2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧
7月の刊行予定を調べました。 ラノベ、文芸、漫画、読みたい作品が盛りだくさんで楽しみです。 注目作品を下で紹介します。 ・注目の新作 あおとさくら サマータイム・アイスバーグ 衛くんと愛が重たい少女たち わたしはあなたの涙になりたい ナイフを胸に抱…
久しぶりに読み返しましたが、最初に読んだのが6年前なので、新鮮な気持ちで読めました。 素晴らしいくらい、危うい小説。 惹き込まれること間違いなしの作品です。 作品の入口が衝撃だが、そこに至るまでの過程には徐々に情報を明かしていく塩梅だったり、…
前半は社会人パートで、厄介な上司に振り回されたり、クレームやマスコミの攻撃を受けながらもなんとか立て直そうと働く姿は応援したくなりました。 わがままな人が昇進していくのが腹立つのは社会人の総意かと。 今作は章の間に挟まれている不思議な漫画が…
高校生男女が旅をする。 良い青春でした。 一人旅好きの主人公・海人の親と旅館の女将さんが再婚することにより、義理の妹・栞が出来る。そのことにより、起こる変化。 栞は亡くなった、父の影響。 海人は亡くなった、母の為。 想いは違えど、旅をしたいと…
sumikaが好きなので、読んでみました。 片岡さんの人生を振り返っていて、こんなことがあったのかと驚きました。そして、出会う出来事に対しての捉え方がまた優しい。そして、血が通っているように感じました。 単純に読み物としても楽しめるし、片岡さんの…
クザクもセトラも殺されて、メリィは不死王に呑まれた。 ハルヒロの側に残るのはユメ、ランタ、あとはペット達。 これはハルヒロも心が折れる。 いや、ハルヒロだけでなく、様々な人の視点から絶望的な状況を映していて、なんて無慈悲なんだ。 誰だって、諦…
文化祭。 長谷部の復讐、龍園の裏切り、動こうとしない櫛田、様々な障害がありつつ、クラスのメイド喫茶を成功に導くために様々な手を打つ清隆が流石。 長谷部の復讐に関しては地味だけど、効くやり方。しかし、対処の伏線は予想出来たが、心に来るものがあ…
似鳥鶏先生の最新作は青春モノ。 暗号を解くというミステリー要素があるが、それよりも男女4人が一夏の青春を謳歌している様子が印象的でした。 思春期特有の男のモヤモヤした感情を見事に掘り下げていて、クラスで目立つ清春と目立たない主人公・ライの友…
先日、公開された恋は光を観に行きました。 人が恋しているとその人がキラキラ光って見える主人公が恋とは、なんだと考えていく。 恋を知りたい、恋を諦めている、普通の恋が出来ない、そんな悩みを抱えている少女達と主人公が恋について、あれこれ考えてい…
荒川弘先生の最新作! いつも後追いだったので、1巻の発売から読めて嬉しいです。 今作は現代を舞台にツガイというファンタジー要素を取り入れています。 説明もなく、流れるがまま進んでいきます。 まるで映画みたいなテンポ感で読んでるこちらも主人公の…
短編、エッセイ、それぞれ企業から出されたお題に答えた作品の数々。最初はちょっと心配していたが、流石は朝井リョウ先生。どの話も惹きつけられる魅力があって、最後までワクワクして読めました。 朝井リョウ先生の自由奔放でありながら、読み始めたら掴…
今巻は正直、グッとくるところはなかった。 それでも、各人物の変化が禍々しくて、気づいたら読み終わっていた。 なんでか知らないけど、中毒的な魅力があります。 サラが小学校を支配し、友奈は新たな学校で立ち位置を決める、リヴィアは相変わらず予想外…
久しぶりの続巻で分厚い。正直、登場人物を把握するのが大変だった。しかも入り乱れての乱闘は中々。それでも終盤の乱戦を描き切っていたのは見事と言うしかない。 前半は記憶を掘り起こすのに力を使ってしまったので、次巻は出来たら早めが嬉しい。忙しい…
優しくて暖かい小説です。 単行本で読んでいましたが、表紙が変わっていて、可愛らしかったので読みました。 良い読書でした。 様々な実在する小説が会話に出てきていて、知っている人はニヤけてしまう。チョイスが良い。 タイトルのクラゲを呼ぶというのは…
参加している作家陣に惹かれて読みました。 結果、素敵な短編の数々に出会えました。 個人的には、道尾先生、芦沢先生の短編が飛び抜けて好きでした。最初から最後まで気が抜けないうえに、結末までたどり着いたら頭から離れない余韻があったのが良かったで…
競歩という競技は知ってはいるが、どんな気持ちで歩いているのか、何を目標にやっているのかを知らなかったが今作を読めば競歩というのは我慢と爽快感が隣り合わせの良い競技なんだなと勉強になります。 最高のスポーツ小説でした。競歩という競技について…
レゴシが学園を離れてから変わってしまったようで、肉食獣と草食獣が共存から離れていき、それぞれが別々に住み分けてしまうのは残念だなぁ。 その中でも演劇部の面々が種族の違いを受け入れながらも共にいようとしている姿はよりよく映ってきました。 粗暴…
限界オタクめくるの声優としての悩みにスポットを当てていて、悩みながらも自分の声優としてのあり方を考えていく。 今まで頼りにしていた、めくるの脆さが明かされて、競争率が高い声優界では致命的なものだった。 自分よりも周りの声優の事を思ってしまう…
今回は別シリーズの登場人物が参戦してくるが、知らなくても問題ないです。 推理小説としてかなりフェアな事件だったなと。ただ、真犯人に関してはたどり着ける余地があったかは分からない。李奈の行動には驚いた。 ある程度は予想出来るシチュエーションだ…
いやー、良かった。 前巻が悲しめな余韻があったので、どうなるかと思いましたが、収まるところに収まりましたね。 彩葉とヤヒロが分断させられる状況にヤキモキしながらも、しっかり再会する場を盛り立てていたのは流石でした。 まだ、3巻ですが、ヤヒロと…
タイトル、表紙、あらすじから気になって仕方なかったので、買ってすぐ読みました。 久しぶりにファンタジー作品でどハマりしました。 人は竜を殺して資源を得る。そんな世界観と登場人物の宿命が綺麗にマッチしていて、より悲劇を際立たせていた。久しぶり…
主人公の石平が成長していて、行動が変わっていくのは魅力的です。 ご利用者への言葉や気遣いが変化してきていて、石平が立派に図書館職員をやっているのが素晴らしい。 石平の友人も変わってきていて、作品全体的に登場人物が変化していく様子が見れるのは…
好評なようで、気になって読んでみたらおすすめされる理由が分かる。オードリーとしてヒットした若林さんの細かなところを気にしたり、周りの社会人に合わせられず四苦八苦している様子をエッセイとして読むと、かなり好奇心をくすぐられる。きっと、自分に…
小鳥遊と鷹央の関係は安定しているが、それを崩しにいくことで揺らしていくのは良かったと思います。 小鳥遊と鷹央の関係は仕事上同じ場所にいられるのだなと再確認出来ました。社会人として上からの辞令には逆らえない。別れそうになる2人にハラハラしつつ…
最近、岩井圭也先生の作品にハマっていて、今作は刑務所の医者という未知な職場を舞台にしているので気になりました。 主人公の史郎が母の介護についてや自分のやりたいことではない刑務所で医者の仕事をすることについて、考えていき、変化していく様子は…
ルイ… シシ組に入っていたおかげでこんなにも影響があったとは笑 レゴシを笑えないぞ。 レゴシとルイが手を取り合っていくのは心強いな。 メロンの表の顔は上手く擬態して世に紛れているなと思いましたが、ハルに興味をもってしまって嫌な展開に進みそうで…
2巻は新浜と春華との関係がより近づいていく。 今回はそんなに修羅場になることなく…と思ったら、春華の家でとんでもない修羅場が待っていた。 タイムリープしているからこそ、社畜での経験から切り抜けられたが、新浜が1周目とは違う人生を歩いていく様子…
千夏と雛、それぞれ大喜への接し方が違っていて、それが現在の立ち位置を表している。 千夏の中では徐々に気持ちが膨らんでいるが、大喜は気づいてない。 雛はもう好きだと自覚しているが、大喜は見ていない。 焦ったいが、静かに関係が動き出しているのが…
新作でおすすめ作品は文庫化作品ですが、 様々な家族の形を描いた、うつくしが丘の不幸の家は良い読後感でした。あと、ラノベで受験勉強を題材にしているまじべんは今後が楽しみな作品でした。新刊では、数年ぶりの続巻の青春絶対つぶすマンが良かったです。…
田代ファミリーとの戦いが終わり、穏やかな日々がと思いきや、さらに激化していくとは思いもしませんでした。 今までは半グレ相手だから無双出来ていたのか。 今回、戦場に出ることになった結衣だが、軽く捻られる。今まで通りいかずに苦戦するのが珍しかっ…