変サラ2巻、今回は手に取ってページ数少ないなと思いつつも、読み終えると満足感がありました。
ギャグと少しのリアルを織り交ぜる配分が上手いから、すらすら読めるうえに入り込んでしまいます。
サラの岐阜での過ごし方についてギャグの合間に惣助が考えているのが挟まれているから、少しずつサラが日常に入れるようになっていくのが良い。
このまま、サラが惣助の助手として過ごすだけなのは不味い気もして、同世代の子と過ごす時間もあると良いよね。
サラが学校に通っていってどう変化していくのか注目です。
サラが学校に通えるようになった理由については強引だけど、それくらいの無茶も必要だなと。
リヴィアに関しては心配になるくらい先行き不明の流れに乗っているのは可哀想な気もします笑 歪んだ場に引き寄せられるリヴィアだけど友人?信仰者?知り合いが出来てきていて、どこに向かっていくのか目が離せない。
惣助周りの大人達の関係もどう広げていくのか。このままだと修羅場一直線なんだが…
人と異世界人の交流はこれからどうなっていくのか楽しみです。
カントクさんのイラストを遊びに使うのも流石でした。
おもしろさ全振りの群像喜劇、第2弾登場!
異世界の姫サラと女騎士リヴィアが岐阜に転移してきて早一ヶ月。
探偵の仕事を通じて友達や知り合いも増え、楽しい毎日を送るサラ。
惣助はそんなサラを学校に通わせられないかと、弁護士のブレンダに相談するのだが……。一方、相変わらずホームレス生活を送るリヴィアも、宗教家の皆神望愛やキャバ嬢のプリケツ、チンピラのタケオなど怪しげな人々と再会してしまうのだった。
本格的にカオスになっていく人間模様の先に、果たして何が待つのか――。