遂に公開。楽しみに待ってたヴァイオレットの晴れ舞台を観てきました。
感想のネタバレ注意
少し踏み込んでいるので観てない人は気をつけてください。
最初の10分でアニメで印象的だったアンの未来が見れて、かつ幸せだったんだと伝わってきてそれだけで泣きそうでした。
最初からやってくれました。
また、映画キャラのユリスが自分の死期を悟りながらも周りを想っているのは優しくて抱きしめたくなりました。
終盤の自分より他人を気にかける彼の優しさには涙なしには受け止められなかったです。
親友に想いを伝えるところは泣くしかない。
ギルベルトの兄・ディートフリートも考えが変わってきていて、ヴァイオレットとの接し方の変化には驚いたが、彼とギルベルトの背負っていた背景も明かされて、印象が変わりました。
アニメだと憎たらしいなと思っていたが、彼にも縛られていたものがあったんだと分かって良かったです。
終盤のギルベルトとの会話は印象的で、まさかここまで想っていたのかと。
ホッジンズもヴァイオレットとギルベルトの狭間に悩む立ち位置でヴァイオレットの保護者でもあったから、彼がいてくれなかったらヴァイオレットとギルベルトも再び巡り会えなかったのかと思うと、重たい大役を担っていたんだなと。そんなホッジンズが解放されて寂しがるのに人間味が感じられて好きです。
そして、ヴァイオレットとギルベルト。
2人は互いに大切にしているあまり距離を測れてなかった。だが、ホッジンズやディートフリート、その他の関わっている人達のおかげで向かい合えて良かったです。
あいしてるを探していたヴァイオレットが見つけだした愛は眩しくて美しかったです。
綺麗事だけではない現実で、純粋に好きあった2人が綺麗に気持ちをぶつけ合えたのは感動しました。
また、ヴァイオレットが仕事か愛か、選択を強いられるが迷わず仕事を選ぶのは素晴らしかった。成長してるんだ… 今までだったらどうかな。
時代の変わり目で、文明が発展していこうとヴァイオレット達のやったことは色褪せない。誇るべききとだったのが分かる。
みんな前に進んでいて、濃密な人生を物語を通して感じ取ることが出来て嬉しいです。
改めて素敵な作品だったと思います。
京アニが作ってくれたのも大きいですね。
余韻が簡単には引かないです。
あと何回か観に行きます。
BDも買います。
あぁ〜良かった。