羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2022年 6月購入予定&注目作品

6月の購入予定と注目作品をまとめました。 新作ではミステリーとして、神薙虚無最後の事件と天才弁護士の孫娘 比良坂小夜子と御子神家の一族と似鳥鶏先生の青春作品が楽しみ。ライトノベルでは、竜殺しのブリュンヒルドと明日の罪人と無人島の教室がどんな物…

夢に現れる君は、理想と幻想とぼくの過去

やはり、コミカルな会話が好きで堪らない。 何気ない会話や重要な場面でも、思わず頬を緩ます文章は流石です。 主人公・颯が過去に失った初恋少女・霧崎が頭から離れずに残っていたが、夢に霧崎を登場させることが出来るようになることで変わっていく。 過…

2022年 7本目映画 五等分の花嫁

遂に完結。 映画で終わりというのは華やかで良かったです。 内容は大まかに覚えてはいましたが、それでも惹き込まれる映画になっていました。 五つ子の絆と、五つ子それぞれのフータローとの関係には暖かいものがありました。 結果的には花嫁になれなかった…

レジェンドアニメ!

ハケンアニメのスピンオフ。瞳、香屋子、並澤、王子、それぞれのその前とその後が垣間見ることが出来て、より彼、彼女らが近くに感じることが出来ました。 映像化により、刊行が決まったのか分からないが、とにかくクリエイターやプロデューサー達のひりつ…

神さまがまちガえる(1)

やがて君になるの作者・仲谷先生の新作とあっては読まずにはいられない。 まず、絵が好きなので、読めるだけで嬉しいです。 物語としては非日常なバグが起きる世界観で過ごすシェアハウスの住民達の日常モノ。 正直、1巻の段階では噛み合わせが悪いのかなと…

雑記 秋山黄色のライブに初参加

普段、あまりライブに行かないが、行ける範囲で行われるということで好きなアーティストである秋山黄色のライブに行ってきました。 1人で行ったが、知り合い同士で来ている人が思いのほか多くて、びびりました。 ただ、席につけばある程度緩和されました。 …

JK

松岡圭祐先生の新作は少女が肉体を駆使して、悪を滅ぼす様は見事。 それは良いことか、悪いことか。 客観的にはやりすぎかもしれないが、作中の序盤での不良達の悪行を見ている為、心が痛まない。 家族想いで周りに好かれていた紗奈に襲いかかる悲劇に非常…

入れ子細工の夜

阿津川先生の濃いミステリーって感じがして、読んでいて疲れる部分もあるが作者のミステリー愛がほとばしっているようで良かったかなと。 固定観念などがあると到底真相にたどり着けないような、自由奔放な揺さぶり方をしてきて、楽しい読書でした。 作者の…

僕たち、私たちは、『本気の勉強』がしたい。

庵田定夏先生とニリツさん、好きな作家とイラストレーターが組んでいると知った時から楽しみにしていました。 今作は受験勉強がテーマになっていて、勉強の仕方や工夫が描かれているが、それはあくまで人生を切り開いていく手段に過ぎない。 様々な事情を抱…

ハケンアニメ!

映画観て、再読。1度目より物語に入り込めました。 文章への慣れや社会人が主役の小説を読み慣れている今だから刺さりました。 アニメ作りに関わる人達の必死な思いと自分の仕事に対する熱量に心揺さぶられました。 アニメ作りの困難な部分を描くからこそ、…

花は咲く、修羅の如く 2

自分の好きな事、やりたい事が適したこととは限らない。それでも、選ばなければならない。 花奈と夏江さんが悶々としたり、ぶつかり合いながらも、理解しあっていく2人が魅力的でした。 どんな事でも初期衝動は見逃さずに乗っていくのか大事だよな。 青春の…

2022年 6本目映画大河への道

伊能忠敬がどうして大河ドラマにならないのか、調べていくうちに出てくる、日本地図が出来上がるまでの苦悩には目を見張るものがありました。 伊能忠敬は実際には日本地図を完成させていなかったなんて。思いもしなかった。 それは大河ドラマにならないな笑 …

2022年 5本目映画 ハケンアニメ

辻村深月先生原作の映画、ハケンアニメを観ました。 数年前、原作を読んで熱くなったのを覚えてます。 映画も凄い心に刺さる内容でした。 新人映画監督と天才映画監督のぶつかり合いと合わせて、互いの作品作りへの悩みや苦しみを見せてくれて、非常に良かっ…

俺ではない炎上

読み応え抜群の逃走劇に、意外な犯人、先が読めないハラハラ感が読む手を止まらせない。 怒涛の展開だが、最後まで一気読みです。 読み始めたらもう最後までいくしかない。 そんな魅力がありました。 SNSで呟かれる無責任な言葉、仕事でついボロが出てしま…

青春絶対つぶすマンな俺に救いはいらない。 (2)

デビュー作品から好きで、1巻も楽しんでただけに1巻から5年経つとは思いもしなかった。待ってたよ。 その刊行の裏には色々あったようで、今作を読んであとがきをチェックしてください。 物語としてより磨きがかかっていた。勉強しなければならない状況に追…

青春絶対つぶすマンな俺に救いはいらない。

続巻が発売されるので再読。青春の敗者とも言える主人公達が人には馬鹿にされたり、理解されなくても、自分の弱さと向き合っていくのは良いですね。 青春作品で努力や諦めない、逃げないことは美学になってるが、それをしなければならないことなのかな。 主…

青い春を数えて

青春の痛みをよく描いた短編集でした。 各話の少女達の葛藤やもがきを追っていくのが楽しかった。息苦しい学生時代でも喉元通り過ぎれば熱さを忘れる。しかし、苦しいひと時を忘れるのは容易ではない。 学生ならではの視野の狭さ、だがそれが良い。 部活、…

高校事変 IX

優莉結衣と田代ファミリーの戦いが終わる。 深い因縁が出来ていたからこそ、勇次の暴走具合にいよいよだなと思えました。 結衣は発熱に侵されながらも下劣な勇次と最後の戦いに挑む。結衣は自分のことを冷静に見れているが、勇次は冷静な判断も出来ずに罪を…

流浪の月

映画化を機に読み返しましたが、再び物語に呑まれました。 世間では誘拐とされている事件も蓋を開けてみれば、救いの時間だった。 更紗と文の同居は世間から許されないものだったかもしれないが、許される必要があるだろうか。 世間は事実を拡大解釈して決…

2022年 4本目映画 流浪の月

先日から公開が始まった流浪の月を観に行きました。 原作が大好きだったので楽しみでしたが、概ね満足でした。 更紗と文の同居生活が短すぎるのと、更紗の家庭事情の掘り下げがあっさり過ぎてしまうのは勿体ない。 物語で重要なところだと思ったので残念。 …

高校事変 VIII

後がない田代ファミリーの悪あがきが凄い。遂に核爆弾まで出してきたか。 そして、様々な半グレ達を使って、優莉結衣を殺そうとする。 それでも結衣を仕留めきれずに田代ファミリーは結衣の反撃に遭うのだから、敵対するだけアホ。 変に欲張るから結衣を仕…

BEASTARS 16

レゴシと母の会話は優しさと思いやりに満ちていて、心に沁みる。 子と母が互いに相手の気持ちを尊重しているのはなんて良い関係なんだ。 ルイとジェノスの関係が恋に発展するのか先行きが怪しいが、互いに足りないものを補える感じがあるからくっついて欲し…

慟哭は聴こえない: デフ・ヴォイス

もう、このシリーズ大好き。 障害を抱えている人達の叫びや苦しみには心が苦しくなるが、その状況は現実でもあるのだと思うと勉強しないといけないなと思う。 今回は短編構成だがどの話も粒揃い。各話、テーマに沿った展開で、最後まで読むとひしひしと切な…

ルームメイトと謎解きを

素晴らしい謎解きと先が気になって仕方がないように巻かれた伏線でした。 読み終えるまで、没頭して読めました。 探偵と助手のデコボココンビに青春を感じつつ、本格ミステリらしく容疑者を絞っていく推理過程が丁寧で良かった。読んでいる読者も2人と同じ…

薫る花は凛と咲く(2)

やっぱりこの作品好きだな。 紬と薫子の間にある壁は学校同士の対立だけでなく、友人達への説明もあるのだな。 今回は紬、薫子、2人の周りの友人達にもスポットが当たっていて、友人達も変わり始めている紬と薫子が気になる。周りからみた紬と薫子の良さに…

阿波連さんははかれない 3

もう自然と阿波連さんと意思疎通を取れてきていて、シュールでコミカルな日常に磨きがかかってきました。 阿波連さんはライドウに申し訳なさを感じていたが、ライドウはそんなことは全然思ってなくて、むしろ感謝している。2人のたまに見せる本意にハッとさ…

2022年 4月読んだ本とおすすめ作品

新作では、詩をテーマした生者のポエトリー。法律と倫理を突いていく六法推理。ファンタジー世界で生き抜いていくかつて人だった貴方へ。ミステリーの短編小説431秒後の殺人: 京都辻占探偵六角が印象的でした。新刊では負けイン、杉浦李奈シリーズ、ひげひ…

有限と微小のパン

約900Pの長編で読むのが疲れました。 ただ、読み応えある内容だったのが良かったです。 S&Mシリーズ最終巻。最初のすべてがFになる以来の真賀田四季という天才の登場で、分けがわからない事件へと発展していく。凡人には犀川先生と真賀田四季の会話につい…

陰の季節

警察小説で、事件というよりも警察内のいざこざを描いていて、警察官の苦悩がより感じられました。 事件というよりも人事、密告、無断欠勤など地味なふうに思えるが、真相を辿っていくたびに謎が深まると共に真相にたどり着いた時に浮かび上がってくる苦い…

鴨乃橋ロンの禁断推理 6

巻き込まれた事件の裏側にはM家がいる。 ロンを追い詰めようとする影があり、ロンは失っていた父の記憶を思い出していく。 正義と悪、境界に挟まれて葛藤するロンだが、側にトトがいるかぎり大丈夫。と思いたい。 ロンは探偵だから事件が起きないと動けない…