下巻。
カジノ周りの事件は片付いたが、キズメルの問題は未解決。そのあたりは次巻以降に持ち越しかな。クエストの背景が練られていて、話に引き込まれる。
プレイヤーだけでなく、NPCも背負っているのが分かり、NPCだって生きているのだと確認出来ました。
今回、カジノの運営の背景にある問題がひと段落しても、また過ちは繰り返してしまうなんて制作側も意地が悪い。
これからも難問にぶつかるかもしれないが、キリト達がどう対処するのか楽しみにしたい。
キバオウ達も変わりはじめていて、攻略もどう変化していくのか。
最後の締めには希望が感じられて好きです。
第七層攻略の鍵は、《モンスター闘技場》での大勝負!?
第七層のカジノを支配するナクトーイ家とコルロイ家の長きにわたる暗闘は、キリトとアスナの介入によって予測不能の展開に突入する。
《モンスター闘技場》を牛耳るコルロイ家の不正を暴こうとするキリト。だがそこにはさらなる陥穽が仕掛けられていた。
《秘鍵》奪還、フロアボス討伐、そして悪辣なる陰謀の阻止――。数々の難題に対し、残された猶予はわずか二日。この高難度クエスト攻略の行方は、全財産をかけた闘技場での大勝負に委ねられた。
「大丈夫、うまくいくよ、キリト君」
十重二十重に待ち受ける罠を潜り抜け、キリトたちは勝利を掴めるのか?