羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

アストレア・レコード1 邪悪胎動 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 英雄譚

アストレア・レコード1 邪悪胎動 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 英雄譚 (GA文庫)

 

GA文庫は大森先生を使い過ぎではないかというくらい働かせてるな笑

それだけダンまちの人気が高いんだろうけど。

 

今シリーズはダンまち前日譚。ゲームをやってないので、書籍化されて嬉しいです。

前半はアストレア・ファミリアの正義を描き、後半で絶対悪がオラリオを蹂躙していく。文字通り、桁違いの登場人物が登場してきて、パワーバランスがおかしくなる。

リューさんが所属していて、悲劇を迎えるのが分かっているからこそ、アストレア・ファミリアの正義が辛く見えました。

しかも、その正義を上手く利用されてしまった感じがまた憎い。イヴィルス・ファミリアの狡猾さに嵌められるのが歯痒いです。

 

次巻でオラリオはどう立て直すのか、正義失墜という悲しいタイトルとどう結びつくのか気になります。

 

ベルの仲間達の過去が少し見えて、それはサービスとして嬉しかったです。

 

スマホアプリゲーム「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか~メモリア・フレーゼ~」リリース3周年イベントとして実装された長編シナリオ「偉大冒険譚 アストレア・レコード」が、原作大森藤ノによる改稿を加えGA文庫より刊行決定! !