じの大谷が結城…
悠太と彩華の関係は少し特別なものだと思っていたが、それは互いに踏み込まないようにしていたから。 だが、今回は真由と彩華の間にあった壁がなぜ生まれたのかが明らかにするということで、踏み込むことに。 真由と彩華、互いが語る中学時代の話は女子の恋…
本編で三島が好きだったので、外伝として彼女の恋の終わりまで見れて大変満足です。 三島好きは必読です。 沙優が家に帰ってからのお話。心ここにあらずの様子の吉田を見て、焦ったくなる周りの人達。そんな時三島が動き出す。 後藤さん、橋本も接していこ…
暗殺者・ルーグの標的である勇者・エポナが掘り下げられる。 なぜ、女神が勇者を殺せというのかが分かる。 どういう事情があるのかなと思ったら、力はあるが、力に振り回されて敵味方関係なく虐殺する勇者は危険過ぎる。 力と精神がチグハグしていて、心配…
前から気になっていた。 アニメ見て、やっぱり読みたいなと思い読みましたが中々良いですね。 名を馳せた暗殺者が暗殺者として生き、暗殺者として死ぬ。 その後に異世界でも暗殺者になるとは。 異世界ということでスキルやらなんやらがあり、神の思惑で自分…
ローな雰囲気になると文章に魅力が出てくる作品。 前半はラノベらしい軽い日常のやりとりですが、後半は一転して青春小説のように大楠の心情を描いていて、その二面性に惹かれます。 1巻で明かされなかった江南の抱えている問題と不思議だった大楠に懐いた理…
表紙から並々ならぬ雰囲気を感じましたが、やはり大切な話が詰まっていました。 大和と結朱の偽物カップルが本物になるのか、否か。 大和と結朱のいつもの軽いやりとりは健在だが、偽物の関係から変わらざるを得ない出来事がふらっと舞い込んできて、大和と…
1巻から少し間が空いていたので、続巻無いのかなと思っていたので、無事に刊行されて良かった。 ただ、最初登場人物を頭で思い出しながら読みましたが、読み進めていくうちに思い出していきました。 由弦と愛理沙が関係が育まれていき、互いに好きが育って…
1巻で綺麗にまとまっていたとはいえ、続きが読めるのは嬉しいです。 結城と小鳥がふとした繋がりを守り抜いて、絆を固めていたように見えたが、まだ関係は完成しておらず、高校生男女らしく揺れ動く感情にほっこりします。 まだ付き合いたてなのを忘れるく…
久しぶりに原点回帰のラブコメ具合で良かった。 ここ数巻は難しいことを考える場面が多くて、物語が窮屈な感じでしたが、ここにきて緩いアホのノリ満載の青春具合が落ち着きます。 新キャラの明日葉院の拗れ具合や生徒会メンバーの自由奔放な日常は読んでて…
ライトノベルについて気になることを話し合って、掘り下げていくラブコメ。 ラノベの表紙やイラストのキャラクターの胸が大きいのか、なぜ、異世界物が流行っているのか。様々な疑問を主人公の妹が聞いていき、主人公と彼女や周囲の人達が答えていく。 地味…
表紙の通り真由がぐいぐい攻めてくる。 2.3巻で腐れ縁の彩華との距離を考えたり、元カノの礼奈との関係を修復したりと悠太の目が他に向いていたので、久しぶりに悠太と真由の話になりました。 ぶっちゃけると彩華と礼奈と比べると真由が幼く感じてしまうから…
もう、表紙だけで終わりを感じられて泣きそうになりますね。ぶーた先生の絵が素晴らしすぎる。 吉田と沙優の日々が好きすぎて終わってしまうのが寂しいと思ってしまうが、しっかり沙優の成長を見届けたいという気持ちで一気読みしました。 吉田と沙優の同居…
短編集。 店舗特典と書き下ろしが収録されているので、緩い話と胸を突く話の差がよく出ていました。 短編は短編でも店舗特典のは本当に短いので知っているいないで変わってしまうかも。 短編でも緩い話と胸を突く話の差がよく出ていました。 前半の特典はほ…
沙優の兄・一颯が訪れて吉田と沙優の同居生活に区切りをつけなければならないことに。 遂に沙優の過去が明らかになる重要な話。 なぜ、家を出たのか。そのきっかけとなる胸が苦しくなる出来事や家庭の状況などが明かされて、沙優が逃げ出すのも納得です。 …
すっかり馴染んだ関係。 吉田と沙優の互いの中で気持ちは育っていて、もう以前の出会ってない頃とは違う気持ちが芽生えてくる。だが当人達は気づいてなくて周りが気づくという。 2人が自覚した時にどうなっていくのか。 矢口に遭って、自分の傷と向き合った…
4.5巻で迷走していたが、今巻で盛り返してきたなと思っていたら一区切りだったのは残念だなと。 ヒロイン達の仙波、佐々原、会長の成田への気持ちが募ってきていて、彼女達の戦いはこれからなんだろう。 続き、これから成田達のラブコメ争いは始まりそうな状…
後藤さんに振られたことから始まった吉田と沙優の物語だが、肝心の後藤さんがなぜ吉田を振ったのかが明らかに。 ただ、後藤さんの言い分に納得はいかなかったが、吉田が素直に自分の気持ちを吐いて、筋を通すように突きつけたからある程度納得のいく落とし…