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コールミー・バイ・ノーネーム

コールミー・バイ・ノーネーム (星海社FICTIONS シ 10-1)


ゴミ捨て場に捨てられていた古橋琴葉を世次愛が見つけ、強烈に惹かれ合うところから始まる百合ミステリー。


友達になるために愛は琴葉の本当の名前を見つける日々が始まる。その日常は今まで感じたことがないもので、恋人関係、好き、愛など不確定で宙ぶらりんなことを証明していくことになる。なんだかんだで愛は流れるまま、話が進んでしまうが、琴葉の拗らせが物語を動かしていて、良い感じに迷走していました。


名前当てのヒントは終盤に出しすぎなように思う。自分でも分かるくらいだった。



ただ、愛と琴葉の過ごした日々は互いに救われたようで、最後に報われて良かったです。



味のある作品で、じっくり読むとハマりますね。

青い春を数えて

青い春を数えて


以前から気になっていたので、読めて良かった。

この作者の描く心理描写はたまらないと改めて思う短編集でした。


学生生活をしていると嫌でも周りと比べたり、悩みを抱えてしまう。

今作は女子高生の様々な感情。

臆病、嫉妬、傲慢、個性、不安。

どれも大事な悩み。

そこを短編という制限がかかる中、上手く話に落とし込んでいて、読む手が止まらない。そして、胸に刺さる。


青春って悩まずに通れない道だと思いました。


周りに自分を理解してくれる人がいることがどれほど大切なことか。


よく考えさせられる作品でした。

九度目の一八歳を迎えた君と

九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)


教室が、ひとりになるまでで作者を知り、新作を読みました。


今作は静かにそして、淡々と重い事実浮かび上がってきていて、分かっていいのかと思いつつ、油断していたら本命が襲ってくる感じか。

昔、恋をしていた少女が高校3年生を繰り返しているというのは気になりますね。

真相を探っていくうちに、全貌を知り、切ない気持ちになったかと思いきや、二段構えで、さらにもう一つの真実が見えたとき、救われたように思いました。


ちょっとした伏線が後々に効いてきたり、巧みな構成が光る作品でした。


興味がある人は、気になった人は読んで確かめてほしいです。

ようこそ実力至上主義の教室へ5

ようこそ実力至上主義の教室へ5 (MF文庫J)


体育祭編。


今まで頭を使う頭脳戦が多かったので、はっきりと身体能力がものをいう形で、喜び人、苦しむ人がはっきりしていた。たまには脳筋にも活躍の場を作るのも良いですね。


清隆は動きづらい状況で、最後の最後まで諦観しているのかと思いきや、裏で手を引いていて、一気に状況をひっくり返すとか、かっこよすぎる!流石清隆。


今回、堀北がメイン。心身ともに龍園にぼこぼこにされて、落ちるところまで落ちて、清隆に良いように扱われて、でも頭が冷えて自分の弱さを認める。ここから這い上がる堀北が楽しみです。


軽井沢がさりげなく清隆を名前呼びしてるの萌えますね。着々と清隆に落ちてるなーと。


櫛田は早く潰さないと。



龍園はドヤ顔を何度潰されたら気がすむのか、清隆の下位交換みたいなところが残念なんだよな。

スイレン・グラフティ② もすこしつづく、ナイショの同居

スイレン・グラフティ(2) もすこしつづく、ナイショの同居 (電撃文庫)


真面目な彗花とヤンチャな蓮の微笑ましい、青春物語第2巻。


母に内緒で同居を決める彗花が危ういところにいるように思える。果たして、信頼してもらっている母にバレたら、どうなるか気になります。今巻でバレるのではないかと思ったが、そんなことは無かった。どんな修羅場になるんだろうか。


彗花と蓮が互いに近づいていくことで、起こる衝突。それは互いを知っていくことでは避けられないこと。ぶつかり合いながら仲が深まる2人のくすぐったい距離が作品の魅力ですね。もっともっと2人の仲が近く、深くなっていくのを見ていたいですね。


百合というか女子の友情って眺めてると尊いです。

medium 霊媒探偵 城塚翡翠

medium 霊媒探偵城塚翡翠


相沢先生の最新作。発売前から好評で、読むのが楽しみでした。


推理作家・香月、霊媒探偵・翡翠 

2人が出会い、事件に挑み、解いていく。

作者にしては、ヒロインがおとなしめだと思ったら、やっぱりね。と。

2人が過ごしてきた日常、謎解きは最終話で炸裂する。

探り探り、味わいながら読み進めていて、違和感に思っていたことが繋がっていて、最終話を読んだら、叫び出さずにはいられません!


読み終えたら、凄いものを読んだと思います。


凝りに凝った伏線の張り方。そして、衝撃的な伏線の回収の仕方が素敵でした。



ミステリー好きは読んでほしいです!



城塚翡翠という霊媒探偵に夢中になること間違いなしです!

コップクラフト4 DRAGNET MISAGE RELOADED

コップクラフト4 DRAGNET MIRAGE RELOADED (ガガガ文庫)


中編が一本、ゴドノフの話、ふざけたインタビューが少々、本は薄い。だけど不思議と濃厚に感じるのは描写の仕方が上手いからか。


マトバがティラナを信用していて、あいつなら大丈夫と思っているのが、最初の頃は想像出来ないな。笑

互いに時間を過ごしてきて、距離が近づいているのが言葉で表されると痺れますね。また、元カノ・セシルは踏んだり蹴ったりでした。セシルとマトバの過去も知りたいけど、難しいんだろうな。


入れ替わりという鉄板なネタも見せ方が上手いと堪りませんね。