羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない

青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない 『青春ブタ野郎』シリーズ (電撃文庫)

咲太は思春期症候群に愛されてるなぁ。

麻衣さんに訪れるピンチ、霧島透子の正体、じわじわと迫っていく危機にハラハラしました。やっぱり咲太は麻衣さんのために動いてこそだよね。最後まで、中々問題解決の切り口が切り出せずに焦るが、思いもよらぬキャラが関わってきて、そこから行くのかと。想像外でした。だが、それが良かった。

霧島透子の正体に関してはあと一歩まで来た。最終章に入るということで、どう締めくくるのか楽しみ。

 

大学生編に入って、思春期症候群の匙加減が難しいかなと思うが絶妙なところを突いてくるのが素晴らしい。

キャラも理央や朋絵のサポートは高校生編を思い出して、グッとくるものがありました。

 

「麻衣さんは僕が守るから」
「じゃあ、咲太は私が守ってあげる」
咲太にしか見えないミニスカサンタは一体何者? 真相に迫るシリーズ第13弾。