表紙がヤヤと冬燕なのが読み終えた後になるとにくいなと思う。
久しぶりの塾講師パートで天神は振り回されっぱなしになる。
今どきの大人や子供ならば起こり得る問題と直面し、非常に苦い。
読んでて犯人はわりとあっさり分かると思うが、出来事の裏側を知ると辛い。
恐ろしいほどに計算された人の悪意や善意を見せられて、これはロリ達がいないとライトじゃないなと。
さがら総先生の手腕にはまいりました。
子供だけでなく、ヤヤと冬燕にも迫っているし、何より、数巻ほったらかしになってた星花の現在地を知れて良かった。ヤヤの改心の一撃が刺さったみたいで、これから星花がどうなる。
この作品は誰かと比較してしまうところを突いてくるので、いかに自分で誇れるものを掴めるかが大事なんだなと。
まだまだ盛り上がっていきそうです。