最初からベルに好意を持っていたシルの秘密が明らかになる。
大方予想通りの秘密ではあったが、シルの気持ちが切ない。
どれだけ、好いていても契約に縛られて、ベルは他の人を見ている。報われないのは分かっていても、好きを伝えようとするシルに胸が締め付けられます。
描写や作品の空気感がガラッと変わりそうだが、ベルはどう動いていくのか。
動くにしても、今までの問題とは違い、敵?が凶悪過ぎるのではないか。
また、豊穣の女神とフレイヤファミリアの関係も明らかになっておらず、どうなっているのか。
先が見えない、状況だが、ベルに絶望が迫ってきていて、救いはあるのか。
街娘からの一通の手紙が波乱を呼ぶ!挽歌祭とともに『二大祭』に数えられる『女神祭』で、ベルはなし崩し的にシルとの逢瀬に臨むことに。だが、何も起こらない筈もなく!豊穣の女主人、剣姫、更には“フレイヤ・ファミリア”を巻き込んだ大騒動に発展してしまう!「全ては女神のために。―死ね、娘」そして訪れる凶兆。一人の少女を巡り、都市にかつてない暗雲が立ち込める。これは、少年が歩み、女神が記す、―“眷族の物語”