2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧
再び短編。 懐かしいマナトがいる時のモグゾーとランタの料理対決はさもあり何といった結末だが、息抜きには丁度いいんじゃないかな。 メリィがハルヒロ達と出会う前のどこに向かうかわからない時期は仲間を失った悲しみと出会う冒険者の下衆な部分に触れる…
ぐんぐん成長してきて様々なスタイルに挑戦していくカボだが、まだまだ未熟と壁にガツンと当たりながらも反省して自分に出来ることを発揮して微かなチャンスをものに出来て良かった。 トントン拍子にきてきた中で、うまくいかなかったって出来事をただ残す…
表紙から青春の淡さが感じとって読みましたが、抜群の切れ味でした。 青春の痛さや複雑さが好きな人には間違いなく突き刺さる作品でした。 高校3年生という部活の集大成の時にチームの大黒柱である川木から突然別れを告げられるところから始まる。 上の世界…
2020年もあと2か月ですか。 早い、早い。 11月は新作、新刊共に購入したい作品がたくさんです。 新作では流行りのラブコメ要素が入っていそうな「僕に興味をなくした元カノと幼馴染な今カノが修羅場ってる」はどんな作品か楽しみです。 また、「放課後の嘘つ…
朝井リョウ先生の作品は桐島〜を読んであまりしっくりこなかったですが、今作はずっしりきました。 映画監督を目指す尚吾と紘の2人が別々の道に進み、映像を作っていくうちに縛られていき、自分が何の為に作っているのか分からなくてなってくる。 勢いがあ…
以前から気になっていてアニメを観たら読むしかないと思いました。 現代を軸に呪いが蔓延る世界で主人公の虎杖悠二が祖父の言葉を糧にして普通の日常から未知なる世界へ飛び込む。 ダークな作品だが緩いときはあるのでメリハリがあるのは良いですね。 危険度…
家庭環境によって人生は左右されるのは辛い。 しかも子供は親を選べないし、親も子を選べない。無常だ。 運が悪く、毒親を引いてしまった主人公灰村のもとにまた毒親を引いてしまった逢崎が現れる。 親の歪んだ愛に殺されそうになっている2人が出会い、大き…
短編集。円盤を集めていなかったので、ありがたい。 本編が過酷な状況なので、初期の雰囲気だけでも癒されるというか浸れました。 ゴブリン退治した頃のジタバタした感じが好きなんですよね。 ユメ、シホルがギルドの師匠と出会ったエピソードはなんか微笑…
今、注目のシリーズ第2巻。 1巻からあまり間をおかずに2巻が出るのは嬉しいですし、コミカライズ化も進んでるようで、盛り上がっていくと良いな。 2巻もミステリーとしてとっかかりが上手くて読める読める。 依頼も様々で、話ごとに読み口も色々変わってく…
全学年入り乱れる無人島試験スタート。 まずは伏線を撒いていく感じで、様々なところにスポットを当てていたが、まだ足りないんじゃないかな。堀北とか伊吹の単独行動とか平田とか、キャラが増えすぎて難しくなってきましたね笑 1年、3年が不穏な動きを見せ…
伊坂幸太郎作品に最近ブームになっていて、最近本屋に行ったらよく並んでる今作を楽しみにしていました。 ノンシリーズなので前知識は必要がないので入りやすいかと。 読み終えた後は上質な変な小説。という不思議な感触でした。 時系列ずらしたり、意味が…
1時間のアニメーション映画で各話15分で4話構成で、どんどん進んでいきます。 女性同士、男性同士の同性が好きな人のモヤモヤした感情やふわふわして落ち着かない話があったり、幼馴染の男女が性と向き合っていき、互いのことを見ていくようになったり、セン…
カミツキレイニー先生の新作は魔女裁判が起こる世界で魔女が猟犬と共に世界を救うというもの。 表紙の迫力からして買わざるを得ない。 まず、世界観がしっかり練られていて読んでて違和感を感じずに作品に入れました。 人間のエゴなど醜い感情が渦巻いてい…
ステイホームの密室殺人にこちらの話がチラッと挟んであり、興味が湧いたので読みましたが正解でした。 医療ミステリーとして専門用語がありましたが、楽しめました。 働かないが能力はある上司三神さん、生意気な後輩宗方や愉快な仕事仲間達に囲まれながら…
賭博師は祈らない、吸血鬼に天国はない、の周藤先生の新作。 髭の執事・ロイドが猫耳のお嬢様・エミリアに付き添い、自分探しの旅に出るというもの。 エミリアのわがままにロイドが付き合って解決していく。 一見無鉄砲に感じるエミリアだけど、要所で物事…
チルドレンの続編。 今回は少年犯罪でも重い殺人問題について書かれていた。 未成年の重罪への世間の風当たりの強さは行き場のない気持ちをどこかに向けたくなる人間の弱さからなのかなと。 被害者が加害者を怒るのはまだ分かるが、関係ない人が怒りだして…
ジェリーフィッシュは凍らないで有名な市川憂人先生の新作。 1年に1冊ペースが早いのか遅いのか分からないが、どの作品も読み応えがあるのでいつまでも待てます。 今作は無菌病棟で起きた殺人。 その殺人が起こるまではタケルとコノハのじゃれあいに頬が緩…
正統派の純愛になっていきそうなラブコメでした。 主人公・朝陽が冷たいと言われている美少女の冬華とふとしたきっかけで知り合い、2人の距離が近づいていく過程が丁寧で、冬華が朝陽に心を許していくのが凄く良いです。 簡単に絆されるのではなく、しっか…
今年の鮎川哲也賞の受賞作品はどんなミステリーだと期待してたら見事に読者の隙を突くようなトリックと犯人の姿が目撃者によって違う色を指しているという魅力的な設定を上手く利用した力作でした! 介護施設で殺人が起きるので、犯人を見たのを覚えていら…
1巻で仮のお付き合いすることになった黒矢と白森先輩はデートをする。 周囲には秘密だけど、秘密にしている分やりたい放題やる開き直りの良さが作品として良いテンポを作っている。 大体、白森先輩が黒矢をからかって引っ張っていくが、ところどころで黒矢…
素敵な年の差同居ラブコメでした。 読み始める前までは軍師ってどういうことだ?と思っていたが、心理学の知識を駆使してサポートしていくというものでした。 主人公の史樹は終電帰り残業当たり前の社畜サラリーマンだが、定時で上がりたい。 史樹と同居す…
アニメが放送され始めたので読みました。 タイトルの通り、安達としまむらの話です。 特別な理由はないが、周囲に馴染めない2人が距離を測ってちょっとずつ近づいていくが離れていったり焦ったい心理描写が巧みでした。2人が授業サボって卓球してだらだら過…
前巻から入ったパラノの世界は実に厄介なところで、心の奥に閉まっている弱さを無理矢理引き出されてしまい、それが外側に出てきてしまうので、たまったものじゃない。 だが、パーティーがぐらついている今、各々が抱えている弱味を吐き出されて向き合った…
現在実写映画が公開されている小説の神様。 相沢先生が苦しんでいたときに生み出した傑作です。 自分は初めて小説の神様を読んだときに、衝撃を受けました。 小説家が小説を生む苦しみをこれほどまで生々しく、シビアに描いていたので、傷つきながら書いたの…
作者の別作品を読み、気になる作家さんだなと思ってたら新作が出ていたので読みました。 率直にいうと辛さや痛みを感じつつ幸せに包まれる読後感でした。 辛い、痛い、というのは登場人物の綺麗な内面と汚い面が見事に描かれていたからだと思う。 主人公の…
殺し屋シリーズ最新刊。 グラスホッパー、マリアビートルを読んだら今作を読むしかないってくらい好きなシリーズです。 作者いわくシリーズってわけではないそうですが、そう括られているので。 殺し屋の兜が恐妻家で、家庭でいかに平和に過ごそうと繊細に勉…
ユメと別れて、旅を続けるハルヒロ達。 各々がユメの気持ちを受け止めていて、ハルヒロはユメの気持ちを組みたいけど、リーダーとして痛手を負って悩む。 ランタに続いてユメも抜けるとなると雰囲気や戦闘時のバランスが取れないよな。 シホルはユメの気持…
カボが遂にダンスコンサートに参加。 外の世界へ出てきて、また一段とギアを上げていくのは素敵ですね。 自分の中に溜まっている情熱をダンスに注入していくことでさらに凄みが増してきていて、カボ自身手ごたえを感じているが、湾田が評価されて先へ行くこ…
遂に公開。 相沢沙呼先生の原作を読んで心揺さぶられて、何度か読み返している好きな作品なので、絶対観に行こうと思ってました。 感想としては優しい小説の神様って感じでした。重要な一也や詩凪の壁にぶち当たり、苦しむことはそうなんだが、秋乃の友人達…
9月は季節の変わり目なので体調が悪い時が少しあったが、上手く乗り越えられました。40冊も読めれば良いですね。・新作で印象的だった作品似鳥鶏先生の「生まれつきの花」 住野よる先生の「この気持ちもいつか忘れる」 この2作品は実力派作家の新作で、やは…