この三巻からは角川スニーカー文庫でもやってなかった内容に入るということでワクワクして読みました。
内容としては、最強である月生さんを倒す。それと架見崎という街がどうしてあるのか、何を目的としているのかといった、この作品を読むにあたって大事な部分が描かれていました。
月生さんの倒し方についてはなるほどなといったところで、落とし所としては予想通りでしたね。
架見崎の謎については繰り返し読まないと把握出来ないと思いました。
今回も香屋が裏で動いてましたが、徐々に香屋の危険性が高まってきていて、狙われないか心配ですね。ただ、トーマの香屋への心酔っぷりは何か理由があるのか気になります。秋穂は香屋でもトーマにもつかなくなり、独立したら面白いなと考えましたが、ないかな。
そして、最後に落とされた事実は愕然としたし、香屋の剥き出しの気持ちには彼の本質があらわになってて、より好きになりました。
香屋が架見崎のゲームに参加せずに運営を出し抜こうとする行動原理に納得しました。
あぁ、続きが楽しみすぎます!