2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧
最高にロックでミステリー。 不可解な殺人がライブ中に起きることで、なぜ殺されたという謎とロックとは何か。という問いかけが繰り返される。 共に、興味を惹いて仕方なかった。 音楽に詳しくなくとも、作中の説明が優しくて、かつ頭に入りやすい精神的な…
・注目の新作 S級学園の自称「普通」、可愛すぎる彼女たちにグイグイ来られてバレバレです。 汝、星のごとく チルドレン・オブ・リヴァイアサン 怪物が生まれた日 琥珀の秋、0秒の旅 最強にウザい彼女の、明日から使えるマウント教室(レッスン) SICK -私のた…
粒揃いの短編集でした。 各話の構成が素晴らしくて、物語に入って、出るときまで計算されているようでした。 表題作はミステリーズ新人賞で何度か読んでますが、それでも味わえる奥深さがありますね。 表題作以外も良かったです。 医療ミステリーですが、良…
真面目で働き者の主人公・ヒロが沖縄で一夏を過ごしていく。 沖縄の緩い雰囲気に戸惑いながらも、馴染んでいこうとする姿勢は良かったです。 働くうちに、自由な同僚に振り回されたり、迷惑な客に出会ったり、見捨てられない人を見つけたり、人の悪い部分を…
五十嵐律人先生の勢いが止まらない。 デビューして以降コンスタントに作品を発表していくたびに作品を書く腕が上がっているのが分かる。 今作はお得意のリーガルドラマにタイムリープ要素を入れていて、今まで見たことないような作品に仕上がっていました。…
前作がイマイチだった記憶があるが、今回は長編で、1冊丸々調査に使ったのが良かったのかもしれない。 千葉さんの独特な雰囲気、異様な知識が登場人物を振り回すのが痛快でした。 娘を殺された夫婦が復讐を企てるもので、娘を殺した犯人がまた姑息で悪党。…
であいもんの1巻に入るまでの内容で、原作好きにとっては見逃せない小説です。 一果が緑松に来た頃のエピソードは原作にない部分なので、読めて嬉しいです。 父・巴が離れていき、心細かった一果を包んでいく緑松の面々の暖かさが描かれていて、一果を守っ…
灯チームが絶対絶命。 これまでとは違うスリルがありました。 クラウスは動けず。大半のメンバーも動けない。そんな中で奮闘していく様子は目が離せなくて、最後の最後までハラハラしました。 白蜘蛛の狡猾な罠を掻い潜った秘策にはその手があったかと唸り…
戦争について、もう起こらないと平和ボケするのではなく、年代を超えて、戦争があったことを引き継いでいかないといけない。 今作は戦争時のモノクロ写真が様々な人に影響を与えていく。 各話の登場人物がそれぞれの立場から、戦争に触れていくことで考えが…
最高のラブコメ作品でした。 清里さんの妨害を掻い潜り、耕平、彩乃がやってくれました。耕平の執念には恐れ入りました。 そして、今まで耕平に救われた、勝沼と日野春が力を貸してくれる展開は熱い。 それぞれ、内に葛藤を秘めていて、もがきながらも前に…
今年1番、いや、近年で1番か。 胸に突き刺さる物語でした。 今作のあまりの美しさに乾いていた心に潤いが戻ってきました。最近、悩んだり悶々としていたことが吹っ飛びました。 涙、笑い、感動、よくあるパターンかもしれないが、だからこそ胸に残るし、響…
キューさんが魅力的だ。 ぶっきらぼうだけど、レゴシを鍛えるつもりなのが。 素直なレゴシとキューの交流は現在地点を確認するうえでは欠かせないものだった。 ズレ具合がツボになりました。 ただ、ゴウヒンさんの知り合いということで強気な指導ですね。 …
タイトルに青春とあるが、青春要素は少なめ。 むしろ、人の弱さや暗さが目立っていたかなと。 今回はアンが傷ついたり、悩むことが多かった。それでも前に進む姿に勇気が貰えます。仕事に慣れてきているからこそ、自分の仕事や立場を疑ってしまう。わりと社…
待望の続巻が来た。 前巻の自由研究には向かない殺人から続いているというのが、こう作用するのかと。 ピップが探偵として動くことについて悩み、苦しむ。それは前回犯人を見つけだしてやり遂げたから。良いことだけではないのを知っている。今巻も探偵とし…
カボと湾田、大会を通して自分のやりたい道が見えてきた。しかし、それは違う方向を向いている。 今まで一緒にいた分、別々の道にいってしまうのは複雑過ぎる。 恩さんのおかげで繋ぎ止められそうですが、今後どうなるのか気になる。 カボが成長していくよ…
この作品は動物の種類や特徴が学べて、勉強になる。 動物を絡めた謎で、悲しい話、救いのある話、余韻が違うエピソードが入っているので、一冊で様々な感情が入ってきます。 当麻、茨戸がそれぞれ動物に対する姿勢は違うが、その違いが色濃く表れてきました…
春アニメでハマった作品は、阿波連さんははかれないとであいもんです。 阿波連さんははかれないは人との距離が測れない阿波連さんとライドウのコミカルな日常がツボです。ライドウの妄想力と阿波連さんの対応力が噛み合っていて、非常に面白い。 また、徐々…
久しぶりに新刊が出るということで1巻から読み返していこうかなと。 アオヤマと美星さんの出会いはこんな感じだったけと思い出しつつ、様々な謎解き、珈琲の描写を楽しめました。 アオヤマの最初の軽薄さには笑うしかない。 それから変わっていくんだが。 …
旅に興味が出てきた時にざつ旅という漫画と出会い、より旅に興味が出てきました。 今は7巻まで出ています。 主人公の鈴ヶ森ちかが売れない漫画家で、何かきっかけが欲しいというタイミングで旅をする魅力に目覚めていき、次第に旅にハマっていく。 何が良い…
上半期の新作ミステリー作品ではダントツで"五つの季節に探偵は"を推したい。少女が探偵になり、成長していく様子と各話のミステリーとしての謎解きが抜群に良い。おすすめしないわけにはいかない。他にはシリーズモノだが、"名探偵に甘美なる死を"はVR技術…
キャラ・ライト文芸でおすすめの作品は8作品です。ファンタジーではある魔女が死ぬまでがじんわりと心に来ました。世界が青くなったらはIF、もしの世界で起こる出来事が印象的でした。彼方のアイドル、うつくしが丘の不幸の家は人の感情が生々しく描かれてい…
2022年の上半期に読んだライトノベルの新作の中でオススメの作品を紹介します。前より、ライトノベルを読むのが少なくなってきたので紹介作品が少ないですが、ラブコメ、青春、ファンタジーとジャンルが違うので是非チェックしてほしい作品です。 高3で免…
あらすじから最終巻か…とショックを受けるくらい好きな作品でした。 騙し合いエンターテイメントもこれにて完結。正直、もっともっとジンとニーナが周りを騙していく様子を見たかった。それくらい、物語としての盛り上がりとキャラの魅力がありました。 最…
6月の新作では、電撃文庫の新人賞作品・竜殺しのブリュンヒルドが特に印象的でした。多くの人に読んでもらいたい作品でした。青春とミステリーを組み合わせた、夏休みの空欄探しが眩しかったです。新刊では、競歩王、よう実、グリムガル、クジラアタマの王…
凛太郎が友人達の間にある壁をなくしたくて、勇気を出すのが素晴らしい。対応方法に誠実さが際立っていて、純粋さにやられました。 凛太郎の友人達に気持ちは伝わって、仲がより深まっていく様子は見事でした。 友人達も、やる時はやるところが見れて、印象…
であいもんという和菓子を題材にしている漫画にハマっていまして、ふと今作を読み返してみました。 そうしたら、面白いこと。 和菓子って、1作品に物語が詰まっているのが分かると探して食べたくなりますし、意味を知りたくなってきます。 高校卒業して、人…
綾里先生の作品の中でもかなり好きな作品です。 久しぶりに読み返したが、それでもフェリ、クーシュナ、トローの旅は良いものでした。テンポ良い会話、柔らかい空気感、この3者の旅はずっと読んでいたいくらいだ。 様々な幻獣と対面して、その幻獣に寄り添…
蝶として死す。から続巻が出るなんて嬉しいです。 やっぱり不憫な頼盛さん。清盛に振り回されている姿は歯痒い。それでも、自分のなすことをしていく姿は応援したくなります。 清盛の息子達にいびられながらも、数々の嘘を見抜くのは痛快でした。 ミステリ…
最近の今シリーズはサブキャラクターが登場して、その人物にスポットが当たっていて、少し物足りなさがありました。 それが今回はやっと、やっとの水斗と結女の話に。 今まで、なんだかんだで中途半端に終わっていたが、年貢の納め時。 結女が覚悟を決めて…
なんとなく気になって読みましたが、大当たり。 運が悪いとか嘆いたり、不機嫌でブスッと過ごすのではなく、運は使う、貯める。ものだと考えて、機嫌良く過ごすことで転機を見逃さないようにする。意識を変えていこうと思える一冊でした。 自己啓発の内容を…