ダンまちの世界観、キャラクターをより深掘りしていくクロニクルシリーズ第1巻。
大森先生、大変過ぎでは…
リューさんが掘り下げられていて、本編で話は聞いていたギルドから指名手配されてから豊穣の女神で働くようになったきっかけについてのエピソードが描かれていて、リューさん好きには必見です。
また、リュー自身の変化も読めて良かったが豊穣の女神で働く他の面々とミアさんのことも知れたのも良かったです。
本編で薄々、こいつらは裏に何かあって強いというのは予想出来たが、それでもしっかりと始まりの話を読めて嬉しかったです。
前半の賭博場での話ではベルの幸運具合に笑うしかないが、シルの魔女具合には苦笑いしかない。
シルはやっぱり…
それは神の眷族が紡ぐ歴史の欠片(クロニクル)――。
「アンナ・クレーズを買い取ったのは、『大賭博場(カジノ)』の人間です」
腕利きの元冒険者リューが働く『豊穣の女主人』で今日も騒動が起こる。
とある夫婦の一人娘がさらわれたことを知り、正義(アストレア)の名のもとに調査を開始するリュー。
その先に彼女が辿り着いたのは――迷宮都市の治外法権、大賭博場。
人の欲望が渦巻く黄金の都で【疾風】の轟きが巻き起こる!「お前達、声を出しな! ここは笑って飯を食べてもらう場所さ! 」
そして少女達が酒場に集う始まりの物語も収録!ダンまちの世界を補完するクロニクル・シリーズ第一弾、始動!