羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

陰キャだった俺の青春リベンジ 天使すぎるあの娘と歩むReライフ

陰キャだった俺の青春リベンジ 天使すぎるあの娘と歩むReライフ (角川スニーカー文庫)

 

社畜が過労死して、起きたら高校時代にタイムリープ。高校時代やあの頃頑張っていたらという願望が叶う作品。

まさに大人の願う状況でした。

主人公・新浜は社畜の経験を上手く利用して、憧れのヒロイン・柴条院を救うべく奔走するのはスカッとしました。

後悔をバネに180度違う高校生活を送るというのは良いリベンジ物語でした。

 

大人を経験しているからこそ、何も変えようとしなかった高校生活を悔いてしまう。

悔いをなくせる特殊な状況でどう変わっていくのか見届けたくなりました。

 

柴条院は世間知らずで、優しさを持ちすぎている。隙が多くてハラハラする。

柴条院の個性が薄いかなとも思いましたが、全体的には満足度が高い作品だったなと。

 

やり直しの代償もあるのか気になります。

続くならば読みたい。

 

この社畜力でやり直す、彼女と一緒の2度目の青春!

ブラック企業で身も心もボロボロになって倒れた新浜心一郎は目覚めたら高校二年生にタイムリープしていた。陰キャで灰色だった高校生活……でも今の自分ならきっとやり直せるはず。
時を超えて再会した憧れの美少女・紫条院春華は、思い出以上に天真爛漫で可愛くて、何より新浜のことをまっすぐ見つめてきて……
「昨日までの新浜君とはすごく変わった気がします。優しいところはそのままに、大人になったみたいで素敵です!」
もしも未来を変えられるなら、酷いイジメの末に命を絶った彼女を絶対に救いたい。手に入れた大人のメンタルと社畜力で、彼女と一緒に二度目の青春にリベンジする――!