ガガガ文庫
久しぶりに読み返したくなり、読みましたがサクサク読めて、苦みのある作品で1話1話の余韻があって、良かったです。 高校生ゆえに視野が狭かったり、思い込みやすれ違いが起きてしまう未熟さを噛み締めるのも良いですね。 登場人物のキャラが立っていて、感…
怒涛の暴露合戦から目が離せない。 表紙の通り、ヒロイン達にスポットを当てた話になっていて、今までの積み重ねが爆発した感じでとても良かった。それぞれ違う形で忍を想っていた。環が1番成長していて、彼女の魅力が出ていました。アリエルの馴染み具合も…
ビジネスはシビア。夢を見すぎるのは嫌われそうな世界だが、成と伊那の2人が夢を見せてくれそうなワクワクがあります。 1巻は個人戦、2巻はグループで競う感じでスタンスが違って興味深い。成がわかりやすく空回りしているが、伊那が目を覚まさせてくれるの…
タイトルからして、惹かれましたが読んで良かった。そう思える物語でした。 はちゃめちゃ砕けたテンションで送られる家族物語だった。 個性的な家族のおかしくて愛おしい生活は、バスタブでしか眠れなくなっためだかにとって救いだっただろう。 だけど、そん…
面白い!株式、投資、などビジネスを軸に展開してくるラノベは珍しい。あとがきにもあるが、野心的で挑戦的な作品でした。 ラノベらしく、最初は軽い雰囲気で入り、中盤から終盤へ盛り上がりを作っていて満足度高いです。主人公・真琴と相棒・環の互いの良さ…
アリエルが徐々に出来ることが増えて、微笑ましい。人間社会で生きるのか、元の世界に戻るのかどう落とし込むのか気になる。 今回、とことんアリエルにアリエルに現実を突きつける忍の対応は酷のようだが、親切心からくるものだから仕方ない。 ギャグみたい…
久しぶりに読み返しましたが、面白いです。 ファンタジーな世界で就活を通して生き方を説いてくる今作は凄い。コミカルに描かれているが就活の違和感をこれでもかと詰め込まれていて、濃い1冊でした。 自分を曲げたり、話を盛ったり、実際にありそうなエピソ…
結ルートに突入した感じが1巻よりも強い。自然に展開が変わっていて、八幡の動きが結衣へ向かっているのが堪らん。細かなところで変化していて、見落としそうになりそう。 八幡が自分のエゴを自覚しながらも、結衣のために動いている。ただ、気持ちはどうな…
アリエルのために忍が出来ることを尽くして、遂に自立へ。いつまでも忍の家で愛玩動物として置いておくわけにはいかないのは分かるが、もう少し導かないと…と思っていたら、やはりなと。言葉が話せるようになり、チャットも出来るようになっても、アリエルの…
表紙の躍動感良いね〜 忍とアリエルの生活が根づいてきた頃にやってくる、忍の限界。最初から今まで、ありとあらゆる可能性を想定して、未知のエルフと生活を送ってれば、そうなるか。 一から百まで細かく、考え続けて、仕事や日常が乱れないわけがない。 凡…
2人目のエルフが登場!?ということでしたが蓋を開けたら、そういうことかと納得。 アリエルの仲間と思いきや、アリエルの羽を見つけることで、エルフの存在を確信する環が登場。 新しく登場した環の背景を想うと泣けてくる。 辛い生活を送っていた環にとっ…
予測不能の展開に読んでいて、興味深いです。 中田忍がアリエルと生活を続けていくことで考えることがたくさん。そして周りから問われる変化についてところん悩む。中田忍のあり方がよく分かる話でした。 現代の法律と照らし合わせて、アリエルに生活を与え…
以前から気になっていたが、もっと早くに読めば良かった。 それくらい、惹きつけられる物語でした。 思っていたよりもコミカルでシビアな作品でした。 仕事一筋の男がある日家に帰るとエルフがいた。最初に仕事の出来る面を見せていたので、エルフと対面した…
社会人の逃避型ラブコメ。仕事に、会社に圧迫されている人はわかるわかると共感することばかり。 ゆるゆるの空気が漂いながらも要所でピリッとなるのは良いですね。 元カップルが再会して、縛られない関係を結び、ゆったりと過ごす日々は貴重な時間でした。…
ガガガ文庫の流行りの青春ラブコメの中で落ちていた物語運びで、結構好きなシリーズになりつつある。 今回はBL雑誌が生徒会に取り上げられるという馬鹿げたきっかけから、仲が拗れた2人の先輩の仲を取り持つことになった温水。 悩めるヒロインの心の隙間にヌ…
最高のラブコメ作品でした。 清里さんの妨害を掻い潜り、耕平、彩乃がやってくれました。耕平の執念には恐れ入りました。 そして、今まで耕平に救われた、勝沼と日野春が力を貸してくれる展開は熱い。 それぞれ、内に葛藤を秘めていて、もがきながらも前に…
今年1番、いや、近年で1番か。 胸に突き刺さる物語でした。 今作のあまりの美しさに乾いていた心に潤いが戻ってきました。最近、悩んだり悶々としていたことが吹っ飛びました。 涙、笑い、感動、よくあるパターンかもしれないが、だからこそ胸に残るし、響…
今巻は正直、グッとくるところはなかった。 それでも、各人物の変化が禍々しくて、気づいたら読み終わっていた。 なんでか知らないけど、中毒的な魅力があります。 サラが小学校を支配し、友奈は新たな学校で立ち位置を決める、リヴィアは相変わらず予想外…
久しぶりの続巻で分厚い。正直、登場人物を把握するのが大変だった。しかも入り乱れての乱闘は中々。それでも終盤の乱戦を描き切っていたのは見事と言うしかない。 前半は記憶を掘り起こすのに力を使ってしまったので、次巻は出来たら早めが嬉しい。忙しい…
デビュー作品から好きで、1巻も楽しんでただけに1巻から5年経つとは思いもしなかった。待ってたよ。 その刊行の裏には色々あったようで、今作を読んであとがきをチェックしてください。 物語としてより磨きがかかっていた。勉強しなければならない状況に追…
続巻が発売されるので再読。青春の敗者とも言える主人公達が人には馬鹿にされたり、理解されなくても、自分の弱さと向き合っていくのは良いですね。 青春作品で努力や諦めない、逃げないことは美学になってるが、それをしなければならないことなのかな。 主…
まぁ、こう成るよなという終わりだが、王道で良い。だが、縁太郎と結衣の大事なシーンがあっさりしていたところは?となりました。縁太郎が抱えていた悩みも呆気なく解消されたのは違和感があったのは残念でした。 結衣に言わせてしまうのはね… ただ、終盤…
負けヒロインの奮闘をシリアスに描いたら、心にグサグサ刺さってきてしょうがない。 妙に癖になるラブコメで好きだ。 軽い雰囲気でワイワイしているが、失恋が挟まることで要所で締まるのが絶妙。 緩急が上手く効いていて、惹きつけられる。 表紙の小鞠が主…
短編集なのにこの厚みと熱さは凄い。 千歳、夕湖、など以外の本編で語られなかったヒロイン達の胸中を追っていた。 悠月、優空、明日風、陽、それぞれの気持ちは千歳に向いているが、何をしたら良いのか分からず、苦悩している描写が上手い。 立場や距離感…
清里さんの策にハマり、迷走する耕平。 耕平が目指していたものに既に近づいていた清里さんの言葉は耕平によく突き刺さる。 何をしたら良いのか、分からなくなる。 そんな時こそ、共犯者の出番。 だが、上野原は上野原で抱えていた問題とぶつかることになり…
変サラ2巻、今回は手に取ってページ数少ないなと思いつつも、読み終えると満足感がありました。 ギャグと少しのリアルを織り交ぜる配分が上手いから、すらすら読めるうえに入り込んでしまいます。 サラの岐阜での過ごし方についてギャグの合間に惣助が考え…
約1年振りの新刊。 そういえば、出てなかったと。 日南の固く閉じられた心を開けられるのか。友崎は悩む。 日南の友崎に指導していた背景や日々の過ごし方を友崎は知り、どうしたら、断絶された日南の心を知れるのか迷う。 友崎は自分が日南の事を理解してい…
まず、続巻が出てくれて嬉しいです! 1巻でもまとまっていたが乃亜や日菜子を掘り下げて欲しかったので。 前巻から少し間が空いたので最初はどんな感じだったけと探りながらでしたが、そうだ、このイカれたやりとりこそ、真骨頂だと思い出しました。 この作…
婚活ラブコメもシリーズ大詰め。 前回幸せをたぐり寄せたまひるさんが婚約が決まってめでたい。 苦労している姿を見ていた分、感慨深い。 今回は牡丹ですが、彼女が抱えている問題や相手の男爵の気持ちが固まってなく、先行きが見えなかったですが、縁太郎…
綾里けいし先生がガガガ文庫デビュー。 かみさまになれなかった藤花と見守る朔。 2人の特別な関係に惹きつけられる。 幻想的な描写と普段の日常の描写が良い感じに書き分けられていて、朔と藤花の関係性だったり、一緒にいる背景が想像しやすくなっていまし…