教室が、ひとりになるまでで作者を知り、新作を読みました。
今作は静かにそして、淡々と重い事実浮かび上がってきていて、分かっていいのかと思いつつ、油断していたら本命が襲ってくる感じか。
昔、恋をしていた少女が高校3年生を繰り返しているというのは気になりますね。
真相を探っていくうちに、全貌を知り、切ない気持ちになったかと思いきや、二段構えで、さらにもう一つの真実が見えたとき、救われたように思いました。
ちょっとした伏線が後々に効いてきたり、巧みな構成が光る作品でした。
興味がある人は、気になった人は読んで確かめてほしいです。