羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

夢を生きるとはこんなにも難しい 君死にたもう流星群5

君死にたもう流星群5 (MF文庫J)


今回は大地自身の問題。

周りの諦めそうなやつの背中を押して、前に向かせといて、自分は殻にこもったままなのは問題だ。

忘れていたけどタイムリープして、大地の1周目の意識のありかは考えてなかったな。

1周目からすれば迷惑だよな。


成長したと思っていた大地が1周目の自分を見せつけられて、ボロボロになるけど、こうまでしないと大地は素直に夢に向かえないからこの展開は必要だったんだな。


あと、周りが大地の中身が変わったことに気がつけないのは寂しい。


星乃、伊万里、宇野、黒井、涼介が変わって、みんな夢を追いかけているのが眩しくて仕方がないが、自分も飛び込まないと駄目な時。


自分と向き合って、一皮向けた大地がこれからどうなっていくのか楽しみです。


個人的に星乃の成長具合が感じられたのは嬉しかったです。