羽休みに娯楽を

ラノベが多めで、キャラ文芸、漫画、アニメ、映画など娯楽でおすすめしたいことを書いてます。良かったら見ていってください!

ミステリー

早朝始発の殺風景 文庫

青崎有吾先生の作品にハマって、初めて単行本で買った作品なのと内容が素晴らしいので思い入れのある作品です。 文庫書き足しがないですが、表紙が単行本の時と違い、惹かれました。 改めて読み返しても素晴らしい青春ミステリーでより好きになりました。 …

2021年 下半期 おすすめの新作ミステリー7選 新刊ミステリー10選

昨年、2021年下半期に読んだミステリー作品で新作、新刊に分けて読んだ本の中で特に勧めたい作品を紹介していきます。 まずは新作から。 Butterfly World 最後の六日間 作者:岡崎 琢磨 双葉社 Amazon ミステリーとして霧に包まれたような起こる筈がない謎の…

封印再度

今回は犀川先生と萌絵のイチャイチャの間に密室の事件が挟まれている感じがして、散らかっている構成だなと思いました。 ただ、密室としてはかなり惹かれるシチュエーションで真相が気になって仕方なかったです。 状況が複雑で、密室の作り方や犯人像を考え…

僕と先生 文庫

日常とミステリーの配分が絶妙で、日常の謎として読みやすいし謎にも頭を使うので読み応えがあります。 明るい物語と見せかけて、裏に潜む問題は割と重い内容なのは、上手いですね。 怪盗が登場するが、キャラクター性は良いが考え方ややっていることを軽く…

名探偵に甘美なる死を

特殊設定ミステリーとして、何構造にも重なりあっていて、真の結末までたどり着くまでの道のりが非常に困難なものになっていました。 だが、その中身はフェアなミステリーで頭を働かせて読み進めていくのに夢中になれました。 現実とVRゲーム空間を行き来し…

記憶の中の誘拐 赤い博物館

続編。 今回は緋色さんが自ら動いて事件の真相を突き詰めていたのは自分の過去から来ることなのだろうか。 真実が見えない中でもあっさりと真実に迫るヒントを掴む緋色さんの鋭さよ。 そのかわり、今回は聡が緋色さんの推理に振り回されるばかりで、残念で…

ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 II

面白い! 李奈が成長していて、物語の始まりの頃のようなふわふわしている様子がなく、周りが躊躇いそうな状況でも真実を求めていく姿勢で聞き込みをしているのを見て、立派になったなと。 時折、弱音が見える時はあるけど着実に成長しているのが感じられて…

先生と僕 文庫

大学生と中学生の微笑ましい交流の日々… だけではなく、何気ない出来事の裏に潜む悪意。 見逃していてもおかしくはない悪事を見つけることでもあって、何気ない光景から犯罪を見つけ出すという作風が気に入りました。 最初から最後まで、命の危機というのは…

幻竜苑事件 創元推理文庫

小さな少女からの依頼から幕が上がる。 幻竜苑という旅館で起こる不可解な事件、昔起きた謎の失踪、今と過去が交差するミステリーでした。 犯人のトリックには驚いたし、動機に関してはゾッとするものがありました。 しかし、俊介の真っ直ぐな心が折れるこ…

ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論

発売当初から気になってはいたが、文豪が作品の要素に絡んでるということがちょっと躊躇いを生んでいたが、2巻が刊行されたので思い切って読んでみました。 たしかに文豪の書いた作品が参照されていましたが、物語を楽しむうえでは知らなくても問題ない範囲…

赤い博物館 文庫

大山誠一郎先生の作品で暫定で1番好きかも知れない。 いわゆる外しコースとも言える赤い博物館の館長・緋色と左遷された聡が共に未解決事件に迫っていく短編集。 凄い!全話面白かった。 長編より短編の方がまとまりやミステリとしての切れ味が鋭い感じがす…

ボトルネック 文庫

久しぶりに読み返しも、十分味わえる作品でした。 青春、ミステリー、SFを融合した作品。 パラレルワールドに行ったら大体ハッピーな終わりになるものだと思ってしまうが、今作は違う。嫌なまでに自分の至らなさを実感させられて、暗い方へ背中を押されてい…

コミュ障探偵の地味すぎる事件簿

目を見て話せないを改題して文庫化。似鳥鶏先生の作品の中で1.2を争う好きな作品なので、是非読んで欲しいコミュ障青春ミステリーです。 主人公・藤村京はコミュ障で人と目を見て話せない。だが推理に長けている。 彼の1人ぼっちだった経験から来る語りや考…

犯人は僕だけが知っている

また、松村涼哉先生が名作を出してきたか。 毎回、テーマを決めて書いている作家さんだが、今回は様々な社会問題を取り入れてミステリーも入り組んでいたので、読み応えが抜群でした。 田舎が舞台に起きる失踪事件。その背景には家庭、部活、仕事があり、救…

密室は御手の中

阿津川先生かデビューしたきっかけと同じということと、密室、名探偵と助手の関係を掘り下げているとあっては読まずにはいられなかったです。 密室、名探偵と助手、このワードが好きな人には突き刺さるミステリーになっていました。二つの要素が好きな自分…

虚構推理 逆襲と敗北の日

刊行ペースが上がっていて嬉しい限り。 今回も虚構を作り上げるが嘘はついてない琴子の策略に感嘆しました。 夢虚ろな犯人に対して、厳しく現実を突きつけるのはスッキリしました。 珍しく、琴子と六花さんが手を組んで事件に当たったら犯人が可哀想に見え…

ノースライト 文庫

単行本時から気になってたが、読めてなかった。文庫化してくれて助かりました。 立派な家を建てたが、そこには誰も住んでいなかった。 仲良さげな夫婦、子供が住んでいた形跡がなく、ただ椅子が置いてあった。 その状況からよくぞここまで裏側を練って、今…

詩的私的ジャック

面白い。 ミステリーとして、歌詞の通り、1人ずつ死んでいく。それも密室で。いったい何が起こっているのか不気味で、最後まで引きつけられました。 密室を作った方法もそうだが、密室にする動機も気になって仕方なかったが、犀川先生の言う通り、動機なん…

コージーボーイズ、あるいは消えた居酒屋の謎

あらすじで興味が湧き、読んだが面白かったです。 コージーミステリーというのはあまり読みなれてなかったが、読み進めていくうちにのめり込めました。 探偵ではないが、好奇心を持つそれぞれの大人がカフェであーでもない、こーでもないと議論していく様子…

月光亭事件 創元推理文庫版

太田忠司先生の作品が気になっていた中、手に取りやすそうな今作を読みました。 少年探偵・狩野と犬・ジャンヌが探偵・野上のお手伝いすることに。そんな時に依頼が来て事件に巻き込まれる。 無邪気な狩野の性格に頬が緩む。 ジャンヌの振る舞いにも愛おし…

笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE

館モノミステリー。 巻数を重ねて、様々なタイプのミステリー話を読めるのは嬉しいが、今回はあまりにも煮え切らない締めだったのは残念でした。 事件の被害者達や関係者の思惑もハッキリせずにモヤモヤする終わりで、犯人の動機も分からずに締めくくられる…

スモールワールズ

発売当初から気になってはいたが、手が出なかった。しかし、今作に入っている魔王の帰還という短編が漫画化されていて、読んでみたら面白かったので、今作に手が出せました。 なんだろう、読んでいてモヤモヤしたり、登場人物に感情移入して苦しんだりとわ…

トリカゴ

無戸籍者を題材にした社会派ミステリー。 無戸籍者がいるのは知っていたが、改めて知ることが出来て良かったです。当たり前の基準が変わってしまっている彼らにとって、戸籍を持っている人をどう感じているのか。学ばせてもらいました。 日々、当たり前に受…

ブラックサマーの殺人

ストーンサークルの殺人の続編。 今回もボリュームがある1冊だが、飽きさせないハラハラした展開をしていて、楽しく読めました。 ポーが昔捕まえた犯人が実は殺人をしていなかった疑惑があがり、次々とポーにとって悪夢のような状況が整えられていく。 前作…

ストーンサークルの殺人

分厚い1冊だが、読み進めていくうえで必要な分量だったのだなというくらい、情報が詰められているので満足度が高いです。 作品の中心にある連続殺人の方法や規則性はグロいものがありました。 その事件を起こすに至った経緯もモヤモヤするものでしたが、最…

冷たい密室と博士たち

すべてがFとなるよりもまっすぐ、本格ミステリーでした。 密室のトリックや犯人の動機がさっぱり分からなかったですが、どうやって事件が構築されたのか気になったので犀川先生にあっさり説明された時は唖然としました。 自分の中で気にも止めてなかった、…

すべてがFになる

初森博嗣作品。有名作ですが、理系要素があるのでちょっと敬遠してましたが、かなり面白かったです。 確かに理系要素があり、トリックや事件に使われた部分で分からないところはあったがそれでも楽しめるように作られていたなと感じました。 タイトルのすべ…

密室蒐集家 文庫

密室のミステリーが読みたくなったので読みましたが、非常に満足度が高い短編集でした。 全てが面白い。 どの話も密室の事件で一貫していて、短編としての切れ味が冴え渡っているように思う。 ただ、ちょっと無理があるかな?という部分があっても、気にさ…

名探偵の証明 蜜柑花子の栄光 文庫

名探偵のあり方を探求し続けたシリーズの最終巻。 前巻から登場した祇園寺が再び登場してきて、蜜柑と相方の日戸が振り回される。 蜜柑の名探偵として試される連続謎解きにカタルシスを感じつつも違和感があり、全てが収拾していく結末は見事としか。 途中…

虚構推理短編集 岩永琴子の純真

今回も短編集。中編も混ざりながらだが、面白さは損なわれておらず、どの話も思考を捏ねくり回す琴子の言葉に振り回されて痛快だった。 毎巻の如く、作品のコンセプトでもあるからだが、情報を拡大解釈するのが素晴らしい。 読めば読むほど、その発想があっ…