ライトノベル
文化祭。 長谷部の復讐、龍園の裏切り、動こうとしない櫛田、様々な障害がありつつ、クラスのメイド喫茶を成功に導くために様々な手を打つ清隆が流石。 長谷部の復讐に関しては地味だけど、効くやり方。しかし、対処の伏線は予想出来たが、心に来るものがあ…
今巻は正直、グッとくるところはなかった。 それでも、各人物の変化が禍々しくて、気づいたら読み終わっていた。 なんでか知らないけど、中毒的な魅力があります。 サラが小学校を支配し、友奈は新たな学校で立ち位置を決める、リヴィアは相変わらず予想外…
久しぶりの続巻で分厚い。正直、登場人物を把握するのが大変だった。しかも入り乱れての乱闘は中々。それでも終盤の乱戦を描き切っていたのは見事と言うしかない。 前半は記憶を掘り起こすのに力を使ってしまったので、次巻は出来たら早めが嬉しい。忙しい…
限界オタクめくるの声優としての悩みにスポットを当てていて、悩みながらも自分の声優としてのあり方を考えていく。 今まで頼りにしていた、めくるの脆さが明かされて、競争率が高い声優界では致命的なものだった。 自分よりも周りの声優の事を思ってしまう…
いやー、良かった。 前巻が悲しめな余韻があったので、どうなるかと思いましたが、収まるところに収まりましたね。 彩葉とヤヒロが分断させられる状況にヤキモキしながらも、しっかり再会する場を盛り立てていたのは流石でした。 まだ、3巻ですが、ヤヒロと…
タイトル、表紙、あらすじから気になって仕方なかったので、買ってすぐ読みました。 久しぶりにファンタジー作品でどハマりしました。 人は竜を殺して資源を得る。そんな世界観と登場人物の宿命が綺麗にマッチしていて、より悲劇を際立たせていた。久しぶり…
2巻は新浜と春華との関係がより近づいていく。 今回はそんなに修羅場になることなく…と思ったら、春華の家でとんでもない修羅場が待っていた。 タイムリープしているからこそ、社畜での経験から切り抜けられたが、新浜が1周目とは違う人生を歩いていく様子…
やはり、コミカルな会話が好きで堪らない。 何気ない会話や重要な場面でも、思わず頬を緩ます文章は流石です。 主人公・颯が過去に失った初恋少女・霧崎が頭から離れずに残っていたが、夢に霧崎を登場させることが出来るようになることで変わっていく。 過…
庵田定夏先生とニリツさん、好きな作家とイラストレーターが組んでいると知った時から楽しみにしていました。 今作は受験勉強がテーマになっていて、勉強の仕方や工夫が描かれているが、それはあくまで人生を切り開いていく手段に過ぎない。 様々な事情を抱…
デビュー作品から好きで、1巻も楽しんでただけに1巻から5年経つとは思いもしなかった。待ってたよ。 その刊行の裏には色々あったようで、今作を読んであとがきをチェックしてください。 物語としてより磨きがかかっていた。勉強しなければならない状況に追…
続巻が発売されるので再読。青春の敗者とも言える主人公達が人には馬鹿にされたり、理解されなくても、自分の弱さと向き合っていくのは良いですね。 青春作品で努力や諦めない、逃げないことは美学になってるが、それをしなければならないことなのかな。 主…
完結。寂しいけど、仕方ないか。 1巻ごとにドラマがあり、好きなシリーズでした。 詰め込んでいて、スピーディーな展開をしているのでスッキリするのが良かったです。 今回結城の家族、幼なじみが登場して、結城と小鳥の繋がりの深さを他者の視点から感じ取…
めんどくさい後藤愛依梨の素顔が明らかに。本編ではひたすら意味深な態度をとっていた、後藤さんの過去や考えが見えてくることで彼女の本質が分かってくる。 ただ、臆病で主体性のない彼女の姿を知ると、吉田と上手くいかないのも納得。 神田が煮え切らない…
骨太なファンタジー冒険譚になっていて、読み応えありました。 設定として、で人が死んだら魔物になったり、魔物になった魂を命をかけて葬送する葬送士の存在があり、引き込まれる。 主人公・シオン、葬送士・アリスレインの掘り下げがあり、2人が心通わせ…
まぁ、こう成るよなという終わりだが、王道で良い。だが、縁太郎と結衣の大事なシーンがあっさりしていたところは?となりました。縁太郎が抱えていた悩みも呆気なく解消されたのは違和感があったのは残念でした。 結衣に言わせてしまうのはね… ただ、終盤…
負けヒロインの奮闘をシリアスに描いたら、心にグサグサ刺さってきてしょうがない。 妙に癖になるラブコメで好きだ。 軽い雰囲気でワイワイしているが、失恋が挟まることで要所で締まるのが絶妙。 緩急が上手く効いていて、惹きつけられる。 表紙の小鞠が主…
裕時悠示先生の最新作は高校生男女がクルマで旅をしていく青春物語。 ラノベでは中々見ないドライブデート。 挑戦してます。 主人公とヒロインの背景、何故旅に出るのか、関係性を築いていく変化、諸々詰まっていて、今後の旅が気になる出だしでした。 物語…
ホロとロレンスの関係は安定しているようで、まだ揺れ動くものなのかと再確認出来ました。喧嘩していても、探り合いつつ落としどころが見事です。 ホロの心は故郷の事となると弱くなる。 ロレンスがその都度、支える。 良い関係だなぁ。 互いにぶつくさ言い…
月村と桐谷の擬装カップルの真相が明らかになり、そういうことかと納得。しかし、桐谷が軽い気持ちで擬装カップルを解消させたことにより、月村への女子の猛アタックが始まる。この下りが長めだったのはちょっとなと。 スクールカーストの嫌なところを描いて…
綾里先生らしさ全開のダークファンタジー。 主人公・西島が大切な存在だった・櫻が思惑ことで命を落とし、魂が地獄に落ちてしまった。 その魂を救済するために、命を張ろうとする西島の熱意が良いですね。 段階的に西島と櫻の関係が明らかになり、どうして…
良いですね。 派手な商人としての駆け引きはなかったですが、ロレンスとホロの間にある駆け引きは読み応えがありました。 ロレンスとホロが互いの夢を知っているからこそ、相手を尊重する。だがその時に2人が一緒じゃないと意味がないんだと思う。 相手を尊…
スパイ小説なら、裏切りもあるよね。 前回、モニカの裏切りで引きだったので気になっていましたが、なぜ裏切ったのか知りたかったが、切ない事情にグッときました。 誰にも明かせないから、敵につけ込まれるのはやるせないな。クラウスが見抜けなかった理由…
短編集なのにこの厚みと熱さは凄い。 千歳、夕湖、など以外の本編で語られなかったヒロイン達の胸中を追っていた。 悠月、優空、明日風、陽、それぞれの気持ちは千歳に向いているが、何をしたら良いのか分からず、苦悩している描写が上手い。 立場や距離感…
清里さんの策にハマり、迷走する耕平。 耕平が目指していたものに既に近づいていた清里さんの言葉は耕平によく突き刺さる。 何をしたら良いのか、分からなくなる。 そんな時こそ、共犯者の出番。 だが、上野原は上野原で抱えていた問題とぶつかることになり…
始めから、ロレンスとホロのイチャイチャが入っていたが、すっかり慣れているのがツボでした。互いに内心では落とし所を分かっているのは仲良すぎでは笑 今回は箸休めみたいに感じたが、しっかりトラブルに巻き込まれていた。前巻までが修羅場の連続だった…
下巻。 カジノ周りの事件は片付いたが、キズメルの問題は未解決。そのあたりは次巻以降に持ち越しかな。クエストの背景が練られていて、話に引き込まれる。 プレイヤーだけでなく、NPCも背負っているのが分かり、NPCだって生きているのだと確認出来ました。…
また上下巻構成か。 上巻である今巻はカジノが舞台で不正を暴いて、根本的な黒幕を叩くということで、次巻へ含みをもたらす展開でした。 ゲームの世界でもカジノは麻薬的な中毒性を持っていますね。 キリトとアスナのイチャイチャっぷりは健在でした。アル…
前巻の満場一致試験の結末が堀北クラスにヒビを入れる形になり、起こるクラスの不穏な兆候。それに対して堀北、平田、須藤が動くが、清隆に意見わ仰ぐのが早いのが気かがりで、徐々に清隆に崇拝しているような感じがするのは心配だが、最後に明かされた清隆…
変サラ2巻、今回は手に取ってページ数少ないなと思いつつも、読み終えると満足感がありました。 ギャグと少しのリアルを織り交ぜる配分が上手いから、すらすら読めるうえに入り込んでしまいます。 サラの岐阜での過ごし方についてギャグの合間に惣助が考え…
下巻。前巻から続いた話だったがクエストの流れが不規則になっていて、かつ黒ポンチョの介入もあってややこしい事に。 緩い日常もありながらもスリルがある戦闘があり、読み応えがありました。 階層ボスや暗躍している黒ポンチョなどに苦しめながらもキリト…