この作品は動物の種類や特徴が学べて、勉強になる。
動物を絡めた謎で、悲しい話、救いのある話、余韻が違うエピソードが入っているので、一冊で様々な感情が入ってきます。
当麻、茨戸がそれぞれ動物に対する姿勢は違うが、その違いが色濃く表れてきました。
どちらかというと当麻の方がズレてる。でも茨戸だってズレてる。
茨戸については今巻で掘り下げられていて、彼の内面を知ることが出来て良かったです。
2人が獣医師になるのが楽しみです。
獣医師が動物の死をカルテに残していく意義というのも、知れて、より今作品が好きになりました。
動物たちの感情を紡ぐ法獣医学ミステリー!
獣医師を目指す高校生 当麻健匠。
動物たちに関連する事件や出来事をきっかけに
『法獣医学』の世界を知っていく。
今巻で描かれるのは――
エゾヤチネズミ、マガン、イシガメ、アライグマ、ニワトリ。
少年が、動物たちとの記憶を刻みながら、未来へと歩み始める法獣医学ミステリー!