羽休みに娯楽を

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さよならの言い方なんて知らない。4

さよならの言い方なんて知らない。4 (新潮文庫)

 

待望の架見崎シリーズの新刊。

表紙の娘はいったい誰だか気になってきたが、いつか分かるでしょう。

今回は遂に今まで暗躍していた香屋が表に出てきて存在を街全体に知らしめるということでしたが、アクシデントがありつつも香屋の示した架見崎という街への問いかけは架見崎を運営している存在への刃になっていてたまらなく震えました。

ルールに縛られずに自分の価値観を貫く香屋の危険性には毎度驚かされるが、今回も見事に不意を突かれました。

ただ、そんな香屋を上回るトーマ。

だてに長く架見崎にいないということだ。

トーマの香屋への気持ちは複雑で言葉に表せないくらい積もっているものがあるんだなと分かりました。

だからこそ最後の言葉は何を示しているのか、知りたいけど、知りたくない。もどかしくなります。

大切だけど、乱暴に扱える香屋とトーマの関係は尊さと同時に危うさも秘めていて、これからも一筋縄ではいかないんだろう。

どうか、幸せな方へ…

 

そして、今まで影が薄かった秋穂が目立つことが見れて嬉しいです。

香屋とトーマを近くで見ているからこそ歯痒く思うが、秋穂の内に秘めていた気持ちや行動には響くものがありました。

これからは秋穂からも目が離せないです。

 

架見崎という街がこれからどう変わっていくのか、香屋、トーマ、秋穂の関係はどうなっていくのか目が離せません。

 

リリィちゃんも幸せになってくれ。

 

(あらすじ)

臆病者の少年は英雄への道を歩み始める。香屋歩は臆病者を自認する。知らない人に話しかけられるどころか、すれ違うのすら怖い。そんな彼が殺し合いを是とする架見崎に招かれたとき、どんな行動をとるか。逃げるのか。隠れるのか。泣き叫ぶのか。否。少年は立ち上がる。彼はいつだって、恐怖の前提と対峙する。PORTを脱退した王者ユーリイ。トーマの計画。混戦の果てに浮かび上がる世界の秘密とは。激動の青春劇、第4弾。