2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧
短編集。いつもの黒い話は控え目で、どれも前に進める明るい話ばかりでした。読みやすくて、気楽に読めました。お得意の叙述も挟んであったり、美星さんの過去、シャルルについて、色々ありましたが、特に印象に残ってるのは、アオヤマが美星さんからもらっ…
暑さから寒さに変わり始めていて、体調崩しそうです。気をつけなければ。 10月の新刊はあんまり欲しいと思う冊数がなくて、穏やかに過ごせそうです。 ・期待してる新作 不純文学 藤倉君のニセ彼女 綾瀬さんは貢ぎたい 太陽のシズク 綾瀬さんは貢ぎたい! (GA…
米澤穂信先生の新作は寂れた村の復興Iターンプロジェクト。死んだ村を復興させるために、移住民を集めるが、様々な問題が浮かびあがる。何から何までも甦り課に苦情がきて、対応していく。一章 近所付き合いの裏側二章 あっけない事実三章 善意が全て正しい…
表紙の一ノ瀬が堪らん!ただ、本編ではしょげてて、清隆に懐柔されてしまってるが…一年生編の締めくくりとなっている春休みの日常が描かれている、短編。いつも通り短編というか本編みたいな内容でした。わりと重い内容が挟まってて、これ読まないと駄目でし…
遂に最終楽章後編。前編で漂っていた悪い予感が全て的中してしまい、中盤まで、苦しい展開に。久美子は部長になり、降りかかる困難に対処するのに精一杯で、同情してしまう。だが、久美子が北宇治での原点となる。あすか先輩と話したり、友人、後輩と接して…
1巻から強さが飛び抜けていた、小さい子大好きのコルネリウスにスポットが当たる。政略的な婚姻相手にあたる、新キャラ・ヘンリエッテとコルネリウスの逃亡劇では、コルネリウスの内側に迫るもので、多少だが彼を理解出来たかも。異常なほどの戦意のわけや子…
IFストーリー。主人公は映画や原作で中盤から出番がなかった勘解由小路三鈴が主役。ただのスピンオフと思うなかれ、映画や原作で疑問に思っていたことの補完がなされていて、わりと本当に大事な内容もあって見逃したら勿体ないです。三鈴目線から見た、直実…
ずっと前から楽しみにしていて、ワクワクしながら観に行きました。・綺麗な絵パンフレット見て分かったんですが、たまこマーケットなどを担当していた人でどのキャラも可愛いです。瑠璃、三鈴はもちろんなんですが、直実も未熟な少年みたいな雰囲気があって…
映画を観てから読むと決めていて、長らく積んでいましたが、映画を観たので読みました。 読んでみたところ、エンタメ作品として、多くの人に読んでもらえるように万人に受けるように感じてしまいました。設定は多少凝ってるのですが、ところどころで描写があ…
20日から公開された、伊坂幸太郎先生原作「アイネクライネナハトムジーク」を観ました。先日、伊坂幸太郎先生の作品を読んでいて、他の作品を読みたいなと思ってたときに映画を知って、観たいと思いました。この作品は群像劇になっていて、様々な人がふとし…
1巻で顕著過ぎた想太と千影の仲の悪さ。そのチグハグなところはこれからの敵に対しては、二人の間にある溝が弱点になりそうだから、特訓する。そして、1年後までに想太と千影の主従関係を解消しないと、結婚することに。2巻の内容を読む限りだと、ある程度は…
クリスマスイベント到来。今回は汐ノ宮さんと大福の関係が主役なんだろうが、予想通りだったが、その結果が周りに影響を及ぼすとは…裏側でフォローに回っていた、波久礼、えんじゅ、愛河の間で大きな変化が生まれて、これ以上ない問題が立ちはだかる。波久礼…
今回は、コーヒーバリスタコンテスト。名誉ある大会に美星が参加することになり、アオヤマも付き添いで行く。ただ、表では分からなかった大会の裏側がドロドロした事情が混ざっており、すんなりといかない。純粋なコンテストとは離れていき、妨害行為が多発…
遂に最終章。久美子、麗奈達が3年生になり、部を引っ張り全国金賞を取りにいく。まだ、終わりを見たくないという思いがあり、手に取るのが遅くなりました。だって、好きなんだもん、久美子達が…それでも最後まで見届けようと覚悟していたが、前編はただ、振…
ゴミ捨て場に捨てられていた古橋琴葉を世次愛が見つけ、強烈に惹かれ合うところから始まる百合ミステリー。友達になるために愛は琴葉の本当の名前を見つける日々が始まる。その日常は今まで感じたことがないもので、恋人関係、好き、愛など不確定で宙ぶらり…
以前から気になっていたので、読めて良かった。この作者の描く心理描写はたまらないと改めて思う短編集でした。学生生活をしていると嫌でも周りと比べたり、悩みを抱えてしまう。今作は女子高生の様々な感情。臆病、嫉妬、傲慢、個性、不安。どれも大事な悩…
教室が、ひとりになるまでで作者を知り、新作を読みました。今作は静かにそして、淡々と重い事実浮かび上がってきていて、分かっていいのかと思いつつ、油断していたら本命が襲ってくる感じか。昔、恋をしていた少女が高校3年生を繰り返しているというのは気…
体育祭編。今まで頭を使う頭脳戦が多かったので、はっきりと身体能力がものをいう形で、喜び人、苦しむ人がはっきりしていた。たまには脳筋にも活躍の場を作るのも良いですね。清隆は動きづらい状況で、最後の最後まで諦観しているのかと思いきや、裏で手を…
真面目な彗花とヤンチャな蓮の微笑ましい、青春物語第2巻。母に内緒で同居を決める彗花が危ういところにいるように思える。果たして、信頼してもらっている母にバレたら、どうなるか気になります。今巻でバレるのではないかと思ったが、そんなことは無かった…
相沢先生の最新作。発売前から好評で、読むのが楽しみでした。推理作家・香月、霊媒探偵・翡翠 2人が出会い、事件に挑み、解いていく。作者にしては、ヒロインがおとなしめだと思ったら、やっぱりね。と。2人が過ごしてきた日常、謎解きは最終話で炸裂する。…
中編が一本、ゴドノフの話、ふざけたインタビューが少々、本は薄い。だけど不思議と濃厚に感じるのは描写の仕方が上手いからか。マトバがティラナを信用していて、あいつなら大丈夫と思っているのが、最初の頃は想像出来ないな。笑互いに時間を過ごしてきて…
発売当初から気になってた作品。なぜ今まで読んでなかったのかと言いたくなる熱量がありました。小さい頃から器用で容量よく生きてきた主人公・大地。夢を諦めて現実に馴染もうとするが、夢を見れず、引きこもり少女・星乃を失う。落ちぶれていた大地がある…
昨日、9月8日 パシフィコ横浜で行われた、LIVE Infnityに参加してきました。割と家から通える範囲だから、興味本意で行きました。声優の音楽活動している人の中で、珍しくCDを集めている東山さんだから気になったのもあります。演技も歌も上手い、東山さんの…
ヴィクトリカの母の濡れ衣を晴らす第2巻。2巻目にして、掘り下げててびっくり。もっとあとに取り上げるかと思ってました。学園を抜け出して、一弥とヴィクトリカが村へ行くのが旅みたいで楽しかったです。2人の間で、まだ空いてるものがあるのがあって、それ…
表紙の通りティラナが変装し、学園に潜入捜査する。最初は軽いノリで進み。なーんだ、あんまり危ないことはなかった。そんなはずはなく…徐々に明かされていく事件の内側、そして関係者の繋がり。読み進めていくうちに、どんどん暗い話になってきて、シビアに…
本編とは違い、過去にタイムリープしないで社会で逆転を目指すスピンオフ。有名なゲーム会社で、恭也は端の部署に配置され、そこから成り上がる。本編同様、熱い。燻っていた、クリエイター達が恭也と出会うことで感化されていき、刺激を受けて、覚悟を示し…
シリーズ初短編。無人島、船の上の試験を乗り越えたご褒美みたいな息抜き回。本編は試験のスリルがあるから、肩に力を入れて読んでるところがあるから、たまには軽いのも挟んでくれるとありがたいです。平和な夏休みの日々が書かれていて、読み応えを気にし…
8月はなんと49冊も読めました。自分でも不思議です。面白い作品を読むとより、本を読もうと意欲が湧くからですかね。・新作で特に面白かった作品アヤカシ・ヴァリエイションhttp://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/08/05/211500吸血鬼に天国はないhttp://w…
1巻が怒涛の展開だっただけに2巻は緩やかに流れ行きつつ、ところどころに刺さるところが混じっていた。最後は恵梨香が悔しさを覚えて、これまでとは違う顔を出してきて、これからの活躍が楽しみ。部員達がそれぞれ、悩み、動いていくのかが見えてきて、これ…
角川スニーカー文庫で出版された、「ウォーター&ビスケットのテーマ」を改稿、改題し、単著として新潮文庫nexで再デビューすることに。色々、思うところがあるが内容には関係ない。どこが変わっているのかは詳しくは思い出せないが、ページ数が少なくなって…