2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧
望公太先生、MF文庫に登場!年上ものっていうか、おねショタだ。作者の趣味全開でやりたい放題やってるのに、芯のある物語になっている不思議。世界を救った少年は世界に救われなかった。勇者としての使命を果たした少年がある理由で追放される。追放された…
3月はバランス良く読みたい新刊がばらけていて、安心です。3月1日・角川スニーカー文庫キミの忘れかたを教えて2・講談社ラノベ文庫魔法使い黎明期23月4日・ジャンプコミックス早乙女姉妹は漫画のためなら⁉︎3忘却バッテリー3・KADOKAWA服を着るならこんなふう…
第27回鮎川哲也賞優秀賞受賞作おれの殺人を言葉で止めてみろ。連続殺人犯と新聞記者の新聞を使った紙上戦。凄い情報量と登場人物の細やかな機微の変化を描写していて、物語に引き込まれていきます。次々と明かされていく事実に振り回され、辿り着く真実には…
心の中に足りないもの。欠けているもの。そんな隙間を埋めてくれる存在、イマジネーター編。上巻。上下巻の上巻なので、伏線をいたるところに配置している段階なので、物語的に起伏が足りないです。ただ、下巻でどう回収していくかは楽しみです。安能くんは…
(内容)海新高校ジャーナリズム研究会の啓介と真冬。「真実」への向き合い方の差からすれ違ったまま、真冬はもうすぐ卒業を迎える。啓介は、ユリの提案でかつてのソ連強制収容所で起きた「クリスマスイブの奇跡」について調べることに。その過程で自分の変化…
(内容)かつて魔王戦役にて魔王軍に与した灰エルフの子孫たちが、“魔王の左腕”を奪還すべく五芒国へと再び侵略を開始する。灰エルフたちの鍛え抜かれた弓の腕と馬術によって、フライスラントの地に多くの血が流れ、兵たちが敗北を重ねる戦況にカレルが、ヴェ…
(内容)「世界が普通すぎる」という悩みを解消するため、涼宮ハルヒが立ち上げた謎団体SOS団。その目的は宇宙人未来人超能力者を探し出して一緒に遊ぶことだが、すでに宇宙人(以下略)の不思議的存在に出会っていることにハルヒは気づかない。活動目的を果たせ…
一度諦めてしまった。投げ出してしまった。松本修が大学を中退し、実家に帰ってきて、腐っていたところから立ち上がり、再生する物語。腐っていたときに故郷に戻り、昔やってしまった過ちと向き合い、以前から付き合っていた人たちに助けられて、何かを成し…
その白さえ嘘だとしても (新潮文庫nex)作者: 河野裕,越島はぐ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/05/28メディア: 文庫この商品を含むブログ (9件) を見る 階段島シリーズ第2巻。階段島シリーズの中で一番印象深いといっても良いお話。クリスマスが近づ…
初武田綾乃作品。女子高校生がカヌーという競技に様々な角度から、色々な考え方を持って挑んでいて、なんの部活をやっていても現れる天才や実力を発揮する難しさにぶつかる。そして人間関係も葛藤が渦巻いていて、素人でも明るい舞奈が癒しになってます。今…
筏田かつら先生の甘い、そしてちょっと辛い恋の物語でした。社会人の県庁職員・浩己と凄腕の職人・彬が仕事の関係から休日お手伝いに行き、関係を育み、次第に恋に落ちる。1巻完結だから駆け足気味な展開で、もっと話を広げられるんじゃないかと惜しい気待ち…
やがて君になる(5) (電撃コミックスNEXT)作者: 仲谷鳰出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2018/01/26メディア: コミックこの商品を含むブログ (1件) を見る 踏み込む、侑。踏み込めなかった、沙弥香。少しの差が関係において差がついていて、この物語は生きて…
電撃小説大賞銀賞受賞作王道な物語で、多少物足りなさを感じるが、読み終えた後は爽快な気分になる。終わり良ければそれで良しみたいな感じか。主人公の水無月が危険なオートマタということで世間に認知されてるというのに、自分の破壊衝動を優先して、言い…
電撃小説大賞銀賞受賞作優しいファンタジー作品でした。主人公のウォレスがリィリ、ルチアと交流を深めていき、自分のあり方、失った記憶を見つけだす流れはありがちかもしれませんが、人と人の繋がりの大切さを感じさせるもので、読み終わったら、胸が暖か…
キノの旅 XVI the Beautiful World (電撃文庫)作者: 時雨沢恵一,黒星紅白出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2012/10/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (22件) を見る 今巻は全体的に薄味で、サラーと軽く読…
言葉、ファンタジー、SF要素、全てが自分のフックに引っかかりました。興味が深まり、手にとって読んでみたら、超超超面白かったです!カジキが旅の道中で出会う"友達"達との縁はとても良くて、物語の終盤でぶつけ合う想いに胸が震えました。そして、物語全…
以前から面白そうだと思ってたが、絵や物語が自分に合うのか分からず、読めませんでした。ただ、このラノダブル1位、ということで1巻は読んでみようと思いました。読んでみたら、ビスコとミロの熱い旅でした。次々と現れる敵を撃破しながら進むので、もう少…
(内容)「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」高校入学早々ぶっ飛んだ挨拶をかましたえらい美人、涼宮ハルヒ。誰もが冗談だと思うこの言葉が大マジだったことを、俺はのち…
ファン通文庫らしい、真っ直ぐな青春でした。そうだ、こういう物語を待っていた。というか今作が出るまであまりファミ通文庫の新刊を読んでなかったので忘れてました。 ファミ通の昔ながらの持ち味だと思うので、売れ線から外れていても青春作品を出してほし…
2月1日から公開されている、池井戸潤先生原作の七つの会議を観てきました。日本の社会人は必見な内容でした。会社で働く大変さがこれでもかと詰め込まれていて、観ていて、心がすり減りそうでした笑 会社内の不祥事を知って見て見ぬ振りをして過ごすようなの…
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (13) (ガガガ文庫)作者: 渡航出版社/メーカー: 小学館発売日: 2018/11/20メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る (内容)暦は雪解けの季節を迎えるが、新しい希望の芽吹きはまだ遠く感じられる3月。それ…
最近、スニーカー文庫はweb小説から上手く書籍化に持ち込むなと。今作は、妹・蕾(5歳)の為に放課後を全て費やすために気配を消し、早く帰宅する帰宅部エースである兄・日向が軸に回る、ほのぼの系ラブコメ。優しさに包まれた作品で、ただただ幸せだった。蕾…
・新刊で面白かった作品ひげを剃る、そして女子高生を拾う。3七つの魔剣が支配するⅡ賭博師は祈らない5天才王子の赤字国家再生術3ようこそ実力至上主義の教室へ10・新作で面白かった作品虐殺スペック赤三月さんと低スペック九木野瀬くん1/2ーデュアルー死にす…
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)作者: 冲方丁出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2018/10/06メディア: 文庫この商品を含むブログを見る (内容)廃病院に集まった十二人の少年少女。彼らの目的は「安楽死」をすること。決を取り、全員一致で、それは実行…