羽休みに娯楽を

ラノベが多めで、キャラ文芸、漫画、アニメ、映画など娯楽でおすすめしたいことを書いてます。良かったら見ていってください!

キャラ・ライト文芸

永遠についての証明 文庫

タイトル、表紙、帯、あらすじから気になって読みましたが、グサグサ心に槍を突き刺してくる感じがして、貴重な読書体験が出来ました。 自分は数学が好きではない。そんな自分でも数学の理論を追い求めていく主人公・瞭司の孤独で天才的な生き方、考えに引…

早朝始発の殺風景 文庫

青崎有吾先生の作品にハマって、初めて単行本で買った作品なのと内容が素晴らしいので思い入れのある作品です。 文庫書き足しがないですが、表紙が単行本の時と違い、惹かれました。 改めて読み返しても素晴らしい青春ミステリーでより好きになりました。 …

2021年 下半期 おすすめの新作キャラ・ライト文芸9作品 新刊キャラ・ライト文芸6選

昨年、2021年下半期に読んだキャラ・ライト、文芸作品で新作、新刊に分けて読んだ本の中で特に勧めたい作品を紹介していきます。 新作では。 水野瀬高校放送部の四つの声 (ハヤカワ文庫JA) 作者:青谷 真未 早川書房 Amazon 表紙の4人が主人公で、それぞれが…

ある魔女が死ぬまで -終わりの言葉と始まりの涙-

まず、見習い魔女のメグが師匠のファウストから余命宣告を受ける。 呪いによるもので、その呪いを解くためには人の嬉し涙を集めなければならない。 この設定だけで先が気になって仕方がない。 嬉し涙は簡単に流れるものではないし、ノルマも遥か遠い。そん…

彼方のアイドル 文庫

魔女がとけたあともからタイトル変えて文庫化。 奥田先生の作品の中ではおとなしい雰囲気の作風でしたが、どの話も読み終えると肩の荷が降りるようなスッキリ感がありました。 この作者の文章、物語のテーマは人の心の痛みやそこからどうなっていくのかを親…

封印再度

今回は犀川先生と萌絵のイチャイチャの間に密室の事件が挟まれている感じがして、散らかっている構成だなと思いました。 ただ、密室としてはかなり惹かれるシチュエーションで真相が気になって仕方なかったです。 状況が複雑で、密室の作り方や犯人像を考え…

僕と先生 文庫

日常とミステリーの配分が絶妙で、日常の謎として読みやすいし謎にも頭を使うので読み応えがあります。 明るい物語と見せかけて、裏に潜む問題は割と重い内容なのは、上手いですね。 怪盗が登場するが、キャラクター性は良いが考え方ややっていることを軽く…

名探偵に甘美なる死を

特殊設定ミステリーとして、何構造にも重なりあっていて、真の結末までたどり着くまでの道のりが非常に困難なものになっていました。 だが、その中身はフェアなミステリーで頭を働かせて読み進めていくのに夢中になれました。 現実とVRゲーム空間を行き来し…

正欲

内容が精神に影響しそうで、迷ってましたが読みました。 見事に精神がすり減りました笑 今、多様性というのが重要になってきている世の中で果たして、多様性という意味を正しく理解出来ているのかを問いかけてくる。 多様性という言葉を聞いたり、知った風…

コンビニ兄弟2

シリーズの続巻ということで、ミツ、ツギの兄弟説明が少ないのは助かる。 正直、1巻では説明が多いなと思っていたのて。 2巻はちょっと薄いなと思ったら、内容が充実していました。 登場人物の心理描写や現実との折り合いが巧みで、感情移入していけたので…

記憶の中の誘拐 赤い博物館

続編。 今回は緋色さんが自ら動いて事件の真相を突き詰めていたのは自分の過去から来ることなのだろうか。 真実が見えない中でもあっさりと真実に迫るヒントを掴む緋色さんの鋭さよ。 そのかわり、今回は聡が緋色さんの推理に振り回されるばかりで、残念で…

ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 II

面白い! 李奈が成長していて、物語の始まりの頃のようなふわふわしている様子がなく、周りが躊躇いそうな状況でも真実を求めていく姿勢で聞き込みをしているのを見て、立派になったなと。 時折、弱音が見える時はあるけど着実に成長しているのが感じられて…

先生と僕 文庫

大学生と中学生の微笑ましい交流の日々… だけではなく、何気ない出来事の裏に潜む悪意。 見逃していてもおかしくはない悪事を見つけることでもあって、何気ない光景から犯罪を見つけ出すという作風が気に入りました。 最初から最後まで、命の危機というのは…

幻竜苑事件 創元推理文庫

小さな少女からの依頼から幕が上がる。 幻竜苑という旅館で起こる不可解な事件、昔起きた謎の失踪、今と過去が交差するミステリーでした。 犯人のトリックには驚いたし、動機に関してはゾッとするものがありました。 しかし、俊介の真っ直ぐな心が折れるこ…

コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―

町田その子先生の作品は登場人物の悩みに違う角度からアプローチをしていくのが良いですね。 コンビニを舞台にした心温まる物語の数々。 1話1話、心に沁みるものがありました。 少年、青年、大人、立場が違っても悩めるというのは同じで、劇的な事が起こら…

ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論

発売当初から気になってはいたが、文豪が作品の要素に絡んでるということがちょっと躊躇いを生んでいたが、2巻が刊行されたので思い切って読んでみました。 たしかに文豪の書いた作品が参照されていましたが、物語を楽しむうえでは知らなくても問題ない範囲…

赤い博物館 文庫

大山誠一郎先生の作品で暫定で1番好きかも知れない。 いわゆる外しコースとも言える赤い博物館の館長・緋色と左遷された聡が共に未解決事件に迫っていく短編集。 凄い!全話面白かった。 長編より短編の方がまとまりやミステリとしての切れ味が鋭い感じがす…

ボトルネック 文庫

久しぶりに読み返しも、十分味わえる作品でした。 青春、ミステリー、SFを融合した作品。 パラレルワールドに行ったら大体ハッピーな終わりになるものだと思ってしまうが、今作は違う。嫌なまでに自分の至らなさを実感させられて、暗い方へ背中を押されてい…

世界の美しさを思い知れ

タイトルにインパクトがありますが、タイトル負けしない熱量がありました。 売れっ子俳優の双子の弟・尚斗が突然自殺して、世間に衝撃が走る。 兄・貴斗は尚斗がなぜ死んだのか分からず、尚斗のゆかりのある場所を巡って、彼が残したもの、感じていたことを…

ぼくのメジャースプーン 文庫

素晴らしすぎて、感情が揺さぶられること間違いなし。 罪を罪だと分からず、馬鹿みたいに残酷なことをする犯人に対してどんな罰を与えるのか考えていく"ぼく"の思考や倫理観や人に対する罰について教えてくれる先生のお話に夢中になって、読んでいきました…

コミュ障探偵の地味すぎる事件簿

目を見て話せないを改題して文庫化。似鳥鶏先生の作品の中で1.2を争う好きな作品なので、是非読んで欲しいコミュ障青春ミステリーです。 主人公・藤村京はコミュ障で人と目を見て話せない。だが推理に長けている。 彼の1人ぼっちだった経験から来る語りや考…

犯人は僕だけが知っている

また、松村涼哉先生が名作を出してきたか。 毎回、テーマを決めて書いている作家さんだが、今回は様々な社会問題を取り入れてミステリーも入り組んでいたので、読み応えが抜群でした。 田舎が舞台に起きる失踪事件。その背景には家庭、部活、仕事があり、救…

彼女が好きなものはホモであって僕ではない 再会

純が大阪に転校して、初っ端からカムアウト。どうなるかと思ったら、割と受け入れられる感じで安心しました。 大阪ならではなのかな?東京との差がありました。 転校先の純とクラスメイトとなる、五十嵐はゲイであっさり曝け出せる純に心を揺さぶられる。 …

非接触の恋愛事情

コロナで生活様式が変わることで、恋愛にどんな影響を及ぼすかがテーマになっていて、子供から大人、状況など、作者ごとに着眼点が違っているので、どの話も興味深く読めました。 どれが良いというよりも、どれも良いと言えるくらい、どの話も恋愛、家族、…

密室は御手の中

阿津川先生かデビューしたきっかけと同じということと、密室、名探偵と助手の関係を掘り下げているとあっては読まずにはいられなかったです。 密室、名探偵と助手、このワードが好きな人には突き刺さるミステリーになっていました。二つの要素が好きな自分…

虚構推理 逆襲と敗北の日

刊行ペースが上がっていて嬉しい限り。 今回も虚構を作り上げるが嘘はついてない琴子の策略に感嘆しました。 夢虚ろな犯人に対して、厳しく現実を突きつけるのはスッキリしました。 珍しく、琴子と六花さんが手を組んで事件に当たったら犯人が可哀想に見え…

どうしても生きてる 文庫

タイトルの通り、苦しくたって、やるせなくても生きている限りは生きづけないと。 そんな気になるお話の短編集でした。 生きていて悩みは尽きないというのが嫌でも分かりました。 現実に直面して落ち込みそうでも、悩みながら自分と向き合っていくのは読み…

ノースライト 文庫

単行本時から気になってたが、読めてなかった。文庫化してくれて助かりました。 立派な家を建てたが、そこには誰も住んでいなかった。 仲良さげな夫婦、子供が住んでいた形跡がなく、ただ椅子が置いてあった。 その状況からよくぞここまで裏側を練って、今…

わたしの美しい庭 文庫

凪良ゆう先生はその人が持つ悩みや感情をないがしろにせずに寄り添ってくれる作品を書く印象かあるが、今作も見事なまでに心をほぐしてもらいました。 流浪の月の次に好きな作品になりました。 登場人物達が背負っているものはそれぞれ違うけど、存在してい…

詩的私的ジャック

面白い。 ミステリーとして、歌詞の通り、1人ずつ死んでいく。それも密室で。いったい何が起こっているのか不気味で、最後まで引きつけられました。 密室を作った方法もそうだが、密室にする動機も気になって仕方なかったが、犀川先生の言う通り、動機なん…