羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

秋田書店

BEASTARS 14

ヤフヤとレゴシの出会いが成長している途中で良かった。 少し前のレゴシだったら、別の結果になっていたかもしれない。 ヤフヤの肉食としての揺さぶりは正直好きになれず残念。 自らの身体を張って意思を示したレゴシの方が大人に感じた。 久しぶりにハルが…

BEASTARS VOL.13

レゴシが一人暮らしを始めて、仕事もやっていき様々な種族と交流していくことで知識と見聞を広げていく様子は読んでいるこちらもハッとさせられます。 海洋生物のサグワンさんの考えや行動は視野を広げてくれるもので、知らない考えに触れたようでした。 セ…

BEASTARS VOL.12

リズとの戦いでレゴシがルイの足を食べたのは仕方ないとはいえ、罪なこと。 そこをしっかり見せるから、肉食と草食が住む世界に説得力が生まれる。 レゴシが学校を辞めるという決断をあっさり行えるくらい、大人に近づいているのだなと。 損得では損かもし…

BEASTARS vol11

決闘の時が訪れた。 レゴシとリズの価値観のぶつかり合い、ただ戦うのではなく考えもぶつけ合って、互いに分かろうとしていくものなのは良かったです。 リズもレゴシの考えに触れて、自身の脆さを認識して弱さを知って、納得する結末なのは素晴らしいとしか…

BEASTARS VOL.8

肉食獣と草食獣、交わりあえない確かな線が引かれている世界で肉食獣でありながら草食獣を思って強くなろうとするレゴシの歪さは誰かに歪められるものではないのかもしれない。 自身で生き方を選んで進んでいく姿は見習いたい。 ハルちゃんとはすれ違いなが…

BEASTARS VOL.7

随分放置されていた食殺事件について追求していくことになったレゴシ。 周りとぶつかりながらも、調査していき犯人に襲われながらも、覚悟を決められるレゴシがかっこいいが友人のジャックからすれば寂しさを感じるよなぁ… ハルちゃんとも距離が生まれて、…

BEASTARS VOL.6

レゴシがハルに打ち明けて一区切り。 久しぶりに平穏な日々にほっこりしました。 ジュノがレゴシへの気持ちが溢れて暴走して、かえってレゴシを困らせる形になってしまったのは残念だ。だが、肉食獣達からすればジュノが肉食獣の地位を持ち上げた形になって…

BEASTARS VOL.5

囚われたハルを救出するために動くレゴシかっこよ過ぎた。 対してルイ先輩は色々なしがらみに縛られて動き出せない。 2人が対峙するところは見応えがありました。 大きな分岐点を迎える話でした。 レゴシ1人で乗り込むかと思いきや表紙の頼れるパンダが現れ…

BEASTARS VOL.4

ルイ先輩の過去が垣間見れて、なぜあそこまで気を張って生きているのかが分かりました。 ビルは脅そうとしたが役者が違いましたね。ビースターの称号を本気で狙うのは納得です。 またハルとの関係も見えて、これならレゴシでもチャンスがありそうで良かった…

BEASTARS VOL.3

舞台で暴れてからレゴシの中で変化が止まらなくなっていて、ハルとの関係が近づくかなと思っていたが甘かったですね。狼とウサギの超えられない壁が突きつけられるのは辛い。 とはいえレゴシが歩み寄ることが出来たのは大きいですね。 演劇部の後輩狼のジェ…

BEASTARS VOL.2

2巻は表紙のルイ先輩の格好良さの裏に潜む葛藤やジレンマがあって、より好きになりました。 また、取り乱したルイ先輩にレゴシがビシッと言葉をかけるのは印象的でした。弱い種族ながらも皆から慕われているルイ先輩だから下を向いて欲しくなかったんだな。 …

BEASTARS VOL.1

動物達が種族の違いゆえに争ったり、同族なのにぶつかったりと生きづらさがテーマのように感じました。 動物だから珍しく読めますが人間に置き換えてしまうと駄目ですね。笑 動物が明るく暮らしているというよりは線引きしていがみ合っている世界観が凄く気…