羽休みに娯楽を

ラノベが多めで、キャラ文芸、漫画、アニメ、映画など娯楽でおすすめしたいことを書いてます。良かったら見ていってください!

キャラ・ライト文芸

99回断罪されたループ令嬢ですが今世は「超絶愛されモード」ですって!? ~真の力に目覚めて始まる100回目の人生~: ~真の力に目覚めて始まる100回目の人生~

裕時悠示先生の新作!俺修羅、29とJKなどが完結していき、ペースが落ちることなく作品が出されていて凄いなと。あと、嬉しい。 今作は、令嬢モノで死に戻り設定、心が読めるといった能力を上手く扱っていて、ユーモアがありつつも締めるところは締めている。…

夏の祈りは

須賀しのぶ先生の野球小説は素晴らしい。 甲子園出場が悲願とされている公立高校を10年置きにスポットを当てていき、様々な角度から悲願に立ち向かっていて、全てが繋がる最後には胸が熱くなります。主将、バッテリー、マネージャー、監督、外れと揶揄される…

AX アックス

殺し屋シリーズ第3巻。1.2.3巻と続けて読み返したが、今巻が個人的に好き過ぎる。主な語り手である兜が妻に怯える父の顔と裏の仕事を淡々とこなす顔、2つの面を持っていたが、父としての顔が濃くて好きだった。 というかもう辞めたいと思っている状況だった…

マリアビートル

再読。映画観てから読み返したら、原作はこんな感じだったかと確認しつつも、楽しめました。個人的には映画の方が良かったな、ここは原作のままが良かったな、と思いましたが映画にまとめるならあれがベストだったのかなと。ただ、言いたいのは映画の果物コ…

サスペンス作家が人をうまく殺すには

あらすじから面白そうな気配がプンプンしてましたが、想像以上に楽しめました。 海外小説を読み慣れてなくとも、入りやすい作品かなと。 主人公・フィンレイが物騒な殺人事件に巻き込まれていくのが非常に軽快で、思わず笑ってしまいます。殺人なんてやるつ…

グラスホッパー

殺し屋シリーズ一作目。再読。初めて読んだ時はピンと来なかったが、改めて読んでみたら良かったです。 淡々と話が進んでいき、思いもよらぬことが起きたり、そことそこが繋がるのかというパズル的な面白さがありました。 妻の復讐を奪われた鈴木と様々な殺…

あなたへの挑戦状

競作とはどういう意味かも知らずに、阿津川先生と斜線堂先生が書いているというだけで条件反射で読みましたが、問題なかった。むしろ知らないからこそ、256Pまで読み、袋綴じの挑戦状を読むことで、見事に衝撃を喰らうことが出来ました。頬にビンタされた気…

秘境駅のクローズド・サークル

愉快、痛快、素晴らしいミステリの連続でした。 放課後探偵団1.ネクスト・ギグを読んでいるので、ミステリを描くのが上手いと知ってはいたが、全話面白い短編集で、恐れ要ります。各話趣味趣向を凝らして、読者を楽しませにくるのが伝わってくる1冊でした。 …

RE:BEL ROBOTICA 0 -レベルロボチカ 0-

前日譚。タイキとリリィの出会いのエピソードでもあり、タイキの高校入学時の浮き具合も表していました。本編読んだ後に読んだので、タイキとリリィの馴れ初めに微笑ましかったです。 また、タイキのバクは学校生活を送るうえで苦労するものだが、不思議なポ…

RE:BEL ROBOTICA -レベルロボチカ-

SFと群像劇の作品を三雲岳斗先生が書くと知り、楽しみにしていましたが良かったです。 様々なジャンルを器用に書き分けられる先生の魅力が加わっていたのではないかなと。 SF設定と学生達の青春群像劇という主題を上手く駆使していて、かなり興味深くて面白…

あの夏の正解

ノンフィクション。これはフィクションではなく現実にあったこと。読んでいて、フィクションだったら…と辛い気持ちになります。 2020年、コロナが流行し始めた年。夏の甲子園は中止を告げられた。球児、監督の心中はいかに。 目指していた舞台を取り上げられ…

青空と逃げる

傲慢と善良に登場したあちこちを放浪としている親子が主人公と知り、読みました。 なぜ、逃走することになったのか、徐々に明らかになる逃走の始まりを知ると芸能界、有象無象の悪意と追求が厄介でしかない。 スキャンダルを起こした人の家族が苦しむ話で終…

アルマーク2 北からの暗殺者編

あっという間に夏休み。 休暇中の帰省を見ると良い家の生まれが多いのだな。 さておき、今回はウェンディが帰省しているときに命を狙われてるということで、たまたまアルマークとモーゲンがそれを知り、防ぐというもの。 アルマークの傭兵らしさが出る戦略や…

明日の僕に風が吹く

単行本の発売時から気になっていたが、頭から抜けていました。 文庫の表紙が気になって、思い出して読みました。 医師になりたいという憧れから行動を起こしたが、失敗してしまい、夢を見れなくなってしまった少年・有人が離島で再生していく。 医師になりた…

付き添うひと

最高でした。 最近、岩井先生作品が好きなので新作を楽しみにしていましたが、非常に満足度が高いです。 岩井先生の作品でスポットが当たる職業がメジャーどころではないのが良いなと再確認出来る作品でした。弁護士は弁護士でも、少年犯罪を取り扱う付添人…

JK II

まさかのシリーズ化! 衝撃的な作品だった前巻からどう続くのか気になっていました。 まとまっていたので、どう物語を展開するのかと思いましたが、流石はベテラン作家ですね。 上手い! 最後まで読めば分かるけど、JKという女子高生の意味だけでなはなく、…

探偵は友人ではない

青春ミステリ作品でもかなり好きなシリーズの2作目。 表紙が単行本から変わっていたが、これはこれで良いですね。 内容としては、前作の探偵は教室にいないに比べて、よりなぜそんな不思議なことが起きるのか、起きた背景を掘り下げる解像度が増していたなと…

ペンギンは空を見上げる

最高の読書体験でした。 ちょっとしたミステリがありつつも軸は少年、少女の成長物語。 思春期の葛藤と成長、そして希望が詰まっていて、心に響く成長物語になっていました。 心洗われるとはこのことか。 主人公・ハルがなぜ風船ロケットを飛ばし、宇宙を目…

夏は終わらない 雲は湧き、光あふれて

完結。様々な視点で描かれていたが、三ッ木高校に絞ったのは非常に良かったと思う。 球児の夏を凝縮しているようで、夏にピッタリの読み応え。 弱かった三ッ木高校が強くなっていることが既に感慨深いものがあります。しかし、弱かったチームから急に厳しく…

キュレーターの殺人

ワシントン・ポーシリーズの3作品目。 毎回のことだが、厚い。 しかし、それが気にならないくらい夢中になって読めました。 前1.2作品は面白いのだが、読むのに時間がかかっていました。 今巻は場面展開がスムーズだったり、ポーとティリーの関係が安定して…

アルマーク1 魔法学院入学編

読書メーターで献本サービスをしていて気になっていた作品。 webで人気がある作品のようで、読んでみようかなと。 王道ファンタジーということで、世界観、主人公、舞台、説明に終わってしまったので単巻での評価が難しい。しかし、戦しか知らない主人公・ア…

鬼人幻燈抄(四)幕末編 天邪鬼の理

あぁ、この作品好きだなと改めて思う1冊。 刀を振るう機会がなくなっていき、武士の時代が終わる間際に揺れる武士の迷いが見事。そこに鬼の存在が絡んできて、より複雑になっていく。 辛くて儚い。だけど、それで終わらずに前向きに未来へ行けるような余韻が…

invert II 覗き窓の死角

ドラマ化、コミカライズ化、おめでとう! 絶好調のシリーズなので早くも3冊目。 しばらくは相沢先生、このシリーズ中心かな。 さて、今回は短編1本と表題作の中編1本。前半の短編は紙魚の手帖で収録されていたので読んだことがありましたが、改めて読んでも…

方舟

帯のミステリ作家陣の書評を読んで期待値が上がってましたが、それを頷ける衝撃がありました。終盤まで、このまま推理するだけだと少し味気ないなと思っていたら、まさかの真相に度肝を抜かれました。 作中にトロッコ問題について語られていたのはそういうこ…

傲慢と善良

単行本の時から気になっていたが、気づけば読んでなかった。 文庫化ということで読みましたが、圧巻でした。婚活小説であり、恋愛小説。そして、人が持つ傲慢と善良のそれぞれの側面を掘り進めていて、生々しく重い。だけど読む手が止められない。辻村深月先…

エースナンバー 雲は湧き、光あふれて

今回は、前巻で記者のエピソードで登場した三ッ木高校を掘り下げられていて、若監督の奮闘とエースとキャプテンの葛藤があり、より三ッ木高校を応援したくなりました。 野球経験のない、素人監督だからこそ相手チームの監督に意見を聞いたり、選手と同じ目線…

夏を取り戻す

1年振りに再読。 夏の季節にピッタリの作品だ。2度目なので俯瞰して読めました。伏線の貼り方が上手いなと改めて確認出来ました。 また、見逃していた部分を発見できて、何度読んでも考えさせられる小説だなと。 小学生達が失踪した理由、そして、調査する側…

小説の小説

似鳥鶏先生のあとがきを優に超える、おふざけ度。最高にふざけてるのに読み応えある不思議。どの短編もあの手この手で、翻弄してくるのが面白かった。 読む前から帯やあらすじでかましてくるのは想像出来たが、大幅に超えてきた! ルビ、注釈、文章、カバー…

エフィラは泳ぎ出せない

デフ・ヴォイスシリーズの丸山先生が推薦分を帯に書いてるとなれば読むしかないなと。 障害を抱えて生きている人にスポットを当てて小説にするのは難しいと思いますが、今作は障害を持って生きた青年・聡の人生で関わってきた周りの登場人物を掘っていくこと…

雲は湧き、光あふれて

甲子園の季節だから、読み返したくなりました。 高校野球は特別な力があると再確認できる作品です。 最初のピンチランナーは代打と代走、2人で役割を果たすというのは形になれば盛り上がるよなと。そこに至るまでの葛藤が良かった。役割を全うする2人に光が…