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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 10

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか10 (GA文庫)

 

ベルとウィーネ達が離れ離れになり、モヤモヤしながら進んでいくわけがなく、大問題が発生する。

異端児達が悪意ある冒険者の残虐に我慢出来なくなり、暴走してしまう。異端児達の実態を知っているからこそ目を背けたくなる部分もあり、辛い。

そして、ウィーネも捕まり、どうなるかというところ。地上に異端児達が出てしまい、都市が大混乱になる。

ロキファミリアや他の冒険者、住民達が見ている中、ベルが大きな決断をしなければならなくなる。

焦る中、ベルが覚悟が定まってないけど見切り発車する形になってしまい、周囲に誤解されてしまうが無理矢理突破していくことに。こればっかりは何言われても仕方ないんだが、尾を引く行動にはなってしまった。仕方ないんだけど、もどかしいけど異端児を知らない側からするとベルの行いは理解出来ないよね。

ベルの決断に押された異端児達の決意は立派なもので熱くなりました。

フェルズの長年の想いを晴らすような奇跡には感動しました。

 

様々なことが起きたがベルの名誉は致命的な傷を負いそうだが、挽回出来るのか。

 

次巻のベルの動き次第で英雄か愚者か分かれそうだ。

 

理知を備えるモンスター『異端児』との邂逅も束の間、ベルはウィーネと引き離されてしまう。懊悩の日々に埋もれるベルだったが、ウィーネにも魔の手が迫ろうとしていた。そして、「武装したモンスターの大移動を確認!ギルドは討伐任務を発令します!!」暴走する『異端児』によって賽は投げられた。引き鉄となったのは暴悪な狩猟者達、代償は都市の全派閥を巻き込む動乱。激動のオラリオで少年は決断を迫られる。憧憬と怪物、現実と理想、英雄と罪人。人類とモンスターの狭間で、ベルは―「君は、本当に愚かだな…」これは、少年が歩み、女神が記す、“眷族の物語”