ハケンアニメのスピンオフ。瞳、香屋子、並澤、王子、それぞれのその前とその後が垣間見ることが出来て、より彼、彼女らが近くに感じることが出来ました。
映像化により、刊行が決まったのか分からないが、とにかくクリエイターやプロデューサー達のひりつくような感覚が読めるのが嬉しくて堪らない。
また、側にいる人達にも悩みや葛藤があり、その部分も読み応えありました。
王子がかなり特徴的だが、その他の登場人物達の熱い胸の内が覗けるのは素晴らしい。
読んでいて、自分もなんかやろうという気持ちになる。
映画を観たからこそ、見方が変わる部分もあるので、映画を観て、是非こちらも読んで欲しいです。
太陽くんや行城あたりはかなり印象に残ります。
まだまだ、続きが読みたいです。
今のアニメ業界で描いて欲しい気持ちがあります。
映画『ハケンアニメ! 』公開記念
『ハケンアニメ! 』スピンオフ小説集誰にだって負けたくない人がいる!
ともに働きたい人がいる!夢と希望。情熱とプライド。愛と敬意――
アニメ制作に情熱を傾ける仕事人たちの
熱血エンタテインメント『ハケンアニメ! 』には、
心震えるさらなる物語が隠されていた!◆九年前のクリスマス
◆声と音の冒険
◆夜の底の太陽
◆執事とかぐや姫
◆ハケンじゃないアニメ
◆次の現場へ書き下ろしを含む6作品を完全収録。
全国の書店員にも愛された『ハケンアニメ! 』の世界が再び!