GA文庫
待っていた新刊。 ベルやオラリオ中を洗脳していたフレイヤへの怒りが収まらないオラリオの面々。 強敵フレイヤファミリアが相手ということで、かなり厳しい綱渡りを繰り広げていました。 圧倒的な力の前に屈するのかとハラハラしながらも、微かな可能性を拾…
これは新たな青春ラブコメだ。 陽キャ、陰キャ、問わず仲良くなって、その枠組みそのものと向き合っていく様子はまさにそう。 序盤は軽いラブコメで、中盤以降に陽、陰という個人の性質について掘り下げていく。 軽い雰囲気で、ズイズイ進んでいく展開が良い…
アストレアシリーズ最終巻。 正義を証明するため、悪と戦う。 未来のために。 正義とか悪とか、話し合っても平行線を辿るたげ。 未来のために戦うのは単純明確で良い。 オラリオのために、熟練の冒険者達が命をかける姿に胸を打たれました。 それは引き継が…
前巻の尾を引いていて、暗い雰囲気からの始まり。 圧倒的な悪の前では、正義は役に立たないのか問われる展開に。 民衆達の冒険者への憎悪は誘導されている感があり、歯痒い。 冒険者も救おうと動くが、悪の悪知恵に翻弄されているので言い返せない。 正義と…
GA文庫は大森先生を使い過ぎではないかというくらい働かせてるな笑 それだけダンまちの人気が高いんだろうけど。 今シリーズはダンまち前日譚。ゲームをやってないので、書籍化されて嬉しいです。 前半はアストレア・ファミリアの正義を描き、後半で絶対悪が…
ウェインとニニムの関係は1巻から強固に結ばれている感じが出ていて、いかにしてそうなったのか馴れ初めが気になっていた。 そして遂にウェインとニニムの初めましてのエピソードが入ってる!と気持ちが上がりました。挿絵で小さな頃の2人を見るだけで嬉しか…
裕時悠示先生の最新作は高校生男女がクルマで旅をしていく青春物語。 ラノベでは中々見ないドライブデート。 挑戦してます。 主人公とヒロインの背景、何故旅に出るのか、関係性を築いていく変化、諸々詰まっていて、今後の旅が気になる出だしでした。 物語…
遂に完結。 俺修羅が始まってから11年も経ったなんて、信じられない。 別シリーズがあったりメディアミックスやスランプなど色々あっただろうが、とりあえず裕時悠示先生とるろおさんにお疲れ様でしたという気持ちで一杯です。 自分が俺修羅のアニメを観た…
これほど仕事しないあらすじも珍しい笑 ただ、これが相応しいのかも知れない。 フレイヤが何ふり構わずベルを手に入れるために、オラリオ全体にベルは始めからフレイヤファミリアだったと刷り込み、洗脳していく。 俯瞰して見ると、フレイヤが自分の失恋を…
最初からベルに好意を持っていたシルの秘密が明らかになる。 大方予想通りの秘密ではあったが、シルの気持ちが切ない。 どれだけ、好いていても契約に縛られて、ベルは他の人を見ている。報われないのは分かっていても、好きを伝えようとするシルに胸が締め…
帝位争奪戦が遂に決着。長く続いていたから、ようやくかというところだが、争う候補達の競い合いが激しかったから仕方なし。 巻数重ねてきたからこそ、決着に至るのが感慨深いです。 ウェイン、ニニムの学友達が時代を利用して、自分の方が上だと戦うのは良…
今回も面白かったです。 主人公・七村のぼっち語りは健在で彼の皮肉な部分がブレないのは良いところ。 呑気そうに見える七村だが、一週目の記憶が頭に過ぎり、迷い悩むのは優しいからこそ。 二週目だから、一週目との違いに思うことがあるのは当然。 設定が…
フレイヤにスポットが当たる回。 自由な女神像として完璧に気の向くままに生きていて、清々しさがある。 それでいて、思いやりがあるのは良いね。 フレイヤの神としての振る舞いにも、理由があって。 それは周りを振り回すこととは釣り合ってないように見え…
ダンまちの世界観、キャラクターをより深掘りしていくクロニクルシリーズ第1巻。 大森先生、大変過ぎでは… リューさんが掘り下げられていて、本編で話は聞いていたギルドから指名手配されてから豊穣の女神で働くようになったきっかけについてのエピソードが…
日常の短編集で、ほっこりする話やしんみりする話、など戦闘ばかりだったベル達や作者にとっても休息の日々でゆったり読めた。 本編の展開がハードで熱いからこそ、日常の良さが感じられました。 ヘスティアファミリアのメンバー、エイナさんの始まりの頃を…
巻数を重ねてきて、大分登場人物が増えてきたな。 次から次へと出てくるから掴みきれていない。キャラクターが濃いし、バリエーション豊富だからか。 展開も安定しているが、安定しているがゆえに物足りなさも感じてきて、ちょっと変化が欲しいな。 ただ、…
長く続いたラブコメが終わりを迎えてしまうのはなんとも言えない気持ちになると同時にスッキリ区切りが着くということでもあるから、喜ばしい。 鋭太と真涼の偽物の関係から始まり、いろんなことが起きて、その度に鋭太や周りの千和達が決断してきた。 また…
分厚い1冊だが、死闘に次ぐ死闘の連続で、ベル達が死に物狂いで生き延びようと戦う姿に胸を打たれましたし、リューさんの過去を知れたりと気になって仕方ない展開になっていて一気読みですね。 読み終えた後はヘトヘトになりましたが、良い終わり方だったの…
リューさんが殺人をした? 信じがたい噂から始まったが、きちんと種は撒かれていて、ミステリ風味にリューさんの動きが明かされて良かったです。 過去の復讐が終わってなくて、消化しようとしていた内なる炎が点火したリューさんの姿は今まで見せてきた優し…
異端児編で、悩み苦しみ、傷つき、そしてライバルに敗北して、いっぱい悔しい思いをして様々な気持ちを胸に再出発の回。 ベルだけでなく、周りのヘスティアファミリアの面々がボーっとしてると置いていかれるという意識を持っていて安心。 ベルも自分のこと…
ここ数巻フラーニャが前に出てきていたが、その理由が腑に落ちました。 ウェインの裏の顔に気づき始める周りを引っ張るのに相応しいのはフラーニャだったからか。ウェインは最初から国を売国しようとしたり、愛国心はないしね笑 ただ、いくら束ねても現時点…
卒業前に美少女・花見をかばって死んだ主人公・七村が再び、入学式からやり直していく2度目の青春。 ぼっちからリア充へ変わるかと思いきや、生き方や考え方は変わらない。 七村のボッチ語りがびっくりするくらい馴染んできて、読む手が止まらない。捻くれて…
創作とファンタジーを絡めた青春ファンタジー。 渾身の一冊を描き上げたことで燃え尽き症候群みたいになったナイト。世界を救う使命を背負い過ぎたヒメ。2人が自分への苛立ちが互いに向き合ってしまい、拗れてしまう。しかし、一回離れたくらいで壊れた関係…
名誉が地に落ちたベルだが、今までのベルがしてきた活躍を知っているものは見放したりはしない。ベルがベルらしくいられるためには周りの支えが必要なんだと実感する展開でした。 ベルが人に害することをしたのは、確かに違和感があるかもしれないが、ベルが…
ベルとウィーネ達が離れ離れになり、モヤモヤしながら進んでいくわけがなく、大問題が発生する。 異端児達が悪意ある冒険者の残虐に我慢出来なくなり、暴走してしまう。異端児達の実態を知っているからこそ目を背けたくなる部分もあり、辛い。 そして、ウィ…
新章突入。 ファンタジー世界でモンスターを倒して当たり前の冒険者達が揺れる騒動が起きそうで怖いです。 意思疎通を取れるモンスター・異端児が現れて、彼彼女らは殺すべき存在なのか。 純粋なベルが異端児と出会ってしまい揺れるのは当然だが、どう変化…
毎巻熱いバトルがあるからこそ、短編集で日常を覗けるのは良いですね。 短編集だが1話1話でスポット当てているキャラクターのことをより深く知れるので、満足度が高かったです。 ヘスティアファミリアに移籍した命はちょっと気の毒だなと思っていたが、タケ…
前巻の引きからヴィル回とは知ってはいましたが、良かったです。 コマリのメイドであり相棒で変態だけど頼りになるヴィルがコマリの側から離れている間のコマリが感じた寂しさや複雑な思いが、反転してヴィルを助け出そうとする展開を盛り上げていました。 …
ファンタジー世界でよくある夜の街の世界に踏み込んでいて、やりたくないことをやらなくてはならない春姫と出会ったベルが彼女を助けようとするが、誰かを助けることは容易ではなくて助けた後のことまで考えて動かないといけない。ただの優しさだけで動くの…
今回はダンジョンではなくファミリア同士の抗争に発展して、ベル達は厳しい戦いを強いられる。さらに、2巻から放置されていたリリのファミリアの問題も絡んできて、1冊でよくまとめたなと。 格上であるアポロンファミリアから戦いを挑まれて、ベルが特訓し…