アストレアシリーズ最終巻。
正義を証明するため、悪と戦う。
未来のために。
正義とか悪とか、話し合っても平行線を辿るたげ。
未来のために戦うのは単純明確で良い。
オラリオのために、熟練の冒険者達が命をかける姿に胸を打たれました。
それは引き継がれていく勇姿でした。
オラリオの非常事態を描いていて、緊迫している中、正義が回っていき悪を滅ぼしていく。
悪側にも意図があり、目的があって、それを知ると見方がガラッと変わる。悪の描き方がとても良い。そう落とすのかと。
個人的にフィンが暴走するところをもう少し見たかったな笑
てっきりアストレアファミリアの終焉まで見せられるのかと思ってましたが、その時ではなかったです。
暖かい気持ちで締めくくっていました。
全てを決する戦いが始まる――
迷宮から大最悪を喚び出しオラリオを破壊せんとする闇派閥と、迎え撃つ冒険者達。勇者は計略を巡らし、猛者は奮い立ち、正義の眷族は未来を求め希望を煌めかせる。
そして繰り広げられる正邪の決戦のなかで、冒険者達が手を掛けるは――誇り高き『英雄』の頂。「『英雄』の作法を教えてやろう、小娘ども!!」
これは暗黒期を駆け抜けた、正義の眷族たちの星々の記憶――。