羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか19

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 19 (GA文庫)

ベルが強くなるために、前のめりになるのが続いていたのでダンジョンジャンキーを落ち着けるために学区で学ぶ少年少女達に紛れるのは良い気分転換になるんじゃないかな。学ぶ、考えることを知り、成長に繋げるあたり抜け目ない。力を隠すというのも、今だからこそというのもあり、成長してるなぁと。

学区で出会ったエイナの妹・ニイナと行動していき、彼女の悩みに寄り添ったベルは女たらしだなーと笑 姉妹揃って攻略とは恐れ入ります。

 

悩めるニイナを押した、夢に出会った瞬間を逃さないというのは勇気を貰えるシーンで好きでした。

ニイナがどうなっていくのか楽しみ。

 

息抜き回でありながら、リューさんがヘスティアファミリアに加わったりと変化もある。いつも頼りにしていたエイナさんの家庭にも触れていて、情報量はありました。

学区編があと1冊で終わってしまうのが惜しまれる。

「学区が帰ってきたぞぉぉぉ!!」
美神の派閥との戦争遊戯が終結し、慌ただしく後始末に追われる迷宮都市に、その『船』は帰港した。
『学区』。ギルドが支援する、移動型の超巨大教育機関
ひょんなことから学区に潜入することとなったベルだったが、ある人物と似たハーフ・エルフの少女と出会う。
「私、ニイナ・チュールっていうの。よろしくね、ラピ君!」
様々な出会い、『騎士』との邂逅、そして学園生活。新章とともに新たな冒険が幕を開ける迷宮譚十九弾!
これは、少年が歩み、女神が記す、
――【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】――