羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

君死にたもう流星群

君死にたもう流星群 (MF文庫J)


発売当初から気になってた作品。


なぜ今まで読んでなかったのかと言いたくなる熱量がありました。


小さい頃から器用で容量よく生きてきた主人公・大地。夢を諦めて現実に馴染もうとするが、夢を見れず、引きこもり少女・星乃を失う。落ちぶれていた大地があるきっかけを得て、星乃を救うために過去に戻れることに。


無様に人生の底辺を歩いていた大地が再び、過去に戻り、星乃を救うために動いていく。という王道的な流れ。

大地と星乃の過去に過ごしていたというのを念密に描写していて、2人の間にある仲を戻してほしいと思えた。だから、この物語に入り込めました。


そして、大地は周りに頼っていいということに気づいてなかったが、過去に戻って気づくことが出来て良かった。周りの伊万里、涼介、葉月、真里亞さんは良い人で良かった。



是非、最後まで描ききってほしい作品です。