キャラ・ライト文芸でおすすめの作品は8作品です。
ファンタジーではある魔女が死ぬまでがじんわりと心に来ました。世界が青くなったらはIF、もしの世界で起こる出来事が印象的でした。
彼方のアイドル、うつくしが丘の不幸の家は人の感情が生々しく描かれているから、各話に惹かれていきました。
人生を変える、変化していく物語として、弊社は買収されました、生者のポエトリー、俺ではない炎上、競歩王が印象的でした。
見習い魔女のメグが師匠のファウストから余命宣告を受ける。
呪いによるもので、その呪いを解くためには人の嬉し涙を集めなければならない。
この設定だけで先が気になって仕方がない。https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2022/01/17/210000
奥田先生の作品の中ではおとなしい雰囲気の作風でしたが、どの話も読み終えると肩の荷が降りるようなスッキリ感がありました。
この作者の文章、物語のテーマは人の心の痛みやそこからどうなっていくのかを親身に捉えているから、読み進めていくと胸と目頭がじんわりと暖かくなります。https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2022/01/14/210000
ある日、主人公・佳奈の恋人が世界から痕跡が消えた。どういうことか突き止めるために動く。謎を追ううちに成り行きで特殊な店でアルバイトすることに。
今までよりも、落ち着いた雰囲気があって、1話1話のエピソードがグッときました。https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2022/03/05/210000
タイトルの通り、日本企業が外資系企業に買収される。それは予告なく訪れて混乱する社員達。社会人ならば心あたりある会社の悪い部分が炙り出されて、問題が山積み。
会社間で対立している状況で、頭が痛くなる状況だが、主人公・真柴が会社のため、自分の矜持のため、奔走してたどり着いた結末は天晴れでした。https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2022/03/20/120000_1
詩をテーマにしていて、人生で壁にぶつかっている人達が詩を通して、壁を越えていく様子が描かれている短編集。
悩める登場人物達が希望を掴んでいくのが凄く胸を掴んでくる魅力がありました。https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2022/04/06/210000
不幸の家と噂されていた家で暮らしていた家族と、今住もうとする家族の物語。
代々住んでいた人達の家族事情は考えさせられます。読んでいて、悩む家族の人がどう立ち直っていくのか気になって仕方なかったです。https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2022/05/02/120000
SNSで呟かれる無責任な言葉、仕事でついボロが出てしまうこと、先入観で物事を判断すること。どれも自分は悪くないと正当化してないか?そう投げかけてくるメッセージ性が強かった。https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2022/05/20/210000
競歩という競技は知ってはいるが、どんな気持ちで歩いているのか、何を目標にやっているのかを知らなかったが今作を読めば競歩というのは我慢と爽快感が隣り合わせの良い競技なんだなと勉強になります。https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2022/06/16/210000