羽休みに娯楽を

ラノベや漫画やアニメやら

七つの魔剣が支配する

(内容)

春―。名門キンバリー魔法学校に、今年も新入生がやってくる。黒いローブを身に纏い、腰に白杖と杖剣を一振りずつ。胸には誇りと使命を秘めて。そんな魔法使いの卵たちを迎えるのは、桜の舞う満開街道と魔法生物たちのパレード。が、希望に胸躍らせるのも束の間。キンバリーの孕む数々の脅威が彼らに襲い掛かる。気まぐれに生徒を飲み込む地下迷宮、怪物じみた上級生たち、亜人種の人権を巡る派閥の対立―。そんな魔境を仲間と生き抜く中、オリバーは一人の少女と縁を結ぶ。腰に日本刀を提げたサムライ少女―ナナオ。二人の魔剣を巡る物語が、今、始まる。

(感想)

アルデラミンが好きで、こちらの新作も読みました。

戦記の次は魔法学校か。一体、どんな作品かなと手探りで読み進めていきました。

序盤から中盤にかけて、キャラ紹介や世界観を描いていて、1巻としては理想的な流れでした。ただ、中盤まで読んだときは良作の範囲を出ないなと思いました。ちょっと、物足りないなと思ってたら、終盤に見せた狂気で、この作品は良作ではなく名作になるなと確信を得ました。

文章もキャラも展開も全てが好みに刺さりました。是非、シリーズとして、最後まで書ききってもらいたいです!


正直、イクタ・ソロークの影を追っていたんですけど、杞憂でした。



この作品はオリバーの物語だ。

天才王子の赤字国家再生術2 〜そうだ、売国しよう〜

(内容)

「私と一緒に帝国を奪りませんか?」次代の名君として臣民に慕われつつ、楽隠居を目指して日々売国を画策する小国ナトラの王太子ウェイン。僅かな手勢で隣国との戦争に勝利し、その名を内外に響かせた彼のもとに突然舞い込んだのは、後継争いに揺れる帝国の皇女ロウェルミナとの縁談話だった!?うますぎる話に警戒するウェインだったが、周囲は帝国との関係が深まるとお祭り騒ぎ。しかも非公式のお見合いに訪れた皇女から提案されたのは、野望の溢れたもので―。天才王子による七転八倒な弱小国家運営譚第二章、ここに開幕!


(感想)

2巻は新キャラのロワがウェインの予想をかき乱すような展開にもっていきつつ、実は前からーーみたいな、モニョモニョ感があって良い。


この作品って、どれだけウェインを苦しませる展開に持っていくかが、キモだよね。その点においては2巻も文句無し。ただ、1巻に比べると読みづらく感じた。なぜだろうと思ったら、ウェインとニニムのふざける会話が少なかったかなーと。説明ばかりあっても退屈だし、この作品はそこまで固くならなくても良いかな。


とはいえ、1.2巻と売れ行きが好調みたいで、これから続いていきそうでホッとしました。

3巻を期待してます。

キノの旅 Ⅺ the beautiful world

今巻は普通過ぎて、あとがきが印象に残ってます。


「子供の国」

・いるよねー、大人っぶってるけど中身子供なやつー。自分のやっていることを正当だと思っている大人。子供のほうが大人に見える時あるよね。


「お花畑の国」

・綺麗なお花畑の裏では、いったい何があるのか。表裏一体という言葉があるけど、見てるものが全てではないということだね。


「つながっている国」

・現代で流行っているSNSみたいに思った。便利さを感じるが、負の側面がある。この国は上手く使っていたのかな。


今巻はこの三つの話が好きでした。

では〜

雑記 コーヒーが冷めないうちに 映画

昨日、9月21日から公開が始まった、映画コーヒーが冷めないうちにを見てきました。

以前から気になっていて、偶然にも昨日休日だったのでちょうど良かった。そして、雨も降っていたので、映画館でゆったり過ごすのに向いていましたね。


内容としてはファンタジーな部分もありますが、それは気にせず見たので、概ね満足でした。過去に戻って、やり直したいって気持ちを上手く題材にしていて、見てて自分だったらどうする?と問いかけてました。



設定や喫茶店の雰囲気で見るのを決めても良いし、俳優目当てで見ても楽しめるような作りになっていました。

気になる人は見て確かめていただければと思います。


映画を見た後、コーヒーが飲みたくなったので、コメダ珈琲でゆったり過ごしました。とても美味しかったです。

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3

 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 (ガガガ文庫)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 (ガガガ文庫)

 

 

(内容)

日々は相変わらず。友達もなく、彼女もなく、孤高の学園生活…のはずが、八幡の中に生じた慣れない居心地の悪さ。それはやはり、部室にいない一人の女子が原因なのか…。それを解決できる器用さが雪乃や八幡にあるはずもなく、発生するのは間違いだらけのイベントばかり。戸塚との甘酸っぱい時間、材木座の慟哭と雄叫び、けっして見てはいけない平塚先生の一面…そして、脱衣トランプ!?誤った方向に力強く暴走するキャラたちに囲まれて、奉仕部の日常は戻ってくるのか?ひねくれぼっちの青春ラブコメ第三弾。

(感想)

八幡と結衣が回り道になっても、仲直りして良かった。互いの気持ちが通じ合うまではいかないけど、すれ違っていて、摩擦を起こしてたのが直るって良いね。

 

ただ、八幡と結衣の仲が直ったのは良いんだけど、雪乃との壁は広がっていったのは皮肉だ。人間の気持ちって難しい。

 

改めて読み返したら奉仕部の3人は高校生らしく、揺らぎながら辛うじて繋がっている状況だったんだなと思いました。それも、平塚先生の強引が大事だったんだと思います。

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる9


(内容)

壊れた真涼を見すごせず、ハーレム王となる決意をする鋭太。しかし真涼はあくまで千和との仲を応援しようとするが―。ブレまくり揺れまくる真涼に千和が激怒、ついに二人は激突する!!そして、鋭太は己の目的を果たすため、愛衣とカオルの協力を得て生徒会長に立候補する策略を巡らせる。そんななか、冷静に状況を見つめる姫香が千和の慢心を指摘する―。裕時悠示×るろおが贈る、甘修羅らぶ×らぶコメディ第9弾!


(感想)

大分めちゃくちゃになってきて、混沌としている。真涼がとんでもない方向に向かってるし、千和は状況に満足していて、ヒメと愛衣が冷静になっている。ヒメがまさかこんなにひとり立ちするとは登場したときは思いもしなかった。ヒメと真那の友情は好きだなぁ〜。


鋭太が本気でハーレム目指して頑張っていく姿を見ると、シリーズ前半の熱さが戻ってきたかなと思う。

そのためには、まず真涼を倒さないとな。



鋭太と真涼はビリビリしてないとダメなんだな、なぁなぁで済ましちゃいかん。

ボトルネック

ボトルネック (新潮文庫)

ボトルネック (新潮文庫)

(内容)

亡くなった恋人を追悼するため東尋坊を訪れていたぼくは、何かに誘われるように断崖から墜落した……はずだった。ところが気がつくと見慣れた金沢の街にいる。不可解な思いで自宅へ戻ったぼくを迎えたのは、見知らぬ「姉」。もしやここでは、ぼくは「生まれなかった」人間なのか。世界のすべてと折り合えず、自分に対して臆病。そんな「若さ」の影を描き切る、青春ミステリの金字塔。

(感想)

米澤先生の実験作みたいな印象を受けたが、読み終わってから、 解説読んで振り返ったら、完成度高いなと考え直しました。

自分が生まれなかった世界に飛ばされ、そこで確認された出来事を繋げていくと、最終的に主人公のリョウが自分の価値に気づくというのは残語でした。最後の結末は様々な解釈ができて、読者に委ねる形なのは見事。


この作品を読んだら自分の価値とか嫌というほど考えてしまう。でも、そんな時間も必要なのかもしれない。