好評なようで、気になって読んでみたらおすすめされる理由が分かる。オードリーとしてヒットした若林さんの細かなところを気にしたり、周りの社会人に合わせられず四苦八苦している様子をエッセイとして読むと、かなり好奇心をくすぐられる。きっと、自分に正直な人なんだろうなと。
感情剥き出しに描かれていて、それが良い。
隠したくなるような、情けなさや羞恥をコミカルに冷静に書く勇気が素晴らしいと思いました。
最初は恐る恐る読み始めましたが、勢いがつくと最後まで気になって仕方ない。
ハマる人にはハマる中毒性があります。
若手芸人の下積み期間と呼ばれる長い長いモラトリアムを過ごしたぼくは、随分世間離れした人間になっていた―。スタバで「グランデ」と頼めない自意識、飲み屋で先輩に「さっきから手酌なんだけど!!」と怒られても納得できない社会との違和。遠回りをしながらも内面を見つめ変化に向き合い自分らしい道を模索する。芸人・オードリー若林の大人気エッセイ、単行本未収録100ページ以上を追加した完全版、ついに刊行!