下巻。前巻から続いた話だったがクエストの流れが不規則になっていて、かつ黒ポンチョの介入もあってややこしい事に。
緩い日常もありながらもスリルがある戦闘があり、読み応えがありました。
階層ボスや暗躍している黒ポンチョなどに苦しめながらもキリトはNPCを味方につけるから運がある。
この階層に入ってクエストが進行するにつれて、NPCが決められた動きだけではなくてNPC自身が意思を持つことに驚きます。
想定よりも意思や覚悟を持っていて、NPCだと思えなくなってきます。
展開的にはNPCがいないとボス攻略は無理だったのではないか。それで良いのかというのはありました。
黒ポンチョに関してもいつまでもコソコソしていられるのは厄介だな。
ツッコミたい気持ちになりましたが、スッキリする展開が読みたいな〜。
“アインクラッド”第六層で、黒エルフの騎士・キズメルと久方ぶりの再会を果たしたキリトとアスナ。彼女をパーティーに迎え、第三層から続く“秘鍵”回収クエストに挑む二人だが、その行く手には予測不能の展開が待ち受けていた。AIを凌駕する感受性を備えたNPCたちの登場。“秘鍵”を狙うフォールン・エルフの暗躍。新たな展開を見せるクエスト“スタキオンの呪い”。そして“扇動PK集団”の魔手―。キズメルたちNPCをも巻き込んだ、狡猾な罠を退けて、キリトとアスナは第六層を突破できるのか!?