羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

陽キャになった俺の青春至上主義

陽キャになった俺の青春至上主義 (GA文庫)

 

これは新たな青春ラブコメだ。

陽キャ陰キャ、問わず仲良くなって、その枠組みそのものと向き合っていく様子はまさにそう。

序盤は軽いラブコメで、中盤以降に陽、陰という個人の性質について掘り下げていく。

軽い雰囲気で、ズイズイ進んでいく展開が良いですね。

会話がとにかく面白くて楽しい。関係性もよく描けていて、陽キャ陰キャ構わず仲良くなっていくのが良い。人は人だから、その人らしくあれたら良いんだよね。笑いでシリアスを中和しているのは流石だなと。

 

続編はどうなるか楽しみです。

 

陽キャ】と【陰キャ】。
世界には大きく分けてこの二種類の人間がいる。
限られた青春を謳歌するために、選ぶべき道はたったひとつなのだ。
つまり――モテたければ陽であれ。

陰キャの俺、上田橋汰は努力と根性で高校デビューし、陽キャに囲まれた学校生活を順調に送っていた。
あとはギャルの彼女でも出来れば完璧――なのに、フラグが立つのは陰キャ女子ばかりだった!?
ギャルになりたくて髪染めてきたって……いや、ピンク髪はむしろ陰だから!

GA文庫大賞《金賞》受賞、陰陽混合ネオ・アオハルコメディ!
新青春の正解が、ここにある。