羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

涼宮ハルヒの溜息 角川文庫

涼宮ハルヒの溜息 (角川文庫)

(内容)

「世界が普通すぎる」という悩みを解消するため、涼宮ハルヒが立ち上げた謎団体SOS団。その目的は宇宙人未来人超能力者を探し出して一緒に遊ぶことだが、すでに宇宙人(以下略)の不思議的存在に出会っていることにハルヒは気づかない。活動目的を果たせないまま、来る文化祭でハルヒが映画を上映すると言い出した。撮影中俺たちは、ハルヒの思いつきで起こる世界改変に振り回されて―!?

(感想)

文化祭の出し物として、SOS団は映画を作ることになり、ハルヒに振り回される面々。小泉、長門、朝比奈さんは各勢力の都合で、あまりハルヒに口出しできないから、言う通りに動くしかないのは辛すぎる。ただ、そこはキョンがはっきりとハルヒに怒るのは主人公だよなと。

随分とフラストレーションが溜まる展開でしたが、結局のところハルヒキョンとの距離を近くに置いて勘違いしてたっていうね。


仲直りする為にハルヒに歩み寄るキョンが不思議な格好良さがあって、やっぱりハルヒの隣にはキョンが必要なんだと感じました。


ハルヒという台風をどう導いていくのか、見ものですね。